予告編を見たときから、あの笑撃作
「フォーガットン」まんまの展開!意識してるのかと思うぐらい、これで本当に同じパターンなら、笑えるなぁと思ったので確認のために行ってきました(^^;
【おもいっきしネタバレ】
冒頭の亡き旦那を思い出しながらの散歩や、娘がいなくなって探し回るところも「シックスセンス」系の雰囲気がプンプンしますよね。これは狙いなんだろうけど、後半が失速気味でせっかく良いフリなのに残念です。
(犯人の名前は言及してません。)
だいたい、こんなずさんな計画を進めようとする犯人の気持ちが分かりません(^^; 娘を見たという人が、たくさんいたら台無しでしょ。それに乗務員が誰も見てない可能性の方が圧倒的に低いはず。さらにカイル(ジョディ・フォスター)が違う席に移らなかったら、手の出しようがないだろう。逆に言えばよく途中まで上手く行ったなと思うぐらいです。
犯人のカイルは旅客機のことを知ってるから都合がよいとかいう言葉もハイジャック犯に仕立て上げるという意味では良いかもしれないけど、結果的に思いっきり逆効果でしたね。あんなにタフとは誰も想像できないよね(^^; 子供を思う母の強い気持ちと言えば聞こえはいいけど、400人以上の人をパニックに陥れる彼女には素直に共感できない。
ラストで犯人扱いされたアラブ人がカイルのカバンを取ってあげるシーンで何か一言あってもいいんじゃないかと思った。周囲から白い目で見られた上に完全に冤罪やないの。私がアラブ人なら、カイルを訴えますよ!
心霊系や宇宙人系でなかったのはホッとしたけど、サスペンス色を強めるなら、細かい設定に無理がありすぎると乗りきれないですね。
2006年1月29日(日) ナビオTOHOプレックス
フライトプラン@映画生活