【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「ぼくを葬る」
ロマンはどこだ? by 「陽気なギャングが地球を回す」
この作品ではロマン(メルヴィル・プポー)は、死にかけてます。

フランソワ・オゾン監督の作品は「8人の女たち」しか観たことがなく、あまり好みじゃなかったんだけど、評判いいようなので鑑賞してきました。

最近観た、死と向かい合う作品と比べると、「海を飛ぶ夢」ほどドラマティックではなく(実話なんだけど)、「死ぬまでにしたい10のこと」ほどファンタジックでもない。ある意味、一番現実的だとは思う。ただ、余命数ヶ月のカメラマンの話というぐらいしか知らずに観たら、ゲイ映画じゃないですか!ゲイの方を否定するわけでもないんだけど、「ブロークバック・マウンテン」でも書いたように生理的に合わないんですよね。

【ネタバレです】
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31才で余命3ヶ月と言われて、それを家族や恋人に告白できない気持ちはわからなくもない。もうすぐ死ぬという共通点がある祖母にだけ、話したというのも、元気な人にいくら同情されてもこの気持ちは理解してもらえないと思ったのだろう。このあたりは、死に面した時の葛藤をうまく描いてると思います。

「姉の子供を見ていると姉とそっくりだから・・・」と喧嘩になるぐらい、ロマン(メルヴィル・プポー)は子供が嫌い。だけど、これは自分がゲイだから子供を作れないという裏返しだった。

初めて会ったウエイトレスの女性から、声掛けられるとしたら、どんな言葉でしょうか?声掛けられること自体ないのが普通ですが、あったとしても当たり障りのないことだと思います。
しか~し、この映画の中では、「旦那が不妊症だから、変わりにして欲しい。」って!いくらなんでも不自然すぎてついていけません(^^; その時は「子供が嫌いだ。」ということで断るんだけど、結局、やっちゃうんだよ。しかも財産を生まれてくる子供に相続するということまで決めてしまうんだから、本当は自分の子供、すっごく欲しいと思ってたんでしょうね。

死を実感した時、心の整理をすることの大事さというのを訴えたかったのかもしれませんが、リアリティのない物語を作ってまでする必要があったのかと思いました。

2006年5月27日(土) OS名画座
ぼくを葬る@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-05-28 21:42 | 映画レビュー
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