土曜日にいわゆる大阪ダービーってやつを見てきました。前回万博であった時は、大黒のハットトリックなどで7-1の圧勝でした。ただ今年のセレッソは一味違って、失点が少なく8試合負けなし、お互い好調なのも手伝って、
長居には4万人以上入りました!関西でこんなに入ることないんじゃないですか?正直言ってガンバサポとしては悔しかったなぁ、万博はアクセス悪いのもあるけど、本当に人が入らないからね。
大黒に始まって大黒に終わるゲーム。
先週のグランパス戦は得点こそ取れなかったものの3アシスト、その好調さを持続してきてくれました。大黒が1トップになるのでボールに触れない時間帯が長く続く時もあるんだけど、少ないチャンスにも前を向いてゴールをもらおうとする姿勢は素晴らしい。またボールコントロールが上手いので、シュートだけじゃなく点につながるパスを出せるのも大きな魅力です。
1点目はシジクレイがこの日初めて前目にドリブルで上がってきて、大黒へスルーパス。これを落ち着いて決めて先制。3点目はアラウージョのゴールも、セレッソのセットプレーからガンバがカウンター。大黒がドリブルで持ち込み、交代した前田に縦パス、ゴール前自分で打ってもいいんじゃないかと思ってけど、左サイドに一緒に上がってきてたアラウージョにパスし難なく決める。
前節の前田の1万ゴールの時もだけど、カウンターの時はフェルナンジーニョより前田の方が球離れが良くて、速さがある。今までガンバはあまりカウンターが上手くなかった。それは外国人の2人がテクニックがある分、ボールを持ちすぎるきらいがあるから。でも視野の広い大黒を基点にスピードのあるアラウージョ、前田を走らせるパターンは、強い相手と戦う時には武器になると思う。これを偶然の産物にするんじゃなくて、カウンターの時はまず大黒にボールを預けることをチームの約束事にして欲しい。
最後の4点目は後半ロスタイム。2度ほどシュート打っても決まらず、それでもなんとかボールをつないで二川がゴール前に上げたボールをジャンピングボレーで大黒が決める。日本人でこれだけ決定力があるのは、得点王取った時の高原ぐらいじゃない?代表スタメンで出してくれ、ジーコ監督。
セレッソは西澤がキレキレで2得点。
1点目はゴール前でトラップして右に流れて、ペナルティエリアの外からシュート。これが目が覚めるような弾丸シュート。ミドルからボールを抑えてあのスピードのシュートは日本人ではあまりない。西澤を褒めるしかないなぁ。2点目は宮本のトラップミスでこぼれたボールをそのままボレーシュート。普通焦ってジャストミートしないことも多いんだけど良いシュートでした。今日の西澤の調子が続けば代表も夢じゃないと思います。
ダービーを2-4でガンバが勝ったことは大喜びなのですが、課題は守備。
宮本3バックのセンター、シジクレイボランチの体制で数試合行なってますが、ここまで来て、まだ無失点試合がない。見てるほうは最低3点ぐらい取らないと勝てる気がしないんだよ。守備のことを考えるとシジクレイが3バック真ん中が一番しっくり来るんだけど、ガンバの顔をそう簡単には外せない葛藤が監督にもあると思う。でも攻撃力あるチームとやる時は考えた方が良いんじゃないか。それに右サイドの橋本を本職のボランチに回せるのも大きいので。
これで7月までリーグ戦は中断。ここまでは鹿島の独走だけど、この休みで流れを変えたいところだ。
カーネルおじさんがセレッソサポになってました(^^; 携帯で取ったのできれいじゃないですね。