【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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カテゴリ:映画レビュー( 391 )
「あるスキャンダルの覚え書き」
久しぶりに背筋が寒くなる映画に出会いました。これは本当に面白い!
【ネタバレです】
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事件が起きると近所の人の証言で、「あの人がこんな事件を起こすなんて信じられない。」というようなコメントが出ることが良くありますが、この映画のベテラン教師・バーバラ(ジュディ・デンチ)もまさに、そう言われるタイプの人です。

「バスの運転手に触れられただけで、電気が走った。」というような話があったように、バーバラは相手が女だろうが男だろうが関係ないんだと思います。恋愛の相手というより自分のことを理解してくれる人が欲しい、それが歪んだ愛情に変わっていくんだと思いました。

同性愛的なところがよりスキャンダラスなイメージを湧かせますが、本質は孤独をテーマにした作品です。

シーバ(ケイト・ブランシェット)のことを勝手に自分の待ち望んだ女性だと思い込み、盗み見しては日記に書いていく。これってストーカーそのものなんでしょうが、本人にはその意識が全くない。でも、それが長年、周囲から疎まれてきたことで、孤独な中、妄想することと現実の区別がつかなくなってきたのであれば、あまりにも切ない。本人の元々の性格もあるだろうけど、長年の置かれた環境で変わってくるものも大きいのだと思う。

一方、シーバは家族がありながら、ダウン症の息子のことで不安感を常に持ている。学校の生徒に言い寄られ、関係を持つことで、その時だけは不安が解消したような気になっているんだと思う。彼女も本心を夫に素直に言えず、孤独な気持ちをどこにぶつけたらいいか判らなくなってしまっていた。

自業自得なのはもちろんなんですが、2人の「なんで私のことを判ってくれない!」という気持ちが多少は解る気がするんですよね。

これを映画だからと言うのは簡単だ。
しかし、日本だって今後ますます高齢化が進んでいき、孤独な生活をしいられる人だって増えてくる。また、家庭があっても会話がないとやはり孤独なことには変わりない。そう思うと自分の人生をどう生きるかってことまで考えさせられてしまう作品だと思います。

バーバラの唯一の友達である猫が死んで、葬式に一緒に行くことを強要するあたりからの畳掛ける怒涛の展開は見応えあります。
シーバを追いかけてきたレポーターが、家から出てきたバーバラを「婆さんだ!」というシーンはあまりにも失礼なんだけど、イギリスではあんなもんなんですかね(^^;
ラストで新しい獲物を見つけたバーバラが会話をするシーンは、得体の知れない怖さを感じました。レクター教授のように見えましたもん。

無駄なシーンが一切なく、バーバラの孤独を焙り出すような物語に目が離せませんでした。

2008年5月6日(火) DVD
あるスキャンダルの覚え書き@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-08-17 22:29 | 映画レビュー
「あなたになら言える秘密のこと」
映画を劇場で観ることはしばらく無理だと思ってましたが、DVDさえ観る時間がないとは思ってませんでした。この前も録画していた「千と千尋の神隠し」を夜中にミルクあげながら、4日かけて観終わったぐらいですから(^^: こんな調子なんで、初めて観る映画は、今は控えています。これは、子供が生まれる前に観ていた作品のレビューです。

イサベル・コイシェ監督の「死ぬまでにしたい10のこと」は死をテーマにしながらも、女の子受けする作品だったと思います。同じ調子で気軽に観たら、痛い目に会うのは間違いありません。

【ネタバレです】
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ハンナ(サラ・ポーリー)は謎だらけです。
何故、独りぼっちなのか、補聴器をしないといけないか、自分から電話しても話さないのか、チキンとライスとリンゴだけの食事なのか、唯一判るのは、人を避けているということぐらい。

そんな彼女の変化を表しているのが食事なんですよね。
最初は食事することさえ、面倒とでも言うようなものだったのが、海上油田採掘所でジョゼフ(ティム・ロビンス)の食べ残しを隠れて食べるところは、少し前向きに生きようとしてるのかと思える。また、採掘所から帰ってきてからは、自分で調理したものを弁当にしていたりと、気持ちの変化が見えずらい分、食事という生きていくには不可欠なものに対する彼女の接し方で表現していましたね。

