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「ロスト・イン・トランスレーション」
CM撮影のために来日したボブ(ビル・マーレイ)と夫の仕事についてきたシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)が泊まっているホテルで偶然出会って・・・

何か特別なことが起こるわけではないんです、でも2人の孤独感、寂しさがすごく伝わってきました。何度かあったけど、シャーロットがホテルの窓際に足を抱えて座ってるシーン、後ろに広がる東京の街並みが賑やかな中でまるで大海にポツンと浮かぶ小島のようで孤独感が強調されていて、個人的にも好きなところです。

ボブの方は奥さんからの時差を考えない、たいして急ぎでもないFAX。気が滅入るよねぇ、誰に当たることもできない苛立ちがストレスになっていく。家族がありながら、東京で孤独感を深めていく2人が惹かれていくのは必然でしょう。

私は独身で一人暮らしだから、同じではないですが、転勤が多いので、普段は何も思ってなくても、フトした事で、「なんでここにいるんだろう?」と急に寂しくなることってあります。この2人は最愛の人?がいるのにそういう気持ちになるというのは、東京という街のせいだけじゃなく、もっと深刻なのかもしれませんね。

この映画の東京は好きです。違った価値観、文化を持った旅行者が訪れる街というのは、大なり小なり奇妙に見えるもんだと思います。誇張はしていますが、目くじら立てるほど変だなとは思いませんでした。
お笑い芸人がコントにしたら笑うのに、外国人が映画にしたら批判するのは、ちょっと違うような気がします←上手く伝わってないかも(^^;

ラストシーンは雑踏の中二人の会話は聞き取れないし、字幕も出ない。その後の2人の表情を見れば(特にボブ、シャーロットの顔はあまり憶えてない)出会いは無意味なものではなく、これから2人にとって必要だったに違いないと感じました。

途中少しダレたけど、面白かったです、ただ脚本賞取るほどのものなんですかねぇ。

6月26日(土)  シネマ・アイリス
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by borderline-kanu | 2004-07-03 00:12 | 映画レビュー | Trackback(14) | Comments(6)
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Commented by ももちき at 2005-01-21 12:58 x
脚本賞とるほどのものでしょうかねぇ、に激しく同意しながら読ませていただきました。いい映画ではあるのですが、少し贔屓目も感じましたです。
トラバさせてくださいね。
Commented by borderline-kanu at 2005-01-21 23:45
>ももちきさん 
ももきちじゃないのですね(^^;
アメリカでは、あまりないタイプの作品で、あっちの人より、どちらかと言うと日本人好み(東京だからという訳じゃなく)なんじゃないですかね。ただ中に入っていけなければ全く楽しくない映画だと思うので、賞取れるほどのパワーはなかったんじゃないかなと。

 
Commented by nemo at 2005-06-22 21:45 x
トラバ返し、ありがとうございました。

>「なんでココにいるんだろう?」ってどの人も感じる瞬間があるんですよね。

そんなオーバーに考えるほどことではないかもしれないけど、たまらなく寂しくなって、自分の気持ちを受け止めて欲しいと思うんです。

その経験があるからこそ、この映画に共鳴できたのかもしれません・・・。

いい映画でした・・・。
Commented by borderline-kanu at 2005-06-22 21:59
> nemo さん 
他人事じゃなく見てたから、2人の気持ちがスッーと入ってきましたよ。できれば1人より恋人同士で見たほうが良い映画かもしれませんね。
Commented by 猫姫少佐現品限り at 2006-04-27 00:58 x
こんばんは!
この映画、本国では、日本語に字幕なしだったんですって。
ちょっと想像すると、かなり感情移入できるというか、
疑似体験できるような気がします。
そういう映画、見てみたいです。
Commented by borderline-kanu at 2006-04-27 01:07
>猫姫さん 
へぇ~、そうなんすか!
寂しさ倍増ですね(^^;でも面白そう。
実際に観たら、いらいらしてくるかもしれませんが。
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