【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「運命じゃない人」
このチラシの絵どっかで見たことあるなぁと思っていたら、窪之内英策じゃないですか!

彼の最初の作品が『ツルモク独身寮』。私がちょうど高校~大学の頃、登場人物は普通の人たちなんだけど、就職したらあんな風に恋愛できたらいいなぁと思いながら何度も読み返してました。この絵も映画を観終わってから、あらためて見ると実に味わい深い(^^)

脚本がしっかりしていて、無駄がない。
テンポは違うけど、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」を思い出したなぁ。主人公除いて、みんな自分が一番抜け目無いと思ってるんだけど、少しずつズレてるところが面白い。邦画観ない人にこそお勧めの作品です。

婚約破棄された女性、桑田真紀(霧島れいか)。彼女に逃げられたサラリーマン、宮田武(中村靖日)。宮田の幼なじみ&探偵、神田勇介(山中聡)。宮田から逃げた彼女、倉田あゆみ(板谷由香)。何故かヤクザの親分、浅井志信(山下規介)。5人の関係が複雑に絡み合う一夜の物語。

【ストーリーの核心以外でネタバレ】
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「サマータイムマシン・ブルース」は最初の10分ほど、観てるのがイラッとくるぐらい、あえて不自然さを出しているんだけど、こちらは最初の主役・宮田の視点だけで見れば、なんの違和感もない。あえて違和感がない撮り方をしているのが分った時にニヤリとしてしまうのが、やみつきになってくるんです!そうこれでもかって、ニヤリとさせられます(^^;

これはどちらが良いとかではないんだけど、一見普通だからこそ、種明かしされた時の面白さに魅了されてしまいました。このノリはSF研の彼らほどのパワーが無い私には心地よかったりする。

主役が入れ替わることで、今まで分らなかった出来事の裏側が見えてきて、それがつながっていくことで物語全体が徐々に解明されるという贅沢な作りです。

構成の巧みさだけじゃなくて、ちょっとした仕草がコミカルだったり、印象深いのは、探偵神田の数々の名言・迷言集!くよくよしてる宮田に活を入れるんだけど、これがまた面白い!

「電話番号をなめるなよ! 11桁の数字を知ってるかどうかで、
 赤の他人とそうでない人かが決まるんだ。」

「30才超えたら、運命の出会いとか、自然な出会いとか、一切ないから。
 もうクラス替えとか文化祭とかないんだよ。」

ごもっともでございます(^^; 
これ映画だから笑えるけど、自分が宮田でこれ言われたら、凹むなぁ。

2005年9月14日(水) 梅田ガーデンシネマ
運命じゃない人@映画生活
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by borderline-kanu | 2005-09-20 23:19 | 映画レビュー
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