大阪では4月28日、29日の2日間、しかもレイトショーだけの上映でしたが、どうしても見たくて行って来ました。この時間にしては8割がた埋まってましたよ。と言っても100人ほどの劇場ですけどね。
この劇場、傾斜があまり無い代わりに、席はちゃんと交互になっていて、普段は見やすいのですが、前から3列目に座ったら、前の女性の座高が異様に高い・・・ おかげで字幕見るため首曲げないといけなくて、疲れていたから途中でつらかった。
↑真ん中が本物のアルベルト・グラナード80歳越えてます!
チェ・ゲバラがまだ学生だった頃、人生の大きな機転となった南米大陸縦断旅行を描いた
「モーターサイクル・ダイアリーズ」 のメイキングと思っていたのですが、なんと主役はゲバラと共に旅をした
アルベルト・グラナード本人!
「モーターサイクル・ダイアリーズ」のラストにも本人役で出演していたんだけど、なんとこの作品の撮影にずっと帯同。それは50年以上の時を経て、あの頃に戻れる懐かしい旅になった。アルベルトは幸せモンやなぁ。
このおじいちゃんがまた元気なんだな。当時のエピソードを彼が語るシーンは本当に楽しそう。この実体験からの助言が「モーターサイクル・ダイアリーズ」に影響を与えたのが良く判りまする。単なるメイキングではなく、リアルな南米大陸の現実を見れる作品になった。
あと印象に残ってるのが、ガエル・ガルシア・ベルナルが子供の頃、ゲバラをヒーローとして育ったと語るシーン。ゲバラの中南米での影響力が大きいことをあらためて感じました。
2005年4月29日(金) 梅田ガーデンシネマ