【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」
映画のジャンルは全く違いますが、「サイドウェイ」の主人公たちのダメっぷりには共感できても、サム・ビック(ショーン・ペン)には哀れという感情しか出てこなかった。私も営業をしてるので、良心の呵責に苛まれるとまではいかないまでも、これでいいのかと思うことはある。犯罪じゃないですよ、あくまでも仕事のスタンスについてです(^^; 
私も含め大多数の人間が、良いのか悪いのかは別として、仕事ってそういうもんだと順応してる(させられている?)から社会が成り立ってる。理想郷を夢見ても、それを実現するには良心だけでは難しいのが現実なんだということが彼の苦悩を通じて伝わってくる作品でした。

サム・ビックは別居している家族との関係を取り戻そうと、家具屋のセールスマンになる。しかし、不器用で潔癖な性格の彼の成績はあがらない。自分自身もセールスマンに向かないことは承知しながら、職を変えることも自分を変えることも出来ず、どんどん追い詰められていく。それが「世界一の商売人」ニクソン大統領への恨みと変わっていく。

複雑な政治背景があるのではなく、繊細で純粋すぎるから社会に適応できない1人の男の物語。ショーン・ペンがこの役をやりたいといっただけあって、彼の演技ににつきます。ショーン・ペンは「アイ・アム・サム」の身障者の役でも見事に演じきれるのは判っていても、もどかしくなるぐらい要領悪さと、ハイジャックをする時の狂気の眼差し、見ていて飽きない役者です。

ラストは計画らしきものはあったけど、いざとなるとそんなのは吹っ飛んでしまって、勢いだけで飛行機を乗っ取ろうとする素人ぽさが、余計に緊張感がありました。

2005年6月7日(火) テアトル梅田 火曜はメンズ1000円day。
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男@映画生活
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by borderline-kanu | 2005-06-18 09:44 | 映画レビュー
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