【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「犯人に告ぐ」 文庫
映画は観てないけど、予告編は刷り込まれていたので、主人公の刑事・巻島はトヨエツのイメージそのままで読んでいました。最近、「明日の記憶」、「神様のパズル」、「ゲームの名は誘拐」と未見映画の原作を読むことが多いのですが、これ映画だったらどうするんだろうと、想像しながら読むのも、また楽しい。

幼児の連続殺人事件の犯人バッドマンと巻島のTVを巻き込んでの対決を縦軸に、警察内での足の引っ張り合いや、メディア同士のスクープを巡っての争いと、飽きさせずに物語が進んでいきます。そんな状況の中で冷静にというか、感情を押し殺したように淡々としている巻島は一見主人公としての物足りなさを感じるものの、過去の事件での傷の大きさを感じずにはいられませんでした。
そんな彼の心情を代弁するのが、巻島が足柄署から捜査に呼んだ津田の一言でした。(抜粋)

「人を叩き過ぎちゃあ、いかんのです。叩けば誰でも痛いんですよ。痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ。それは単にその人が我慢してるだけですから。」

ここだけ読むと、そんなの当たり前だと思うかもしれません。
でも、読み続けてこの言葉に行き着いた時、私も含めて結局、人って自分のことしか考えてないんだよなぁと思い知らされました。そう思ってる人が多いからこそ、心に響く言葉だったんじゃないかな。

バッドマンとの対決の行方がどうなるか気になっていたんですが、運に恵まれた感じになっていたのは少し残念です。ただ、劇場型捜査をした結果として偶然ではなく、必然であったとは思いたいですけどね(^^;

本日(11/16)は地上波で、映画が放映されます。映像化するにあたっては、バッドマンとの対決をどう盛り上げるかになってくるような気がするので、原作とどのように違うか、楽しみです。
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by borderline-kanu | 2008-11-16 10:01 | 本&コミック
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