【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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2009年 マイベストブック
メモ帳に読んだ本だけは書き込んでいたので、なんとかアップします。

今年(2009年)は再読を含めて46冊。
なんといっても、「水滸伝」でしょうね。19冊とボリュームたっぷりだけど週2、3冊ペースで2ヶ月かからず読み終わりました。北方謙三の描き出す男の物語りにドキドキしながら、読み進めたのを今でも思い出します。
それと森見登美彦に出会った年でした。「四畳半神話体系」、「夜は短し歩けよ乙女」どちらも京都を舞台にした物語だけど、どちらも大学生時代に戻ったような感覚にさせてくれる大好きな本となりました。


【2009年 ベスト3】(順不同)
「水滸伝」1~19 北方謙三
本来の水滸伝って、妖術とかも出てきてファンタジー色も強い話なんだけど、北方謙三がキューバ革命のイメージを宋の時代に持ってきて物語を時系列を整理して再構成しているので、現実的な内容になっています。「三国志」好きなら間違いなくハマリます。

「空中庭園」角田光代
ヨメさんが女性の作家を読む影響で読みました。
女性と男性の考え方やモノの見方、感情の違いを突きつけられた作品です。この作品を呼んでもっと女性が書く小説を読まないとと思わせてくれたと思います。この後は、直木賞取った「対岸の彼女」や「八月の蝉」も読みましたが、どちらも興味深く読ませてもらいました。

「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦
2人のすれ違いがとにかくオモチロイ作品です。男は読んだら必ず「黒髪の乙女」に恋をしてしまう(^^; 「先輩」に思いっきり感情移入して読みました。森見ワールドの独特な文章さえ違和感を感じなければ、楽しめます。

【2009年読んだ本 46冊】
読んだ順番に並べました。
特に勧めの本は後ろに★つけてます。

「ナイチンゲールの沈黙」上・下 海堂尊
「僕たちの終末」 機本伸司
「水滸伝」1~19★ 北方謙三
「絶対モテる!「心理話術」」★ 清田予紀
「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎
「ララピポ」 奥田英朗
「三国志読本」 北方謙三
「螺鈿迷宮」上・下 海堂尊
「ジェネラル・ルージュの凱旋」上・下★ 海堂尊
「ドミノ」 恩田陸
「さよならバースディ」 荻原浩
「ノルウェイの森」上・下 村上春樹
「終末のフール」 伊坂幸太郎
「町長選挙」 奥田英朗
「悪夢のエレベーター」 木下半次
「NHKへようこそ」 滝本竜彦
「空中庭園」★ 角田光代
「頭のいい人、悪い人の話し方」樋口
「ヤリヤラズ入門〈でる単〉式着順固定講座」(再読)加納裕一
「ママの狙撃銃」 荻原浩
「最強の競馬論」(再読)森秀行
「鴨川ホルモー」 万城目学
「四畳半神話体系」★ 森見登美彦
「夜は短し歩けよ乙女」★ 森見登美彦

2006年マイベストブックス
2007年マイベストブックス
2008年マイベストブック
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# by borderline-kanu | 2012-07-01 23:01 | 本&コミック
ちょこっと復活
2年6ヶ月ぶり、しれーと更新します(^^;

千葉の松戸に引越してきてから、仕事+育児で1日終わっていたので、相変わらず映画も観れず、サッカーも観れず、楽しみと言えば、息子の成長と通勤時に本読むぐらいでした。
それでも、4月から幼稚園に行くようになり、23時まで起きていた息子が21時までに寝るようになって、少し時間が出来つつあるといった感じです。

ということで、定期的な更新は、まだ難しいけど、月1-2回は更新していけたらと思います。
ただ、ネタがないので、読んだ本の感想になりそう。

とりあえず、2009年と2010年のマイベストブックがまだなんで、今更ですがアップしたいと思います。
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# by borderline-kanu | 2012-06-05 23:29 | 雑記
お知らせ
年明けのあいさつをしたばかりですが、しばらくブログを休止します。

きっかけは転勤による引越し。
今度はだいぶ環境も変わって、仕事も慣れるまでは当分忙しそうなので、ブログも書けそうにないなと。

このブログを書き始めたのが独身の時で、当時は映画鑑賞もブログも好きな時に観たり書いたりしていたけれども、この6年で結婚し子供が生まれ、ブログにかける時間自体が減ってきた。でもせっかく続けてるのだから、たまにでも更新しようという気持ちがどこかにあって、書けない事が逆にストレスになってきたので、思い切って休むことにしました。

