【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「ブラザー・フッド」
【ネタバレです】

戦争映画は、苦手というか嫌いなんです。私を嫌いにさせたのは中学生の時に見た「ハンバーガーヒル」というベトナム戦争の映画です。

とにかく両軍の兵士が死にまくって、死体が山ほど丘に積み上がったことからハンバーガーヒルと呼ばれるようになったというような内容だったと思います。
遠い昔の話なんで、今見ればたいした事ないのかもしれませんが、当時はかなりショックを受けたのを憶えています。純真やったんよね(^^;

反戦という意味では、私個人に対しては効果があったと思いますが、戦争映画に対する拒絶感ができたのも確かでした。今から考えれば、戦争って甘っちょろいもんじゃないぞとわからす為にはあれぐらい徹底的にやった方が良いのでしょうね。

そしてこの映画、「プライベート・ライアン」にそっくり、匹敵する、超えたなど比較されてる方が多いようですが、私はもちろん見ていません。
ただ「プライベート・ライアン」がどんな映画かは判った気がします(^^;

戦闘シーンですが、高地、村、市街、雪などバラエティーに富んでいるし、圧倒的迫力だけど、映画全体のバランスからすると多すぎると思う。正視できないシーンも多く、気分が良いものではない。
兵士の言葉で「同朋同士殺しあう程、思想というのは大切なものなのか?」
というのを聞いて、憂鬱な気分になったけど、「もう同じ過ちをしてはいけない。」という監督のメッセージなんだろうなと思いました。

「シュリ」の時にも思ったんだけど、カン・ジュギュ監督は、アクションとラブストーリーを上手くブレンドしていたんですよね。今回もただの戦争映画ではなく、兄弟愛(家族愛)という太い軸を中心にして戦争に巻き込まれる人々の悲劇をよく描けていたと思います。

私はオープニングで穿った見方をしていて、実は弟ジンソク(ウォンビン)が生き残ったのではなく、兄ジンテ(チャン・ドンゴン)が生き残って、ジンソクの名前を使っているのかと思い見ていました(^^;途中はやはりと思いましたが、読みすぎでしたね。

ラストシーンのジンソクの兄への語りには、数十年という思いがこもっていて、思わずホロリときました。

ジンテが無敵モードになっているのは気にならないとは言いませんが、ジンソクへの思いがそれだけ強いということを表していると好意的にとりました。基本的に戦闘シーンはオマケだと思うので。

戦闘シーンは長すぎて好きにはなれませんが、韓国映画の底力を見せつけられたね。

2004年7月6日(火) CINEMA DAIMON
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by borderline-kanu | 2004-07-09 23:03 | 映画レビュー
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