この邦題なんかパッとせえへんなぁという印象で、見終わってもそれは変わらないけれども、中身にフィットしてる良い題名だと感じた。
30歳以下の女の子としか付き合わない60男(ジャック・ニコルソン)と劇作家でバツ1の50女(ダイアン・キートン)中心に、独身で医者の30男(キアヌ・リーブス)が絡んでくる大人のラブストーリー。
【ネタバレです】
とにかく、ダイアン・キートンとジャック・ニコルソンの会話が楽しい。喜怒哀楽、二人の表情がとても豊かで恋するワクワクした気持ちがストレートに伝わってきます。
初めてベットインした後の二人とも泣き出してしまうシーンは笑えるんだけど同じ立場なら涙出るんやろうなと思いましたわ。その後のダイアンの変貌ぶりも芝居かかってはいるけど、面白い。
この年代ならではの小道具、メガネネタは最高!救急車で運ばれた後の病院でのシーン、ジャックがどんどん慣れてくるのもお約束だけど楽しい。
別れた間の、6ヶ月間のエピソードは、「ハイ・フィデリティ」みたいに今までに付き合った彼女になんで別れたかを聞きにいくというもの。自分の気持ちに素直に行動できるようになるかということを気付くのに、もうちょっと違う方法はなかったもんかいな。
「俺がキアヌなら、医者で金もあって、モテモテやのに、なんでわざわざ・・・」ってこの映画見た男は、絶対思ってる、間違いない(^^;
過去の鑑賞作を掲載しています。
2004年4月2日(金) シネマ大門