【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「モンスター」
以前、「テッド・バンディ」という実在の連続殺人鬼の映画(多分日本未公開)を見たんだけど、女の子がレイプされ殺されるシーンが次から次へ垂れ流されてるだけの気分悪い映画だった。それに対して、この作品は、アイリーン・ウォーノス(シャーリーズ・セロン)が次第に追い込まれて連続殺人を犯してしまう様が、痛々しいほどせつなく、彼女の目線で描かれている。

【ネタバレです】
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手元の5ドルを使ったら死のうとたまたま入ったゲイバーでセルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会ってしまった。それまでの彼女の人生は肉親や知人から性的暴力を受け、13歳から娼婦として働き生計を立ててきた。今まで娼婦としてしか見られて来なかったのが、1人の女性としてセルビーから認められたことが死を思いとどまらせた。

何が怖いって、セルビーが一番恐ろしい。
最初は何も解かってなかったのかもしれないが、アイリーンが1人目の殺人を告白した後、娼婦で稼げないほどのお金を持ってきたら、薄々気付いてるはず。(劇中では知らなかったと言ってる)自分は巻き込まれたと思っているが、アイリーンの方がある意味被害者といってもよいぐらい。2人目以降の殺人はセルビーを失いたくないがため、最後の希望だったんだね。実際にセルビー(本名タイラ)には映画化によって相当な額の金が転がり込むことになっているそうです(>_<)

この映画、やはりシャーリーズ・セロンが演じてなければここまで注目されることはなかったのは間違いない。体重を増やしたり、特殊な歯型を入れぶさいくメイクだけでなく、歩き方や仕草からも全くシャーリーズ・セロンを想像できない徹底ぶりには役者根性を見せつけられた。でもキレイな人がブサイクになるのは、反則やね(^^;私の役を取るなぁと言ってる女優が絶対いるでしょう。

公式HPのストーリーは完全に最後までネタバレですので未見の方は気をつけてください。この作品は実話でもあり、どちらかと言うとストーリーよりアイリーンの生き方を感じる作品だとは思うのですが、いくらなんでも興ざめです。見終わった後の復習にはちょうど良かったけどね(^^;

「シリアル・キラー アイリーン」
アイリーン・ウォーノスの逮捕から2002年10月9日の死刑執行までを追ったドキュメンタリー。死刑執行前日に行われたアイリーンへの“人生最期のインタビュー”や自供のきっかけとなった恋人タイラとの盗聴電話記録など、貴重な映像満載!
というのも11月3日に発売されるので、是非(レンタルで)見てみたい。

2004年10月16日(土) 梅田ガーデンシネマ
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by borderline-kanu | 2004-10-20 18:16 | 映画レビュー
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