リメイクやったんですね。元の作品はどうなんだか分らないけど、料理は魅力的でしたが、軽い映画でした。
ケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)とニック(アーロン・エッカート)の恋愛パートにしても、ケイトとゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)の交流にしても、あっさりなんですよね。ラブコメと言ってしまえば、それまでだけど、物足りなかったなぁ。
【ネタバレです】
最初にケイトが店から帰ってきて、留守電の確認をした時の、「メッセージは一つもありません。」と字幕に出たのは思わず笑いました(^^; 「一つも」って、ケイトの心境や孤独な環境を表すにはぴったりな訳かもしれません。でも、なるべくフラットな気持ちで観たいから、個人的にはそういうのは好きじゃないです。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは今回はレストランの料理長という設定だけに、料理への情熱は伝わってきました。ただ、厳しさだけしか感じられないので、ニックが彼女の何処に惹かれたかは全く分らなかったよ(^^;
アビゲイル・ブレスリンは
「リトル・ミス・サンシャイン」でも上手いなと思ったけど、今回も子供っぽさと二人への気遣いとか彼女のおかげで映画が締まったと思いました。これからも、ますます注目したいです。
料理がたくさん出てくる映画って、それだけで嬉しくなる!
それに今回は料理がきっかけになるシーンが多い。ゾーイが初めて心を許したのは、ニックがまかない用に作った、バジル入りのミートソース。ケイトとニックが近づいたのは、ニックが作ったティラミス。ケイトがニックを引き止めるために、家まで行って、味見させた特製サフランソース! この映画観て、自分でティラミス作ろうとレシピ検索しましたから~
ストーリーは単純で物足りなかったけど、料理には満足。それとキャサリン・ゼタ・ジョーンズは、やっぱり色っぽい方がいい(^^;
2007年10月7日(日) ワーナー・マイカル・シネマズ高松
幸せのレシピ@映画生活