ハンナの告白シーンは、聞けば聞くほど、辛くなりました。
あえて映像がなく彼女の語りだけ、これがかなりシビアなんですよ。映像がある方が、えげつないとは思うんですが、聞いたことを頭の中でイメージする方が、精神的にキツイかったです。
秘密って、色々あるけど恋愛とか家族とかの話だと勝手に想像してたこともあって、ヘビー級でしたね。

根本的なところで納得できないことがありました。
ジョゼフは、友人を自殺に追いやり、助けようとして自身も肉体的にも、精神的も大きな怪我を負った。だからと言って、ハンナの告白を聞き、彼女を助けられる、お互いに必要な存在だと本当に思えるんでしょうか。

ジョセフは自分自身の過ちが起こした結果だけども、ハンナは自分でどうすることもできずに、生き残ってしまったことさえ後悔してるような状態です。私は2人はどちらも精神的な傷を負ってるけど、その度合いは全く違うと思ったんです。

ジョゼフのような経験をしてるわけじゃないから、偉そうなことは言えないけど、私ならとても彼女の人生を背負うようなことはできないと思ってしまう。もしかしたら自分より大変な目にあってる人がいて安心してしまうかもしれない。自分の心の狭さを発表するのは情けない限りですが、この作品を観て素直に共感出来ない自分がいます。

ただ、映画としては、人はどう過去を背負い、未来に希望を見出して行くのかということがテーマだと思うので、それは上手く描かれていたと思います。特にラストシーンはホッとしました。

2008年5月8日(木) DVD
あなたになら言える秘密のこと@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-08-03 21:09 | 映画レビュー
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
登場人物がみんな風変わりで、家族の物語。
ポジティブだと「リトル・ミス・サンシャイン」。ネガティブになると「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」。全然違っても、どちらも面白いのは間違いないです(^^;

【ネタバレです】
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家族の絆が壊れた時、他人なら会わなくなれば済むことも、家族ではそうはいかない。可愛さ余って憎さ百倍と言ったところでしょうか。この作品の登場人物は、ちょっと変なのは確かだけど、あんな家族はいないと自信をもっては言えないのが、最近の日本なんですよね・・・ そういった意味では妙にリアルな気がします。

話もサクサクと進んでいき、ゴシップ好きの村の人々と同じような視点で観てるので、悲惨さが感じにくいんです。だから感情移入することもなく観ていたんですが、あのシーンだけはドキッとしました。

それは、宍道(永瀬正敏 )が澄伽(佐藤江梨子)と密会している時、清深(佐津川愛美)に見られていたことに気づき、ガラス戸を閉めたシーンです。
澄伽と関係を持ってしまったのは自業自得かもしれないけど、登場人物の中で唯一まともな宍道は、家族の絆を繋げておこうと努力してきた。でも清深に見られたことで、自分ができることはもうないと悟ったんだろう。その後、炭焼き小屋で自殺してしまう時の焦点の合わない呆然とした表情に、業の深さを感じました。

待子(永作博美)が初めて宍道と初めて結ばれた次の日の表情がものすごく良かった。ずっと1人でやっと家族が持てたのに、また1人に戻ってしまうところは本当に皮肉な人生なんだなと思います。彼女くらいは幸せになって欲しかったなぁ(^^;

2008年5月6日(火) DVD
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-06-25 23:48 | 映画レビュー
「理由」
原作は一度読もうとして挫折。登場人物多いので、途切れ途切れ読んでると、なんだか読む気が失せちゃいました。それで再読したのが1年ぐらい前。集中して読んだら、やっぱり宮部みゆきは面白いですね。多くの人たちが出てきますが、人物描写がしっかりしてるので、のめり込んでしまいます。
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この分厚い本をどう映画化するか、興味津々だったんですが、徹底的に原作に忠実なのに驚きです。ちょうどバブルが弾けた後に東京に住んでいて、仕事で北千住や京島あたりはよく行ってたから、片倉ハウス周辺の下町のノスタルジックな雰囲気もなんだか懐かしい。マンションの描写も、本を読んだイメージそっくりで嬉しかったんですよね。

ルポルタージュ形式で色々な人へのインタビューを元に謎が明かされていく原作をそのまま生かしているから、まるで小説を読んでるかのような気分になります。

なにが凄いって、集めも集めた107名の俳優たち。それが、ほとんどすっぴんなんですから。大林宣彦監督じゃなきゃ、できなかったでしょうね。
加瀬亮は存在感あります、最後の飛んでいくのは余計だったけど。久本雅美が普通の役すると不自然に見えるのと立川談志がフリーなのは面白かった(^^; 

