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【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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2008年マイベストブック
例年より、多少少なくなったものの40冊。月平均3冊以上なので悪くないペースだったと思う。

昨年はとにかく長編が多かった。年初に読んだ「沈まぬ太陽」はとても面白いけど、読んでいて何度も心が折れそうになった。実話をベースにした話なので会社の中で主人公と同じ立場にたったらと思うと、気が滅入って仕方ありませんでした。映画化されるようなので、どうなるかは楽しみです。
東野圭吾は、私はあまり合わないみたいです。チョイスが悪いのかもしれないけど、登場人物があまり魅力的に感じないんですよ。何かお勧めがあったら教えてください。
今年はローマ人の続きと北方謙三の「水滸伝」を読もうと思ってるので、相変わらず長編ばかりになりそうかな。

2006年マイベストブックス
2007年マイベストブックス

この中からベスト3を選出!(順不同)

「半島から出でよ」 村上龍
以前借りていたハードブックを上巻途中で新幹線の中に忘れてしまったことがあったんですよね(^^; だから、続きが早く読みたかったんですが、やっと読了。登場人物がやたらと多くて、(特に北朝鮮の人は名前が難しい!)何度も人物紹介を確認しながらでしたが、手に汗握る展開にドキドキしました。本の中の日本にどんどん近づいているようで、ほんとに怖いっす。

「チーム・バチスタの栄光」 海道尊
これは面白い!登場人物のキャラクターは漫画みたいだけど、一気に読ませる魅力に溢れています。ロジカル・モンスター白鳥は反則でしょ(^^;

「ローマ人の物語」昨年読んだの全部 塩野七生
昨年読んだのが、カエサルの出現からローマ帝国誕生までの部分でした。英雄としてのカエサルの魅力がふんだんに描かれています。これは作者の塩野七生さんの思い入れもたっぷりと入ってるようですが、この長大な物語のハイライトであるのは確かだと思います。

個人的には、カエサルの後継者であるアウグストゥスの皇帝としてよりも一流の政治家としてのしたたかさが印象に残った。共和制を取り戻すと宣言しながら、徐々に帝政へ移行準備をする抜かりなさに怖さを憶えました。

【2008年読んだ本 40冊】
読んだ順番に並べました。
特に勧めの本は後ろに★つけてます。

「沈まぬ太陽」アフリカ編上・下 山崎豊子
「ローマ人の物語 勝者の混迷」上・下 塩野七生
「空中ブランコ」★ 奥田英朗
「死神の精度」 伊坂幸太郎
「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前」上・中・下 ★ 塩野七生
「Q&A」 恩田陸
「沈まぬ太陽」おすたか山編 山崎豊子
「沈まぬ太陽」会長室編上・下 山崎豊子
「半島から出でよ」上・下 ★ 村上龍
「チーム・バチスタの栄光」上・下 ★ 海道尊
「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後」上・中・下 ★ 塩野七生
「時効警察」★ 三木聡ほか
「ウェブ時代をゆく」★ 梅田望夫
「犯人に告ぐ」上・下 雫井脩介 
「ゲームの名は誘拐」 東野圭吾
「延長戦に入りました」 奥田英朗 
「インド旅行記2 南インド編」 中谷美紀
「明日の記憶」★ 荻原浩
「神様のパズル」 機本伸司
「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字〈上〉」★  山田真哉
「食い逃げされてもバイトは雇うな なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉」★  山田真哉
「魔王」★ 伊坂幸太郎
「ローマ人の物語 パクス・ロマーナ」上・中・下 ★ 塩野七生
「ウランバーナの森」奥田英朗
「銀河英雄伝説外伝1」 田中芳樹(再)
「銀河英雄伝説外伝2」 田中芳樹(再)
「信長の棺」上・下 加藤廣
by borderline-kanu | 2009-01-27 23:00 | 本&コミック
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