ミュージカル映画はリスク高いんですよね。受付けないと、急激に眠気が襲ってきますから(^^; 高松に来て、大阪にいる時ほど映画観れないし、迷ったけど、鑑賞して良かったです。劇場で観てこその作品でした!
目覚めとともにトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)歌い出した時は、失敗やったかなとも思いましたが、高校に着く頃には、すっかり彼女のファンになってました(^^; 友達のペニー(アマンダ・バインズ)が細いから、 なおさら大きく見えるボディだけど、顔はとっても整っていて、父親似(クリストファー・ウォーケン)?の天真爛漫なポジティブな性格は観ていて気持ち良いですね。
最初に母親のエドナ(ジョン・トラヴォルタ)を見たときは、断った方が良かったんじゃない?と思いましたが、髪形をトレーシーと同じにすると、結構似てるんですよ、この親子(^^) 「男の気持ちもわかるのよ。」は、お約束的な発言やけど面白かった!
夫婦(クリストファー・ウォーケン&ジョン・トラヴォルタ)でのダンスは、レアモノ映像です。正直言って、これを観るためだけでも映画館に行く価値があるんじゃないですか!笑えるだけでなく、この2人が楽しそうに踊ってる姿は、微笑ましかったですよ。
アメリカの差別問題を扱ってるにも関わらず、あえて深く掘り下げてないのも、この作品では正解やったと思います。トレーシー自身が黒人を差別するどころか、リスペクトしてるから悩む必要がないんですよね(^^;
出演者はみんな芸達者な人たちばかりでしたが、その中でも一番印象的やったのはクイーン・ラティファ。彼女は「シカゴ」でも歌の上手さが目に付きましたけど、この作品でも彼女が歌うとグレードがさらに上がる気がしました。
とにかく、嫌なこと忘れたい時にはぜひこの映画を観に映画館へ。
2007年10月21日(日) ワーナー・マイカル・シネマズ高松
ヘアスプレー@映画生活