でもこのブログはホームグラウンドだと思ってるので、必ず戻ってきます。
1ヶ月か1年か10年かは分りませんが、何食わぬ顔で書き始めるので、よろしくお願い致します。

長い間、記事を読んでくれている方達には本当に感謝しております!
ブログを休止してる間も、皆さんのブログには出没しますので、よろしくです。
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# by borderline-kanu | 2010-01-13 22:12 | 雑記
「わが教え子、ヒトラー」
1944年12月、連合軍の攻勢の前に国家存亡の危機にさらされたナチス・ドイツ。宣伝相のゲッベルスは、新年1月1日にヒトラー総統の大演説によって国民の戦意を劇的に高揚させる起死回生策を思いつくが、肝心のヒトラーは自信を喪失し、引きこもり状態。そこで、彼に全盛期のカリスマ性を取り戻させる困難な任務を託されたのは、かつての名優で、今は強制収容所にいるユダヤ人教授だった…。(Amazon.co.jp)

「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエがヒトラーを指導するグリュンバウム教授を好演しています。彼はこの作品を撮った後に亡くなられていたんですね。まだ54歳、これからも演技を観たい俳優の1人だったので、非常に残念です。

【ネタバレです】

まずオープニングで惹きつけられてしまいます。頭から血を流しながらも、力のこもった目でヒトラーの演説に集まった大観衆を眺める男のアップ映像と「これは実話である。」という字幕。

嬉しのか楽しいのか興味深く周りを眺めるこの男の表情が気になって仕方がなくなります。そして本当に実話なの?という好奇心をくすぐるんですよ。
これはラストシーンを冒頭に持ってきているので、結末が容易に想像がついてしまうのですが、それを上回るインパクトを与えたんじゃないかと思います。

この作品は、シニカルなユーモアに溢れてます。コメディという雰囲気は全くないのだけど、ヒトラーやナチスをこれでもかと滑稽に描いているんですよね。

執務室に篭ってグリュンバウム教授と2人で演説のトレーニングを行なうのですが、ヒトラーは殴られて気絶し、犬のように吠え、子供の頃に父親から受けた虐待を語りだす。そしてナチスの親衛隊は、命令を実行するために数え切れないぐらい書類にスタンプを押さなければならない。鸚鵡返しのように「ハイル・ヒトラー」を繰り返し、ベルリンは空爆で廃墟になっているのに映画のセットのようにハリボテを立て、パレードを行なう。

こういった笑いがこみ上げてくるシーンも多々あるのですが、教授がユダヤ人であるがゆえに、ヒトラーに対する憎しみを内に秘めている。監督もユダヤ人ということで、単なるコメディで終わらせないという思いが伝わってきました。

2009年11月29日(日) DVD
わが教え子、ヒトラー@ぴあ映画生活
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# by borderline-kanu | 2010-01-13 21:58 | 映画レビュー
2010年もよろしくお願いします。
2010年最初の食事がコンビニのサンドイッチだったカヌです。

高速1000円の関係で、元旦に大阪に帰省してきました。もっと混むかと思ってましたが、往復とも空いていたのでラッキーでしたよ。

ところで、話しは全く変わるのですが、転勤が決まりました。
今まで初めての勤務地ばかりでしたが、今回は2回目の東京です。住むのは千葉の松戸なんですけどね(^^; 1月16~17日で引越しします。

だから正月休みは、掃除しながら、普段使わないものはどんどん箱詰めしていました。それと本や服、ゴルフ用品とか使わないものはブックオフや古着屋に売りに行ったりと、引越しのための休みになってましたよ。

ただでさえ、なかなか更新できないのですが、引越し前後は音信不通になる予定(^^; それでも復活しますので、よろしくお願いします。
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# by borderline-kanu | 2010-01-03 22:21 | 雑記
今年も1年ありがとうございました。
今年もあっという間の大晦日。
29日から休みだったのですが、子供が風邪気味でずっと鼻水が止まらないのがやっと治ったと思いきや、ヨメさん、私と風邪を引いてしまいました。2人とも風邪薬を飲みながら、マット君が昼寝をしてる隙に大掃除をし、買出しに出掛けたりで、休みの半分がいつの間にか過ぎ去ってしまいました…

明日は大阪の実家へ行ってきます。
昨日今日と例年ほど渋滞になってないらしいので、割引が始まる明日は混むんでしょうか?私も元旦からと聞いて、帰る日を変更したので、みんな同じなのかも(^^;

来年もゆるゆると更新していきますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m
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# by borderline-kanu | 2009-12-31 22:11 | 雑記
M‐1グランプリ2009
今更ですが感想です。
今年は敗者復活戦を中継すると聞いて、楽しみにしていたんですが、民放の方ではダイジェストだけだったのは、がっかりです。
寒い中でやってるというのは十分伝わってきましたが、改善の余地は十分あるんじゃないかと思います。個人的には敗者復活よりも決勝に進めなかったコンビの準決勝が観たい!

