オスカー(ウィル・スミス)は、鯨の舌掃除をやってるが、上昇志向の強い小さな魚。サメのドン・リノ(ロバート・デ・ニーロ)の息子レニー(ジャック・ブラック)は、ベジタリアンで魚一匹殺せない。そんな2匹が、レニーの兄フランキーが錨に刺さって死んでしまったことをきっかけに出会い、奇妙な友情が生まれていく。
声優陣の豪華なことといったら、オーシャンズ12にも負けていない。このほかにもオスカーのことが好きなアンジー(レニー・ゼルウィガー)、オスカーを誘惑するローラ(アンジェリーナ・ジョリー)、オスカーの働いてる会社の社長サイクス(マーティン・スコセッシ)と実写では集められない面々です。それぞれのキャラも声優に擬人化してるので非常に判りやすい。ジャック・ブラックはちと印象とは違うかな。
ドン・リノなんてゴッドファーザーまんま(^^)そういったこともあって、大人向けの雰囲気ですが、ストーリーは単純お子様向け。大人が見ても子供が見てもソコソコ楽しめるかもしれないけど、平均点の映画じゃないかな。私の場合はウィル・スミスがあまり好きじゃないので、彼そのままのオスカーも「いちびり」(これは方言?)なだけで好きになれなかった。
ピクサーの
「ファインディング・ニモ」に対抗して作られたらしいですが、圧倒的に「ファインディング・ニモ」の勝ちですね。海中のシーンも良くできてるけど2度目だと驚きも少なかったし、声優陣に頼りすぎた感じがしました。
2005年3月9日(水) 梅田ブルク7
シャーク・テイル@映画生活