久々の映画レビューでございます。
劇場で観れて本当に良かった!
伊丹での上映が1週間伸びたおかげで、何とか間に合いました(^^;
最終週だというのに、シアター1でデカイ画面にサラウンドも良くて、ラッキー!
2時間10分のショータイムを満喫しましたよ。
【ネタバレです】
ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)がステップアップするたびに奇麗になっていくんですよね。最初はすっぴんに近かったけど、しっかりメイクすると見違えるほど、華やかに。それに伴って自信を持って歌ってるように聞こえてきました。
彼女は最初、見た目だけでリードヴォーカルに選ばれたけど、カーティス(ジェイミー・フォックス)の演出で、歌声の軽さが時代に受けた。しかし、結婚後、カーティスに演出のお陰だと、なじられる。その後の決別を告げる曲での迫力は、ディーナという役柄ではなく、ビヨンセ本人の意地みたいなものが、伝わってきましたね。正直、そこまでは割を食ってる感が否めなかったけど、あのソロの曲で挽回できたと思う。
男目線で見れば、エフィー(ジェニファー・ハドソン)には申し訳ないけど、カーティス(ジェイミー・フォックス)の気持ちが移るのも、仕方ないのかなと思ってしまいました(^^; 声量と歌唱力には文句の付け所がないし、嫉妬心を隠し切れない苛立ちは良かったですねぇ。ただミュージカル映画でない作品に出たときに、本当の演技力が試されると思うので、早く次の作品を観てみたいです。
エディ・マーフィーの落ち目の歌手というのが、妙にリアル。でも芸達者なところは観ていて一番楽しかった。ジェイミー・フォックスは、一応主役なんですよね?あのヒゲが貧相に見える(^^;
とにかく最初から最後まで、パワフルな歌声に魅了させられて、元気がもらえた気がします。
2007年4月12日(木) 伊丹TOHOプレックス
ドリームガールズ@映画生活