ラストイヤーの笑い飯。
1本目のネタは決勝での全ての中で一番面白かったのは間違いない。でも2本目がチンポジ言い過ぎ(^^;
ネタ順を逆にしたら残れなかったかもしれないし、ここぞという時の爆発力は素晴らしいのですが、今回は総合力で1枚落ちてしまいました。個人的には取って欲しいという気持ちがありましたが、残念です。ただ優勝したとしても、彼らの露出が大幅に増えるかというと微妙な気もするんですが(^^;

優勝はパンクブーブー。
実は昨年、敗者復活からの4番手評価という無謀な予想をしたぐらい、当時から漫才は面白かったです。ただ地味すぎるので、どうかと思ってましたが、2本トータルでは優勝に相応しいパフォーマンスを発揮してくれましたね。ボケとツッコミのバランスが一番良かった。M1優勝するには、ツッコミの腕がないとなかなか難しいと思う。チュートリアルの福田は…

敗者復活のNONSTYLE。
今年はツッコミ→ボケ→自虐は封印して、よりスピード感のあるネタでした。
最終的に1票も入りませんでしたが、2本とも安定して面白かったです。今年1年で特に石田はフリートーク頑張っていたと思います。

その他
南海キャンディーズ、コント風のネタなので得点は伸びませんでしたが、個人的には好きです。前回出たとき(3年前?)がボロボロだったから、よくここまで巻き返したと思う。山里は顔や趣味で損はしてるけど、若手では抜群に上手い。

モンスターエンジン、キングオブコントも決勝、M1も2年連続で決勝と地力のあるのは十分証明した。ただ今回のネタは、M1用にと普通の漫才になってしまったのが彼らの個性を薄くした気がする。ツッコミのバリエーションが増えないと今後も厳しい。
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# by borderline-kanu | 2009-12-27 16:54 | 雑記
「四畳半神話大系」 森見登美彦 文庫本
「鴨川ホルモー」繋がりという訳ではないのだけれども、こちらも京都を舞台とした作品が続きました。

勝手なイメージで作者の作品を女性向きと思ってました。でも少し文学的といいますか癖のある文体にはまってしまったんですよね。森見登美彦は今年最大の発見といってもいいぐらいです。すでに人気作家なんで、今頃と言われるかも知れませんが(^^;
 
古くて汚い四畳半に住む大学生を描く4つの短編。
ファンタジーというスパイスをたっぷり効かせた、パラレルワールドになっています。主人公が夢のキャンパスライフを得るためにサークルに入るのですが、4つ選んだどのサークルに入っても、2年後には結局は同じ結末になる。登場人物も同じで、同じような出来事が起こるのに、どの話も読み応えがあります。しかも少しずつリンクしていて、違う話で前の物語の裏が分かるような仕組みになってるんですよね。作者の頭のよさが、読んでいて分かります。

1話目を読んだときは、そんな仕掛けになってるとは思ってもなかったので、2話目の導入部分が、1話目と2ページぐらい全く同じなんですよ(^^; これデジャブと思いながら、誰もが1話目の最初を読み返してしまうと思います。

1話目の映画サークル「みそぎ」で主人公と悪友の小津が、2人で作ったへんてこな自主制作映画4つがあるのですが、4話目になって、それぞれの短編の内容と同じだと気づいた(遅い?)時は、またも読み返してしまいました(^^;

この作品、フジアニメになるようで、こちらも楽しみです。
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# by borderline-kanu | 2009-12-23 09:16
「空中庭園」
原作は読みました。心が晴れることはないのだけど、人物描写が生々しくて印象に残る作品でしたので、映像化でどうなるか楽しみでした。原作は家族それぞれの視点での独白が多かったのですが、映画は絵里子(小泉今日子)が中心に組み立てられています。

