安心して観れるラブコメです。
「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ監督の作品。前作でダイアン・キートンとジャック・ニコルソン2人の会話が最高に楽しかったんで、期待してました。ホームエクスチェンジという大胆な舞台設定ながらも、ラブストーリー自体はシンプルで、4人の魅力が前面に出ていたと思います。
ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。クリスマス直前になってそれぞれ恋に破れた2人は、『ホーム・エクスチェンジ』をすることに。アマンダはロンドン、アイリスはビバリーヒルズに旅立つが・・・ (シネマトゥデイ)
【ネタバレです】
ケイト・ウィンスレットはガタイがいいので、
「エターナル・サンシャイン」のような風変わりな役なら別ですが、普通の女性のラブストーリーには似合わないんじゃないかと不安もありました。観始めは、やっぱりと思ってたけど、アメリカへ行ってからのはしゃぎっぷりは、キュートでそんな違和感も吹き飛びましたよ。特にダイノジのおおちがエアギター選手権で優勝した曲「Are You Gonna Be My Girl」に合わせて、エアギター弾くとこ最高(^^)
恋人にふられたマイルズ(ジャック・ブラック)にアイリスが、自分の何が悪かったのかと考えてしまうという話はそうそうって共感できました。ヨメさんには、そんなの次行かないとって一蹴されましたが(^^;
ジャック・ブラックは、レンタル店で彼の十八番が出ましたね~
どこかでやってくれるんじゃないかと期待してたんですが、監督も彼の使い方を判ってるな(^^; おまけに「卒業」(でしたよね?)のパッケージを取った後、ダスティン・ホフマンが、「あっ、見つかった。」という顔で出ていたのはお茶目でした。ハリウッドやから、いてもおかしくないんですよね。
最初、グラハム(ジュード・ロウ)がアイリスの兄というのは嘘なんじゃないかと疑ってました。ジュード・ロウって意外とクセのある役が多いし、出会いも唐突過ぎた気がしたんで。それが2児のパパでシャイな一面もある役だったのが、かえって新鮮でしたよ。
キャメロン・ディアスは彼女らしさが出ていて、涙を流したくても出ないというシーンが良かった。アマンダが最初にアイリスの部屋に行ったときは、車が通れないからと、だいぶ手前で降ろされたのに、帰るときは、家の前まで迎えの車が来てたのは、なんで?
2007年3月24日(土) 伊丹TOHOプレックス
ホリデイ@映画生活