【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「ブロークバック・マウンテン」
アカデミー賞を作品賞を取れなかったことで逆にこの映画の評価が高まったような気がします。当初はまったく観る気がなく、スルーの予定でしたが、ミーハーなのとヨメさんが異常に興味をしめしたのもあって一緒に鑑賞してきました(^^;

二つ隣の席に男二人組で観に来てる人たちがいたのですが、普通に話してるだけなのに どうしても色眼鏡で見てしまう(^^; カミングアウトする気がないなら、一人で観たほうが無難。もし知り合いに会いでもしたら、ばつがわるくなること受け合いですよ!

ブロークバックの雄大な自然や役者の演技に文句の付け所はないのですが、生理的には合わない作品でした。公式サイト等でも、ゲイを題材にしてはいても「普遍の愛」を描く人間ドラマなどと紹介されてます。言ってることも内容も理解はできますが、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「黄泉がえり」、「私の頭の中の消しゴム」など意識的に避けてきた私には、純愛ものだというのが致命的だった。それに輪をかけて男同士の痴話げんかにはゲンナリでした。

【ネタバレです】
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ジャック(ジェイク・ギレンホール)が髭を剃りながら、車のサイドミラーでイニス(ヒース・レジャー)を見る目はやばくなかった?! 元々はストレートな2人だと思ってたんだけど、このシーンや終始、積極的なジャックを見ていると最初からゲイだったんでしょう。妻のラリーン(アン・ハザウェイ)がジャックの死を語るシーンも悲しみより、サバサバした感があったのは、ゲイだと知ってたからだと思った。

それに引き換えイニスは、ジャックとの関係以外は頑なまで、封建的な時代そのままで自分を変えることをしようとしない。だが、ジャックが死んだ後、彼への思いは残しながらも、心の枷が外れたように見えた。ジャックのシャツと自分のシャツを重ねてタンスにしまうラストは、これまでの思い出を封印するかのように思える。

男同士で初めてやる時、自分がどっちかは、とても重要やと思うのですが、あっさり位置が決まったのに違和感あったなぁ。ジェイクはあれでよかったのか?それともあの後、攻守入れ替えて・・・、想像したくねぇ(^^;

2006年3月20日(月) ナビオTOHOプレックス
ブロークバック・マウンテン@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-31 00:19 | 映画レビュー
「SPIRIT」
いくつになっても格闘映画が好きなことを再確認しましたよ~

ジェット・リーがハリウッド進出以降の作品はほぼ観ていまが、言葉の壁もあって、寡黙で武術に秀でた男というのが、「ダニー・ザ・ドッグ」除いては定番になってます。

今作では、そんな顔できるのかってぐらい、笑顔が印象的!憎たらしいまでの不遜な笑顔、子供の前での素の笑顔、邪心のない悟りきった優しい笑顔と場面ごとで違っても、心に残る表情でした。弁髪も似合ってたし、現代劇よりも生き生きしてましたね。

【ネタバレです】
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格闘シーンは最近の彼の作品の中では、質、量ともに満足できるできでした。最後の4人勝ち抜き戦はおまけとしても、矢倉の上での天津一武道会?と秦師匠との屋内での戦いは見応え十分で、体にチカラが入りながら観てました。ワイヤーは使ってるものの、こぶしや蹴りの重みを感じさせます。

オブライアン(ネイサン・ジョーンズ)との身長差は、まさに大人と子供。「柔よく剛を制す。」もしくは、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といった感じで、小気味いい戦いでしたね。

母と娘を殺された後、流れついた山村の風景は、私自身もリセットできそうな気になりました。特に村民が田植えの途中で手を止め、風の息吹を体全体で感じる姿は、心底羨ましかったなぁ。

そして、ラスボス田中安野(中村獅堂)との戦いは、意外な方向に。
このご時世だから、ボコボコにやられるのかと思いましたが、中村獅堂いい人過ぎじゃない?気を使いすぎやと思ってしまいました(^^; 報復の虚しさを体験し、山村で優しさに触れたからこそ、勝つことだけを求めてきたことを自ら否定することができた。(どこまで史実かは微妙ですが。)個人でみれば、変わることはできても国家という単位になると、それがさらに困難になるんですよね。ということで、「ミュンヘン」との2本立てをイスラエルで上映して欲しいもんです。

原田眞人は、「ラスト・サムライ」に引き続き、いや~な日本人でしたね。
しばらくは、海外作品に呼ばれるんじゃないですか(^^;

2006年3月19日(日) 伊丹TOHOプレックス
SPIRIT@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-25 00:27 | 映画レビュー
「白夜行」
唯一、観ていたのがこのドラマ。
初回、2時間スペシャルの圧倒的な不幸さかげんに目が離せなくなりました。