「家族で秘密を作らない。」というルールのもと、理想的な家族を作ってきた絵里子には誰にも言えない秘密があった。しかも家族もそれぞれが秘密を抱えていた。

【ネタバレです】
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オープニングで家族が出かけた後、グーグルのストリートビューのように街の様子を道路からの目線でカメラが映し出すシーンがありました。画面を揺らしたり、回してみたり、気分が悪くなった頃にやっとタイトルが現れるんですよ。正直先が思いやられました…

他にも、絵里子が母親を殺したいという気持ちを表現する心象風景や、ラストの血の雨とか無駄に長くて、非常にテンポが悪いんですよね。映像になるとこうなってしまうかもしれないのですが、なんだかホラーちっくでした(^^;

逆に良かったのは、夫の愛人であり息子の家庭教師(ソニン)と絵里子の母親(大楠道代)の誕生日会での絵里子の本音が吐き出るシーン。これは原作では、夫の愛人視点での話で、ここまでぶっ壊さなかったのですが、もう1人の愛人(永作博美)からかかってくる電話を母親が取ったり、絵里子が母親に対して死んでくれと言ったりと、家族が崩壊しても仕方がないぐらいの弾けっぷりでした(^^;

表面だけ取り繕っても、心の底に溜まってる膿を出し切らないと、上手くはいかないと考えれば、これは家族の再生に向けて必然だったのかも。

娘(鈴木杏)がパパ(板尾創路)にママを愛しているかと尋ねるシーンがあります。「若かった時の夢を捨て、今の仕事にしがみつき、ちっぽけな団地の中で家族を支えるなんてのは、愛がなければできない。」 誰でも多かれ少なかれ、自分を犠牲にしないと、家族が成り立たないということを端的に表したセリフやったなと思います。

そしてラスト。夜になっても誰も帰ってこない部屋で待つ絵里子。母親から電話がかかってくる。「誕生日おめでとう。今日のうちに電話がしたくて…」 絵里子は今日が自分の誕生日ということを忘れていた。
他の家族も誕生日のプレゼントを持って帰ってくる。彼女が目指したのは「秘密を作らない」ということ。でも自分の誕生日を忘れていた彼女に対する嬉しい秘密だったんですよね。理想的な家族とは何なのか、そもそも理想的な家族なんてあるのか、そんなことを考えてしまいました(^^;

2009年11月28日(土)DVD
空中庭園@ぴあ映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-12-18 23:15 | 映画レビュー
「フィッシュストーリー」
TUTAYAに行くと、伊坂作品の新作が3品、どれにしようか悩みましたが、唯一原作を読んでいないこの作品を選んだ。「アヒルと鴨のコインロッカー」を見事に映像化した中村義洋監督作というのも決め手になりました。

「フィッシュストーリー」って、ほら話って意味だったんですね。映画の登場人物と一緒に驚いてしまいました。「僕の孤独が魚だったら・・・」ちょっと変な歌詞だし、私も魚関連の話?って思ってましたよ(^^; 

【ネタバレです】
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逆鱗というバンドのアルバムに入っている1曲である「フィッシュストーリー」、全くのオリジナル曲で、劇中何度も流れるのですが、本当に映画にマッチしていました。

小説の中での音楽というのは読む人の想像で自分の好みに変えられるけど、映像になってしまえば、そうもいかない。観客を満足させるのって、意外と難しいと思うのですが、私は原作を読む前に観たというのもあって、斉藤和義プロデュースのこの曲は良かったと思います。

特にレコーディングシーンではフルコーラス歌ってたんですが、彼らの歯がゆさと歌えることの嬉しさが伝わってきましたよ。曲中の無音部分が物語のポイントの1つで、レコーディングで明かされます。独断でヴォーカルが語りを入れたのがNGとなり、取り直さずに無音にするのですが、バンドメンバー全員の気持ちを代弁する言葉に思わず熱い気持ちが込上げてきます。

レコード屋の話(2012年)、気弱な青年の話(1982年)、シージャックの話(2009年)は、この曲と関連があります。(かなり繋がりが薄い話もありますが。)肝心の隕石墜落(2012年)は、さらに微妙な気もしますね(^^; どこかに曲が出てきて欲しかったなぁ。

それでも、壮大なほら話としては、十分楽しめました。全ての話が繋がり、ラスト5分でダイジェストで流されるのですが、ここは爽快としか言い様がないですね!ストーリーもジャンルも全く違いますが、「アイデンティティー」のラストを思い出しました。

2009年11月23日(日)DVD
フィッシュストーリー@映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-12-12 14:48 | 映画レビュー