【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「SPIRIT」
いくつになっても格闘映画が好きなことを再確認しましたよ~

ジェット・リーがハリウッド進出以降の作品はほぼ観ていまが、言葉の壁もあって、寡黙で武術に秀でた男というのが、「ダニー・ザ・ドッグ」除いては定番になってます。

今作では、そんな顔できるのかってぐらい、笑顔が印象的!憎たらしいまでの不遜な笑顔、子供の前での素の笑顔、邪心のない悟りきった優しい笑顔と場面ごとで違っても、心に残る表情でした。弁髪も似合ってたし、現代劇よりも生き生きしてましたね。

【ネタバレです】
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格闘シーンは最近の彼の作品の中では、質、量ともに満足できるできでした。最後の4人勝ち抜き戦はおまけとしても、矢倉の上での天津一武道会?と秦師匠との屋内での戦いは見応え十分で、体にチカラが入りながら観てました。ワイヤーは使ってるものの、こぶしや蹴りの重みを感じさせます。

オブライアン(ネイサン・ジョーンズ)との身長差は、まさに大人と子供。「柔よく剛を制す。」もしくは、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といった感じで、小気味いい戦いでしたね。

母と娘を殺された後、流れついた山村の風景は、私自身もリセットできそうな気になりました。特に村民が田植えの途中で手を止め、風の息吹を体全体で感じる姿は、心底羨ましかったなぁ。

そして、ラスボス田中安野(中村獅堂)との戦いは、意外な方向に。
このご時世だから、ボコボコにやられるのかと思いましたが、中村獅堂いい人過ぎじゃない?気を使いすぎやと思ってしまいました(^^; 報復の虚しさを体験し、山村で優しさに触れたからこそ、勝つことだけを求めてきたことを自ら否定することができた。(どこまで史実かは微妙ですが。)個人でみれば、変わることはできても国家という単位になると、それがさらに困難になるんですよね。ということで、「ミュンヘン」との2本立てをイスラエルで上映して欲しいもんです。

原田眞人は、「ラスト・サムライ」に引き続き、いや~な日本人でしたね。
しばらくは、海外作品に呼ばれるんじゃないですか(^^;

2006年3月19日(日) 伊丹TOHOプレックス
SPIRIT@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-25 00:27 | 映画レビュー
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