「デス・ノート」のスピンオフ作品。「デトロイト・メタル・シティ」を観て、松山ケンイチの成り切り演技が見たいと思い録画していたのを鑑賞。
「デス・ノート」は過剰演技の藤原竜也=夜神月と人を食ったような松山ケンイチ=Lのデスノートを巡る頭脳戦。TVで観ただけなので思い入れがある訳でもないのですが、お互いの裏のかきあいは興味深く、クライマックスに向けての盛り上がりは楽しめました。
自分の死を賭けて夜神月を倒したLの最期の23日間、今までと全く違ったアクティブな姿が見れます。ただ、この方向性は成功だったんでしょうか?外に出ることでイメージのギャップが面白い部分でもあるんだけど、個人的には無理やり外に出て戦うより、頭での戦いを突き詰めて欲しかったかな。
映画館で観る時は監督が誰かぐらいは知った上で観ていますが、TVだとダメですね。スピンオフだから監督も一緒なんだろうと勝手に思い込んでました。なんだかホラー演出が凝っているなぁと思ってたら「リング」の中田秀夫監督作品だったとは(^^;
監督としては決められた設定の中で自分の得意分野を出せたんじゃないかと思いますが、ワクチンに侵されるシーンにあんなに力入れなくてもって思いました。ストーリーは凡庸だから、余計に違和感があったんですけどね。
飛行機の乗客・乗務員はみんな助かったんでしょうか?少なくとも5-10人ぐらいは亡くなったと思ってたんだけど、的場(高嶋政伸)が歩いてタラップから降りてきてましたよね・・・ ウィルスで死の直前まで行ってたのに、そんなにワクチン効果は劇的やったんですかね(^^;
FBI捜査官に見えないナンチャン(南原清隆)、Lと並んだ姿はコントやってるんですか?って感じでした。
2009年5月24日(日) TV録画
L change the WorLd@映画生活