地元ドイツ、コスタリカ降し白星発進
オープニングから点の取り合い。面白いゲームを見せてもらいました!
最終的にはドイツの貫録勝ちといったところですが、コスタリカの少ないチャンスからの2発は、強豪相手のカウンターの有効性をあらためて示したと思います。
バラックがベンチスタート。
2002年の開幕戦、ジダンが欠場したフランスがセネガルに負けた試合が頭をよぎる。
それでなくても地元開催の開幕戦、点が入らないとプレッシャーが厳しくなるところだったが、バラックがいないことを感じさせないほど、ドイツの攻撃は生き生きしてました。
ドイツは終始、ペナルティエリア外からのミドルシュートを打っていたが、その力強さと正確なシュートにはため息がでますよ。相手に当たられても、ふかすこともなく、抑えたいいシュートばかり。日本代表との違いは何だろう(^^;
5バックに近いコスタリカに両サイドが積極的に上がって、ドイツの1点目が、なんと左サイドバックのラーム。狙いすましたように、ポストを叩くゴールが決まる。早めに点が取りたかったドイツは、これでより動きが軽くなるが、そこに落とし穴が。
ドイツはDFラインをかなり高めにしていたが、一瞬の速さのあるワンチョペにオフサイド、ギリギリで抜け出してのシュートで同点。後半のコスタリカ2点目も同じようにDFラインの隙を見逃さず裏に抜けたワンチョペのゴール。ほとんどチャンスがない中、自分たちの形をしっかり持っているチームは、こういう時に恐いですよね。
バラックがいなくても攻撃陣は機能していたが、これで彼が入ったドイツがどう変わるかも楽しみ。それに比べて、DF陣はまだまだ。比較的楽な組み合わせなので、戦いながら後2試合のグループリーグでどう修正していくかが、注目ですね。
ドイツ 4-2 コスタリカ
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2006 ドイツWカップ 観戦記