2008年5月5日(月) DVD
理由@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-06-21 19:40 | 映画レビュー
「ザ・マジックアワー」
公開1週間前になると、出演者たちがこぞって番宣でTVに出まくるのは、見慣れた光景ですが、2週間も前から、しかも監督だけで至るところに顔を出してるのは、三谷幸喜ぐらいでしょう。驚いたのは、「ガキの使い」に出てたこと。鼻にワサビを詰められるは、頭から卵や納豆をかけられるはで、何もそこまでしなくてもと、誰もが思ったんじゃないですか(^^; それにしても彼の芸人根性、いや監督根性には頭が下がります。

この作品には、色々な映画のオマージュがあります。私は元の作品の基礎知識がないから、細かい部分まで楽しめてないかもしれませんが、公式HPのプロダクションノーツには監督自ら、劇中映画の紹介がされているので、私と同じぐらいのレベルの方は、鑑賞前に一度見ておくのも良いと思いますよ。

【たっぷりネタバレです】
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売れない役者が、映画の撮影と思い込んで、殺し屋として街にやって来る。あらすじを読んだ時には、コメディだから良いけど、なんともアバウトそうな作品だなというのが、観る前の第一印象。

実際に鑑賞したら、マネージャー(小日向文世)がいることに意表をつかれた。
どうみても怪しい映画の撮影に対して、いちゃもんをつけることで、最初は監督が自らハードルを上げてるなぁと思ってました。でも彼の存在は、「そんなん、おかしいぞ。」と思ってる観客の代弁者なんですよ。この作品がコメディであるにしろ、最低限のリアリティを保ってるのは彼のおかげだと思いました。それでも結局は、病院で撮影の邪魔になる医者を止めたり、最後は外国人ギャング役まで受け持って、どっぷりはまってるんですけどね(^^; 

村田大樹(佐藤浩市)は根っから俳優でした。
ボス(西田敏行)とデラ富樫=村田の絡みは最高!お互い勘違いしてる綱渡りの会話には大爆笑でした。村田が隣のビルから撮影していると思ってるから、ことあるごとに窓を見るとこも細かいなぁと。このシーンどう終わらすのかと思ったら、備後(妻夫木聡)の「カット!」の一声。そこで村田以外の全員が狐につままれたような顔になるところが好きです。

そして、デラ富樫の愛称が苦し紛れでカットになっちゃうし、備後以外がデラのことをカットと言ったら、「この人以外は、カットと言っちゃダメだ!」と村田が怒ったりと、話がどんどん転がっていくところなんて気持ちいい。エボラ(香川照之)の前でデラが素顔を見せるシーンは、どうみても新種のゴリラでしょ(^^;

ラストシーンは映画撮影の技術を使って、ボスを騙すという大掛かりな仕掛け。
そこも一ひねりあって、本物のデラ富樫まで登場し、最後まで楽しませてもらいました!

妻夫木聡は髪型ばかり気になったけど、新境地開拓でした。彼の笑顔って、意外と詐欺師向きなのかも。「THE 有頂天ホテル」でボーイ役で歌ってた香取慎吾が、また歌ってましたね。

2008年6月7日(土) ワーナー・マイカル・シネマズ高松
ザ・マジックアワー@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-06-12 22:30 | 映画レビュー
「13/ザメッティ」
この作品を予告編もDVDのパッケージもあらすじも何もかも見ずにまっさらな状態で観れた人は幸せだ。

【ネタバレです】
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13人でロシアン・ルーレットが一番のサプライズなのに予告編がそれを売りにしてるんだもの(^^; 邦題には、わざわざ副題にロシアン・ルーレットと入れてるし、パッケージもそれが判るように作ってある。観終わっての1番の感想は、売りたいという気持ちは分る。でも、そこはを隠さないと台無しちゃうかということでした。

DVDに入っていたフランス版の予告編は、何を言ってるかはチンプンカンプンだけど命を懸けたゲームらしきものが行われていることだけは分るんですよ。ロシアン・ルーレットには触れてません。やっぱりこれが正解だよなと、フランス版予告編観て思いました。

パリ行きの列車に乗り、13に誘われるようにたどり着いた場所は、金持ちの狂ったギャンブラーたちが非合法の集団ロシアン・ルーレットを行う賭場場だった。
何も知らないで観たら、ここでマジっすかっていう驚きがあるはずだったのに、「やっと辿り着いたね。」というテンションの低さ(^^; これでやっとスタートに立った気分です。

ロシアン・ルーレットを行うシーンは何も知らず巻き込まれたセバスチャン(ギオルギ・バブルアニ)の緊張感というか絶望が伝わってくるからこそ、惜しいなという思いが強くなりました。

「電球が点いたら撃て。」という台詞と、実際に点くまでの長いこと、長いこと。
生き残った人間の命がをすり減っている感じや、犠牲者の死体が無造作に置かれてるところなど、あの館の邪悪な雰囲気がかもし出されてましたね。

主人公役のギオルギ・バブルアニって窪塚洋介に似てません?

