【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「NHKにようこそ!」 滝本竜彦 文庫本
映画も本も観ていませんが、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」の作者による、ひきこもりが主人公の作品。NHK(日本ひきこもり協会)の陰謀で自分はひきこもってるんだと信じ込もうとする俺こと佐藤。日本ひきこもり協会以外にも、日本ひ弱協会やら、日本悲観協会、日本人質交換会など、色々なNHKが出てきます(^^;

つかみはOKだったんだけど、ひきこもってる時の心情には、全く共感できず。
周りの人が自分のことを嘲笑してるように感じるようになって、外に出られなくなるというのは分らなくもないのですが、ひきこもってからは、通販で買える合成ドラッグに手を出したり、エロゲー作りに勤しんだり、その影響でロリコンになったりと現実逃避のみ。

他人から見るとなぜそんなことに拘るのだろうと思ってしまうようなことも、本人にとっては死に値するほど、恥ずかしかったり、辛かったりしている。とにかく脳内で、「このままじゃいけない、でも家から出れない。」と考えがひたすらグルグルと回ってるだけなんですよね。

それでいて女の子と出会ってしまうという、ボーイミーツガール的な要素もあるんだけど、物語は錯綜していきます。しかも彼の女の子(先輩や岬)に対する空回りぷりは痛々しい。

新興宗教の会場に潜入するところなんかは面白かったけど、いつの間にか岬のために色々な場所へ出かけるようになるので、客観的には既にひきこもりではないだろうと思うのですが、彼の意識は相変わらず最初と全く変わってないんですね。

久々にネガティブ全開の感想になってしまった…
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by borderline-kanu | 2009-11-05 21:56 | 本&コミック
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