トリニダード・トバゴ、スウェーデンと引き分け
スウェーデンは前回大会でイングランド、アルゼンチン、ナイジェリアの死のF組を突破。セネガルに延長で敗れたものの、好チームとして印象に残ってる。またイングランドと同じ組に入ったものの、当時の選手も残っていて、ベスト16以上は充分狙える。
ほぼ攻め倒すスウェーデン。FWイブラヒモビッチ、ラーション2人の連携でゴールを何度も驚かすも、GK中心の守りは堅いトリニダード・トバゴ。結局0-0で前半終了。
攻めても攻めても点を取れないと、嫌な雰囲気になるところ、後半すぐ、トリニダード・トバゴのA・ジョンが2枚目のイエローで退場、10人になる。FWを3人にしてこれで点が入るのも時間の問題だと思ったのだが・・・
新しく入ったFWアドバックがことごとくチャンスを潰した。残り15分きって、さらにFWを追加し4人体制。非常にいい形でペナルティエリア内まではボールを運べるのだが、8人で守られて、シュートを打っても誰かの足に弾かれる。
もっとミドルシュートを狙っても良かったんじゃないか。余裕があるから、ゴールに近づけようという気持ちが強かったのかもしれない。勝ち点3を計算していただろうから、スウェーデンに取っては痛い引分け。
トリニダード・トバゴはアフリカかと思ってたら、カリブの島国だったんですね。
スウェーデンの攻撃は枠内シュートも多かったし、決定力不足というより粘り強い守備が上回ったと言ってもいいでしょう。チームのまとまりも良かった。
引分けでもサポーターの反応は好対照。
スウェーデンは敗戦したかのようだが、トリニダード・トバゴはお祭り騒ぎ。
これでパラグアイにもチャンスが広がった。
トリニダード・トバゴ 0-0 スウェーデン
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2006 ドイツWカップ 観戦記