ドラマが終わったら、原作読もうと思っていたのですが友人に借りることができ、最終回までには読破。本は電車の中でしか読まないのだけど、出張で移動時間が長かったのもあって、5日ほどで読み終えました。続きが気になって仕方ないくらい面白かったよ~

ドラマは物語をすっきりさせるために登場人物が削られてはいるものの、原作で描写がなかった部分を補完するような役割になっていて、二つで一つのような関係です。具体的に言えば、原作では桐原亮司と唐沢雪穂は、最後の最後まで出会うことはなく、2人が事件を起こしてる場面は出てきません。ドラマではそういう訳にもいかないので、事件を起こしてる場面が中心になってるんですよ。

ドラマの最終回は、見どころを作る意味でも、笹垣潤三と桐原亮司のラストバトルがあったし、桐原亮司の死後の唐沢雪穂の姿まで描かれてました。原作のイメージなら、生きる屍のようになる唐沢雪穂は違う気しましたが、ちょっとぐらい弱いとこあってもいいのかな(^^;

ドラマしか見てない人は原作を、原作しか読んでない人はドラマを見れば「白夜行」ワールドが広がると思います。東野圭吾の作品は初めて読んだのですが、事件を起こす場面を描かずに物語を引っ張る力には素晴らしいですね。少しづつ、彼の本を読んでいきたいと思いました。
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by borderline-kanu | 2006-03-24 20:19 | 雑記
千手観音とプチオフ会
「金城武 一日限りの映画祭」に行く前に2時間だけ京都観光。

京都駅に着いたら、人・人・人!当初はバスで移動しようと思ったけど、あまりの列の長さにタクシーへ。こちらも最後尾が見えないほどでしたが、群がる蟻のように次から次へとタクシーが来ていたので、並ぶことにしました。桜の季節は早いのになんでこんなに人が多いかと思ったら、ちょうどお彼岸(21日)だったんですね。
京都の写真はこちらで

三十三間堂は子供のころに親に連れて行ってもらった記憶はあっても、どんなだかは覚えてません。参拝口から入って、右に曲がると長い廊下に沿って金色の千手観音がずらっ~と並ぶ姿は、まさに壮観!

全部で1001体あるということですが、とても数える気にならず、信じるしかないようです。じゃあ、手は何本かというと、千手と言ってもさすがに1000本はありません(^^; 数えると40本前後、これ後で書いてあって、正確には42本あるそうです。それだけあれば十分だ。

1体1体良く見ると、顔の表情や服の模様が微妙に違って、味わい深いです。写真に取れないのは残念でしたがその分、しっかり目に焼き付けましたよ。

三十三間堂から道を挟んで隣には、京都国立博物館。
知らなかったのですが、ロダンの「考える人」が庭にあってびっくり!でも「考える人」はかなり多く作られたようで世界中にあるそうです。館内では季節的なこともあって、雛人形展をやってました。江戸~明治時代に作られた人形が飾ってあるんだけど、すぐ比較できるので時代によって全く違うのがよくわかります。中には高さ50cm以上もある巨大雛もありました。

13時には京都駅であかん隊さんと合流。昼食を3人で一緒にとって、「金城武 一日限りの映画祭」へ。その後も京都へ戻ってきて、お茶しました。

あかん隊さんとは、併せて3時間ほどお話させていただいたのですが、もうなんだか、初めて会ったとは思えないほど、話が進んで本当に楽しかったです(^^) 普段からブログを見てるので、長年の友人に久しぶりに会ったような感じでしたよ。しかも遥々来られたのにお土産まで頂いて、ありがとうございました!

私はどちらかというとオフ会とかは苦手なんだけど、今回で味をしめてしまった(^^; ブログ通じて親しくしていただいている人なら楽しいんじゃないかと思いました。
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by borderline-kanu | 2006-03-23 20:25 |
「金城武 一日限りの映画祭」
いつもお世話になっている「凛大姐&小姐的極楽日記!」のRINさんが中心になられて、開催にこぎつけた「金城武 一日限りの映画祭」にヨメさんと行ってきました。

映画祭が行われるまでの悪戦苦闘の様子は、RINさんのブログに楽しそうに(^^;綴られてますので、ぜひ読んでみてください!

