【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「春が来れば」
韓流ブームの亜流ぐらいには乗っていたのですが、最近、韓国映画観るのはめっきり減ったんですよね。でもチェ・ミンシク、ソン・ガンホ、チョン・ジヒョンの作品は観たい、最近はそこにぺ・デゥナも入るな。これはチェ・ミンシクが出てないと見逃していただろうという作品でしたが、ダメ男の再生物語って好きなんです。感情移入昨年の個人的NO.1「サイドウェイ」にも通じるとこもあって、楽しめました!
【ネタバレです】
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淡々と物語が進むのだけど、濃いキャラが多いチェ・ミンシクが、普通の男を演じるというだけで興味津々で飽きない(^^; 春は黄砂の季節とか、素ラーメンにはキムチとか韓国ならではネタも随所にあるが、ヒョヌ(チェ・ミンシク)と母の生活臭ただよう会話がいい!韓国も日本も変らんなぁって思う。

後半、電話のやりとりで「全部やり直したい。」、「これからがスタートなのに何を言ってるの。」というシーンは、母の前では強がっていたヒョヌが心をさらけ出し、それを100%受け止めた母の包容力を感じる会話でした。
この作品を観た数日後、久々に実家に帰ったのですが、その時に私の母が10年近く、人形作りの教室に通っていたことを知った。その日はヨメさんと一緒だったこともあったのか、珍しく作った人形たちを自分から色々と解説しながら見せてくれた。今まで部屋に飾ってあっても、誰かにもらったんだなと聞くこともなかった私は、ちょっと恥ずかしい気持ちになったんですよね。そして、ヒョヌと母の会話を思い出していた。親に対しても、もっと素直にならないとなって。

ヒョヌが炭鉱の町の高校での吹奏楽部の講師をやることになったので、「スクール・オブ・ロック」のようなサクセスストーリーになるかと思ったが、あくまでもメインはヒョヌ自身。吹奏楽部で教え、町の人たちと親交を深めるにつれ、彼の笑顔が柔和になっていくんですよね。そして中盤のクライマックスの炭鉱での雨中の演奏は震えます。炭鉱で働く父が反対するヨンソクに対する粋なはからいと共に、厳しい中で働く労働者に対する応援歌でしたね。

家出したジェイル、友人とヒョヌ、彼女のヨニがあの海岸で出会ってしまうんじゃないかと冷や冷やしてました。ヒョヌが音楽家であることが生きたシーンなのですが、出会う以上に劇的でしたね(^^; 
ラストの桜はヒョヌの気持ちそのままに明るく咲き誇ってました。

最終日のレイトショーで観たので、終わってからパンフ買えなかったよ~

2006年4月13日(金) 梅田ブルク7
春が来れば@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-04-21 01:06 | 映画レビュー
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