親の遺産を継いで若くして大富豪になったハワード・ヒューズの波乱に満ちた人生を描いた伝記。3時間は長いと思って敬遠してたのですが、それでも人生半ばまでしか描ききれなかった、もう少しカットして晩年まで見たかった。
【ネタバレです】 ↓ずっと眉間にシワが・・・柳葉敏郎かい!
ハワード・ヒューズの波乱万丈の人生は面白い!でもあまりにも現実離れしてて、小市民の私にはついていけません(^^; 映画をつくること、飛行機をつくること、どっちも趣味レベルでできることじゃないんだけど、彼は余りある財産を使ってそれを実現する。もちろんビジネスマンとしても優秀な人物なのだろうけど、
初めから金持ちなんだから、いいんじゃないの、と結構冷静に見てたなぁ。
それと人生色々ありすぎて、山場があるようでなくて、悪くないんだけどまとまりのなさを感じました。
もう一つ、石鹸で一生懸命手を洗うシーン見てるとこっちがイライラしてくる、変かな(^^;
ニコラス・ケイジが潔癖性の詐欺師を演じる「マッチスティックマン」も話自体は好きなんだけど、神経質になるシーンはダメでした。
ケイト・ブランシェットは存在感ありましたね。でも家の中などのメイクしてないシーンで頬の大きなシミが気になりました。キャサリン・ヘップバーンの役をやってるので、あまり見たくなかったなぁ。演技とは全く関係ないのですが、仕事柄、どうしても目が行ってしまいました(^^;
公聴会のシーンは見応えありましたね。裁判モノとか好きなので、形勢逆点するとこなんかは判っていても楽しめます。ただ上院議員の方が突っ込まれたら返せないのが多すぎる!もう少しああ言えばこう言う的なやり取りがあって欲しかったなぁ。
2005年4月29日(金) 梅田ブルク7
アビエイター@映画生活