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by borderline-kanu
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「ゲド戦記」
第1回監督作品にしては、ハードルが高い原作だったんじゃないでしょうか?

宮崎駿監督は、今は大衆受けより自分のやりたいようにやってるので、初期の子供も大人も楽しめる作品を吾郎監督が担うんじゃないかと、勝手に思っていました。でも今までの劣勢コピーでしかないです。

観てないのですが「ナルニア国物語」の公開時、「指輪物語」と並ぶファンタジー大作という話を聞いた気がしたので、今回「ゲド戦記」を含めて、世界三大ファンタジーと聞いて、「あっ、増えた。」と思ってしまった。今後も4大、5大ファンタジーになりそうな気がしてるんですが(^^;

【ネタバレです】

今までの宮崎駿監督作品に、多大な影響を与えてきた作品らしいので、似通ってる部分はあるのは仕方ない。ただ長編の3作目を中心にしたことによって、原作を知らない人(私)が見ると登場人物が薄っぺらくて、彼らの気持ちの動きが分からない。しかも過去のいきさつも断片的なので、ゲドの偉大さや、テナーやクモとの関係も漠然としかつかめないのは不満です。

ウキペディアで粗筋読んだだけですが、原作では、アレンは父王を殺してはいないようなんですよね。あえて、そのように代えたのは何故なんだろう。インパクトだけなのか?影に怯えることと=父王を殺すことにはならないように思うのですが。

テルーはドラゴンの化身というのも、唐突すぎて。それなら、親に焼かれる前にドラゴンになれよって思ってしまう。

映像は、王宮の床がよく磨かれていて、人の姿が反射されて写ってるのは、目新しいなと思ったし、ポートタウンの街並みも好きなほうだ。それに比べて、人物の造形が、TVアニメ「未来少年コナン」や「アルプスの少女ハイジ」のようで、のっぺりした顔では緊張感が伝わってこない。

この作品、ヒットしても、監督の評価は厳しいだろう。第2回監督作品が作れるようなら、駿監督が扱わない分野の作品を作った方がいいんじゃないかと思いました。

2006年7月30日(日) 伊丹TOHOプレックス
ゲド戦記@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-08-02 22:14 | 映画レビュー
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