2008年5月18日(日) DVD
13/ザメッティ@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-06-04 22:51 | 映画レビュー
「デス・プルーフ in グラインドハウス」
ブラボー、タランティーノ!
先に「プラネット・テラー in グラインドハウス」を観たので、どうしても比べてしまいます。観る前は、ロバート・ロドリゲスの勝ちだろうなと思ってたけど、いやいやどうして、ラストのカタルシスは最近にないぐらい最高の作品でした(^^)

【ネタバレです】
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前半の女の子たち全員死んじゃうとは!
1人生き残って、後半復讐するのかと勝手に思ってました。これじゃ話が切れてしまうと思ったけど、最後まで観終わって納得の前半でした。スタントマン・マイク(カート・ラッセル)やり放題のがあったからこそなんですよね。

この監督らしいどうでもいい長話、苦手な人もいるとは思うけど、映画の緩急にもなってるし、私は結構好きなんですよね。今回は、話の中でゾーイ(ゾーイ・ベル)が体が柔らかいと言うエピソードも出てきましたよね。

キム(トレイシー・トムズ)とゾーイは何をやりだすんやと思ったら、ボンネットの上に乗って爆走するとは、スタントマンとは言えアホや(^^; そして底抜けに明るいのが笑えます。スタントマン・マイクが現れてからのカーチェイスも自分が運転している気分で手に力入りますよ。でも一番気になったのは、借りた車ボロボロになっていくとこ。買い取らないといけなくなったんやなぁと。まぁ、 彼女たちは全く気にしてませんでしたが(^^;

キムがスタントマン・マイクに放った銃弾が復讐スタートの合図。
クラッシュしボンネットから吹き飛ばされたゾーイが、満面の笑顔で草むらから顔を出すシーンが好き。その後、箱乗りのでフォッッーと雄たけび上げて、マイクを追いかける姿にすでに爆笑。追いつき、如意棒を振り回す孫悟空のごとく、マイクをどつき回すゾーイは、ほんまに勇ましい。

それに引き換え、撃たれた後のマイクのへタレっぷりも、最高です。泣きながらキムの車から逃げる姿は、前半の狂犬のようなイメージが植えつけられてるから、ギャップが強烈なんですよね(^^; 最後はキムとゾーイにボッコボコにされてとこで、THE END。その後のカカト落としがトドメでした!

置き去りにされたリー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の安否が気になります(^^;

2008年5月10日(土) DVD
デス・プルーフ in グラインドハウス@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-05-30 17:58 | 映画レビュー
「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」
世界3大ファンタジーの1つです。
「指輪物語」は、原作をこよなく愛した監督の妥協を許さない姿勢が大人も楽しめる作品になったと思うけど、ストーリー自体は、現代の人たちには、目新しいものではなかった。「ゲド戦記」は、あれでは何も伝わってこないので、誰か違う監督で映像化希望(^^;

この作品も書かれたのは50年以上前、ストーリーに期待しちゃいけないと思い劇場へは行きませんでしたが、TV放送ならと鑑賞。

【ネタバレです】
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観終わってから知ったのですが、これって聖書がベースになった物語なんですね!現代の映画でも宗教的背景がある作品も多いですが、ある意味、そういった作品の原点的な作品なのかもしれません。アスランがキリスト、石舞台がゴルゴダの丘、児童文学で刷り込むとは、恐るべしキリスト教(^^;

ストーリーも映像もサプライズはなかったけど、次男エドマンド(スキャンダー・ケインズ)は良かったなぁ。あのヘタレっぷりが、どファンタジーの中でのリアリティなんですよ。
お菓子欲しさにタムナスさん(ジェームズ・マカヴォイ)を売り、白の魔女(ティルダ・スウィントン )の城では、殺されそうになって、兄姉の居場所を教えと、観てる方は、あぁ~ぁと思うけど、子供だから憎めないし、これを糧に成長しろよと思ってしまう(^^;

