【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「パフューム ~ある人殺しの物語~」
レクター博士のような狂った主人公が活躍する、サスペンス色の強い作品と期待していましたが、思わぬところでトンデモ系の映画に出会えました。ウーロン茶と思って飲んだら、気の抜けたコーラだった感じですかね。変わった映画を観たい方は、必見だと思いますよ。ヨメさんと一緒に観たんですが、2時間は映画の話題で持ちきりでしたから(^^;

2年前にパリに行ったときに、18世紀のパリは土葬だったので、街に死臭が匂っていたという話を聞きました。そういうことも出てくるかと思っていたのですが、魚市場限定になっていたのは残念でした。⇒こんな話。

【ネタバレです】
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18世紀の街並みやベルリン・フィル演奏など、重厚感あるにも関わらず、主人公ジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)はXメンにでもなれそうな超人なんですよ。

孤児院で近づいてきた子供の指を握って、匂いをかいだシーンを観て、ひょっとしてと思ったのですが、彼の存在だけがファンタジーになってた。特に後半シビアになってくるに従って、映画の雰囲気から浮いてる気がしました。街から逃れたローラ(レイチェル・ハード=ウッド)を匂いだけで、あんなに遠くにいる彼女を見つけるなんて、もう笑うしかないでしょう(^^; 

グルヌイユに体臭がないというのは、存在しない人間という意味であるのかなとも思えますよね。ローラの泊まる宿で寝てる犬の側を通っても気づかれないのも、体臭がないというのが伏線なんでしょうか。

ラストは予告編でやっちゃいけないですよね。いつあのシーンが出るんだろうと思っていて、全然来ないから、あれがラストなんやと分かってしまいますからね。それにしても、そんなに凄い香りなら嗅いでみたいって思いました(^^;

パリに戻ってきてからの本当のラストがイマイチ納得できなかったんです。香水を自分で振り掛けたグルヌイユに人が群がった後に、服だけ残るシーンがあまりにも爽やかすぎて。上にも書いたようにグルヌイユ存在しないのか、もしくは、すべて夢か寓話のようだったんだろうかと。
帰りに本屋で原作立ち読みしましたら、群がった人に30等分されて食べられたという話でした!これは映画では無理やな。でもこれが映像化されたら、2重のサプライズだったのに・・・

それにしても全世界で1500万部売れた本とは思えないんだけどなぁ。

2007年3月3日(土) OSシネマズミント神戸
パフューム ~ある人殺しの物語~@映画生活
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by borderline-kanu | 2007-03-04 22:36 | 映画レビュー
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