【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「チーム・バチスタの栄光」
原作→ドラマと来て、やっと映画に辿り着きました。
後の祭りですが、できれば映画→原作→ドラマで観たかったかな。ドラマは視聴率アップのため、毎回盛り上げないといけないというのがあるというのは理解できるけど、チームから3人も犯罪者出したら、さすがにまずいでしょ(^^;

少なくともドラマよりは先に映画を観たほうが楽しめると思います。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督であっただけに、期待してたんだけどね。

【犯人以外のネタバレです】
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これは原作を読んだ時にも思ったのですが、この世界観は漫画やアニメにするのが一番だと思う。登場人物のキャラが立ちすぎていて、リアルな映像ではイメージしずらいんですよね。それでも白鳥役をするなら、古田新太。芝居での演技はオーバーアクションなんで、白鳥のハチャメチャさは舞台俳優の方がしっくりくると思う。それに阿部寛やドラマの仲村トオルのようにスマート過ぎないほうが良いです。

ただ主役級なので興行的に考えると、誰にするかというのは限られてくるんでしょうね。それはもう一人の主役田口も一緒で、女性の竹内結子に変えることで映画が華やかになったけれども、田口の一見凡庸に見えても、冷静な観察力と意外と肝が据わってるあたりの懐の深さが見えてこなかったです。最後の謝罪会見は田口が一番輝くシーンだと思うのですが、田口は出ずにあっさり終わってましたしね。

2時間ほどで、収まりきる内容ではないのでピックアップしないといけないのは承知のうえですが、ことごとく原作の良さを消してしまって、普通の作品になってしまった気がします。

先ほど書いた謝罪会見もそうですが、解決に向けて犯人を絞っていく上で肝になる、田口と白鳥コンビによるバチスタチームの面談シーンも非常にあっさりしてました。

医療の問題としては、解剖ができないために本当の死因が解明できないという現実に対して、オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)という方法を提示している。これが犯人を見つける決定打になるんですが、日本ではまだまだ認められてないとのこと。死体をCTスキャンするという一見乱暴な考えかもしれないけど、医療の質を高めていくという見地で考えると普及してもおかしくない。そういった想いが原作からは滲み出ているんですが、映画になると全てが薄味な気がしました。

どうしても原作を先に読むと厳しくなってしまうのですが、観終わった後にあーだこーだと話す分には楽しめたと思います(^^; 「ジェネラル・ルージュの凱旋」も原作が先になりそうなので、映画はDVDかTV待ちです。期待はしないけど楽しみにしておきます。

2009年3月11日(木) TV録画
チーム・バチスタの栄光@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-03-17 23:55 | 映画レビュー
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