そもそも「ピーターパン」には、あまり興味なくて、昨年上映した実写版も見ませんでした。それに榊原郁江が飛んでるシーンしか思いつかなかったので、パスのつもりでしたが、ブログ巡回してると見られた人の評価が高いので予定変更しました。
「ピーター・パン」を生み出したジェームズ・バリ(ジョニー・ディップ)と、誕生のきっかけとなった、シルヴィア(ケイト・ウィンスレット)とその子供たちとの交流の物語。
自分では、子供の頃と変わらない気持ちも残ってると思っていたけど、仕事やなんやで、現実的なことに直面していると、心の余裕がなくなってしまっている。私は映画を見ることは、リセットする一つの手段ですが、この作品見逃さずに良かったと心底思いました。自分の中の忘れてはいけない部分を確認できました。
【ネタバレです】
そんな顔で俺を見るのは、ピーターかアイフルのくぅーちゃんぐらいだよ。
ラスト、シルヴィアの家での芝居の上演シーンで、妖精信じれますか、信じていれば、拍手してくださいと言ったら、真っ先にシルヴィアの母が手を叩いた。この瞬間、涙が溢れてしまいました。
妖精の光=シルヴィアの命、彼女が病気を克服すると信じての拍手だったに違いない。それまでバリにきつく当たっていた、母の気持ちが解けた瞬間でもあったと思う。ネバーランドに行ったシルヴィア=天国に召されたということが、ラストの葬儀ではっきりして、ファンタージーで終わらせなかったのも良かった。
ダスティー・ホフマン、エンドロールのキャスト見るまで気付かなかったよ~
2005年1月23日(日) 三番街シネマ
ネバーランド@映画生活