ディズニー、禁断の最終兵器。
らしさは残しながら、切れ味が鋭かったなぁ。
これって、今後の方向性を逆に狭くした気もします。セルフパロディやるなら、どんどん過激にならざろうえなだろうし、ディズニーらしい映画を作るのも、もっと工夫が必要になりそう。
まぁ、ピクサーと海賊がいれば安泰か(^^;
【ネタバレです】
字幕版で観てきました。
ディズニーのエッセンスがギュッと詰まったアニメは古臭さを感じましたが、実写シーンを見てあえて狙ったんやなと思いました。
やって来たのがNYというのも、現代的な舞台の象徴ですよね。
ネオンのお城に登っていくジゼル(エイミー・アダムス)や、バスに剣をさして怒られる王子様、リアルミュージカルを始めてしまうあたり、確かにパロディなんだけど、それを通り越して危ない人たちに見えてきますもんね(^^; ジゼルが動物たちを集めて掃除するシーンは、ちょっと怖かったけど、爆笑しました。
おとぎの国から全く違う世界に来たにも関わらず、ジゼルは心が強い。
自分の持っていた常識や生き方が通用しなくても、気にせず彼女らしさを貫いていく。それが、同居しているロバート(パトリック・デンプシー)の影響を少しずつ受けてくることで、王子様との間に何か隙間が開きはじめるのも必然やったんでしょうね。
魔女がドラゴンになるなら、羽つきのにすれば良かったのに(^^;
2008年3月15日(土) ワーナー・マイカル・シネマズ高松
魔法にかけられて@映画生活