クァク・ジェヨン監督もチョン・ジヒョンも大好きですが、
これは調子乗りすぎでしょう、監督。
「猟奇的な彼女」ですっかり韓国映画にはまった私としては、今年1番の待ちに待った1本だったのですが・・・
正義感が強く、男勝りなギョンジン巡査(チョン・ジヒョン)と高校教師ミョンウ(チャン・ヒョク)の出会いの場面は良かったけど、そこからのエピソードが細切れすぎて、つながりが悪過ぎる。個々のエピソードはそれぞれ面白いのにもったいない。
この映画が致命的なのは、お互いに好きになっていく場面が実はないこと。ここにもっと時間とっていかないと、後半に盛り上げるシーンが無理やりに思えてしまう。個人的には、ギョンジンが飛び降りた時に、手の形したアドバルーンで救われるシーンを見て、ラブコメではなく、ファンタジーなんだなと、ここで見る気が半減でしたね。
「猟奇的な彼女」を見て、涙ボロボロだったので、タオル生地のちょっと大きめハンカチまで持っていったのに、泣けなかったなぁ。ギョンジンのせつない思いはいいんだけどね。
最後にキョヌが出てきたのは笑った。ちょっと太ってない(^^)
ここは監督のお遊びなんだろうけど、前作に頼ってるようであまり好きになれなかった。
チョン・ジヒョン見れたこと以外に見るべきものはなかった。チャン・ヒョクも死ぬまでは良かったんだけど、復活した時の顔が見栄晴に見えて仕方なかったんだよね。