久しぶりに観たDVD。TVの画面ながらも、久しぶりに2時間集中して映画観れたのは嬉しかったなぁ。ますます映画館行きたくなってしまいました。
「ボーン・アイデンティティー」、
「ボーン・スプレマシー」では、ずっと地味な顔とかバカぽいとか、散々言ってきました。今回もあまり喋らないいけど、その話す言葉も効果的で、なぜか本当に格好良く見えました。見違えたねぇ、デイモン君(^^; 3部作では珍しく、後になるほどどんどんと良くなってきた作品だと思います。
【ネタバレです】
最初から最後まで見せ場の連続で、手持ちカメラのブレ具合がまた、臨場感を高めてくれます。前作のブレは気分悪くなったんだけど、今回は大丈夫でした。(家で観たからかもしれません。)
どれぐらいリアリティあるのかは判りませんが、この映画の中のCIAの追跡システムは怖いですよね。あらゆる手段を使い、対象者の全ての情報を集め、まるで目の前に敵がいるかのように指揮することができるってのは、私なんかこれ観ただけで、逃げれないって思う(^^; それを知った上で逆手に取るウォータールー駅での逃走劇は手に汗握ってしまいます。
映画での私の好きな格闘シーンの1つに、
「キル・ビルVOL.2」の、トレーラーハウスでのエル・ドライバーとの対決シーンがあります。単に個人の絶対能力の争いではなく、狭い部屋の中で、そこにある小道具をどう使うかによって、勝敗が変わってきます。この作品でも、モロッコのタンジールでは、狭い路地を走り抜けるバイクの臨場感も素晴らしいのですが、狭いアパートでの戦いに心惹かれます。どうせボーンが勝つのが判っていても、ワクワクしてしまうんですよね。
そしてなんと言ってもラストシーン。
川に浮かんでるボーンがTVのニュースを見ていたニッキーの笑みとともに泳ぎ出すところは、鳥肌モノの格好良さでした!ラストが印象的であればあるほど記憶に残る映画になりますよね。できれば、これで終わってくれれば、一番良いのですが4作目も作るそうで、ハードル上げるなぁ(^^;
2008年9月28日(日) DVD
ボーン・アルティメイタム@映画生活