ペベンシー4兄弟がナルニアに来ただけで、雪が解けていくのはなんでなんでしょう?全面対決はお互いに戦術がなく、力勝負だし、白の魔女はなんで魔法使わないんじゃ~

武器をプレゼントするブラック・サンタ、結構好きです。

2008年5月18日(日) TV
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-05-26 22:02 | 映画レビュー
「プラネット・テラー in グラインドハウス」
ロバート・ロドリゲス監督作品は、「デスペラード」「レジェンド・オブ・メキシコ」しか観てないので、ギターケースに銃仕込むシーンしか思い出せません。今度は足にやっちゃいましたか(^^;

「グラインドハウス」とは→こちら
「デス・プルーフ in グラインドハウス」はこちら

【ネタバレです】
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グラインドハウスを再現しようと思いついた時点で、この映画は成功でしょう。
なんだか、監督2人がこの企画について話してるところが、目に浮かぶようです。「せっかく、グラインドハウスやるなら、徹底的にやろうぜ。」「そんなら、予告編も入れちゃおう。」「映像も、それらしくノイズ入れる?」「コマ送りとか急にモノクロにてもいいやん。」「どうせなら、フィルム燃えたことにしよう!」とか、やたらテンション高そう(^^; 監督自身が楽しんで作ったんだろうなというのが画面から伝わってきますね。 

予備知識なしだったので、フェイク予告編が入ってることも知らず、すっかり本編と思って観ちゃいましたよ。「マチューテ」、メキシコ人をなめるなよ!というナレーションが印象的、グラインドハウス2でぜひやって欲しいわ。それ以外にもアメリカでは2本ほどフェイクが入っていたそうで、そちらも観たいなぁ(^^)

この作品でしかできない飛び道具、フィルム焼失!
やらしいシーンになってこれからってところで、炸裂しました(^^; ここしかないタイミングですね。次はいきなりゾンビ化してない登場人物が大集合してるし。監督の演出というか、遊び心凄いです。

待ちに待った、チェリー(ローズ・マッゴーワン)のマシンガン装着姿は、意外と出てくるのが遅かったけど、そこからは大活躍でした!笑いが止まりませんもん(^^) マシンガンだけじゃなく、ロケット弾みたいのも撃ってましたね。どうなってるの!!
ブルース・ウィリスの顔の変形具合も見ものです。

ホラー、エロ、グロ、コメディ要素のたっぷり詰まった、最高のB級映画でした。

2008年4月27日(日) DVD
プラネット・テラー in グラインドハウス@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-05-24 18:57 | 映画レビュー
「茄子 スーツケースの渡り鳥」
パオパオビールが帰ってきた!
OVA作品として「茄子 アンダルシアの夏」の続編が日本を舞台に戻ってきました。前作でロードレースに俄然興味持ってしまって、(実際のレースは観たことないけど・・・)、早速借りてきました。

今回も主人公はぺぺ(大泉洋)。同僚のチョッチ(山寺宏一)との写真は、何度見てもルパンと次元大介のように見えるんですよね(^^;

【ネタバレです】
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ジャパン・カップの開催場所は宇都宮。
日本のスタッフのひかるのお勧めの漬物屋で今回も茄子漬け出てきました。このシーンでひかるも茄子漬が一番好きという話があったんで、来年行き場のないぺぺは、ひかると意気投合して、日本に住むみたいなオチかなと思ったけど、あっさりスルーされてました。

その他にもスター選手のザンコーニがあえて残り1周でリタイアする不完全燃焼さも、それならレース出なくてもよかったんちゃうかなと思えるし、54分という時間で完結する分、サイドストーリーは中途半端な感じが否めません。しかし、前作以上にレースシーンは多くて、アップダウンの多いコースでの駆け引きとレーサー視点でのスピード感溢れる映像は、見応え十分です。

また、体重をコントロールするための食事制限やトレーニングに苦労し、何のためにレースをしているかと悩んでいるチョッチの姿は人生と置き換えると非常に身近に感じます。そんな中、ペペが「俺は勝つために生きている」と言いながらも、最後はチョッチを勝たせるために自分が無理をするところはとても好きなシーンでした。

地上波でロードレース観れないかな・・・

2008年5月17日(土) DVD
茄子 スーツケースの渡り鳥@映画生活
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by borderline-kanu | 2008-05-21 23:57 | 映画レビュー