会場が琵琶湖のそばにある大津の滋賀会館シネマホールで行われるので、せっかくだから京都にも行きたい!となり、京都に途中下車して、千手観音で有名な三十三間堂と京都国立博物館に寄ってきました。さらに東京から「cococo」のあかん隊さんも参戦されるということでお会いできたりと欲張りな1日でした(^^) 京都とプチオフ会の話はこちらで

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私は午前中から京都観光してたので、2本目の「アンナ・マデリーナ」のみ鑑賞。100人ほどの劇場が女性ばかりで埋まってる!ヨメさんと来て良かったって本気で思いましたよ。わずかな男性も一人で来ている人はいなかったと思う。

この作品、全然知らなかったのですが、ケリー・チャンや脇でレスリー・チャンやエリック・ツァンが出てて何気に出演陣が豪華。メガネかけた金城武が、コントしてるときのココリコの田中に見えて仕方なかったんですよね(^^; まわりの金城武のファンの方はそうは見てないだろうなと思うと、妙に楽しくなってニヤニヤしとりました。

RINさんは受付で挨拶しかできなかったのですが、お会いできて良かったです。ブログの雰囲気とは違って(失礼!)、名前どおりの凛とした雰囲気を持った素敵な方でした!タイトな開催までのスケジュールのなか本当にお疲れ様でした。

今回の映画祭の内容をぜひ、金城武さん本人へ報告してみてはいかがでしょう?絶対に喜んでくれると思います。第2回の時には、来てもらうことはできなくても、バザー用にサインぐらい出してくれませんかね(^^;
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by borderline-kanu | 2006-03-22 23:41 | 映画その他
「県庁の星」
株主招待券をもらったので、何を観ようか考えてたら、時間的には北斗の拳」と「県庁の星」の2択。正直きつい、観たいのは「北斗の拳」だったが、ノルマを増やさないように後腐れのない方を選びました。
この作品は映画好きの友人とヨメさんから、「観に行く気がしれん。」「観る価値ないやろう。」と烙印を押されていたので(2人はもちろん未見)、そこまで言わんでもという気になってましたが、やっぱり春の改編時期のスペシャルドラマ並でした。まぁ、火サスや土曜ワイドよりは上ということで(^^;

予告編を観ればだいたいのストーリーはつかめます。県庁のエリート・野村(織田裕二)は民間交流で出向したスーパーで、最初はお役所仕事の延長で使えない奴と思われていたが、スーパーの危機を救うことで、彼自身も変わっていく。そして県庁も変えようと動き出すが・・・

【ネタバレです】
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スーパーから戻ってきた野村が予算を抑えたプロジェクト案があると言ったとき、知事(酒井和歌子)が彼の意見も聞いて検討しようとなり、「これだけで野村案採用なのかよ?!」って思ったのですが、ラストの県知事室でのやり取りは、なかなか面白かった。

桜井(佐々木蔵之介)が野村案を持ってきたら、「私は検討すると言ったんですよ。」と。反対派の議長(石坂浩二)も、「そうそう、前向きに検討する。」とか言いながらゴミ箱に捨てる。
議会では、いい子ぶったけど、知事も見直すつもりなっかたんです!これはある意味痛快でしたね(^^; 上品なイメージのある酒井和歌子が、実はしたたかだったのには、やられたと思いました。

県庁の中では(大人の世界では)「前向きに検討します。」は「検討はしても、変わらないよ。」ってことだというのが、随所に描かれている。ラストは、県庁改革バンザイ!でなかった点は現実的であり良かったと思う。それでもエスプレッソが100円になっただけでも進歩だしね。

2006年3月11日(土) OS・シネフェニックス
県庁の星@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-18 00:40 | 映画レビュー
「機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛 」
ノルマ達成(^^;
やっと終わりました、前2作観たら観ないわけ行かないと思い鑑賞。
3部作の中では一番ましだった。それもゼダンの門(ア・バオア・クー)とグリプス2を巡る戦闘で、時間の経過が一番少ないからにほかならないだけなんだけどね。

昨日の敵は今日の友と言いますが、幹部は良くても末端兵士は混乱しまくりじゃないですか?
連邦軍のエリート集団「ティターンズ」と反地球連邦組織「エゥーゴ」の戦いにザビ家復興を掲げるジオン軍残党「アクシズ」が美味しいところ取りしようと参戦。それぞれの指導者クワトロ(シャア)、シロッコ、ハマーン・カーンの思惑が複雑に絡み合って、そりゃもう大変ですわ(^^;

そして、愛だの恋だのと取って付けたようなショボさは相変わらず。
すっかり忘れていたのでラストがどう違うかも分かりませんでした・・・

「北斗の拳」がOVAを含めて5部作だそうで、これも観たい気持ちはあるものの、またノルマになりそうな気がして悩んでいます(^^;
1作目と2作目はこちら↓
「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」

2006年3月10日(金) 伊丹TOHOプレックス
機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-15 21:08 | 映画レビュー
「セレッソ大阪vsガンバ大阪」 2006.03.12.
ゼロックス杯で負け、同じ浦和相手の開幕戦は引分け、韓国へ飛んでACLの1戦目は逆転負けと乗り切れないまま、大阪ダービーを迎えてしまった。でも昨年の対戦成績はリーグでは負けなしで、3勝1敗1分、しかも私が観戦した3試合は全部勝ち!とセレッソキラーの私が長居まで行ってきました(^^;
→昨年リーグ戦のダービー観戦記(長居万博

チケットが取れずにSS席での観戦、しかもセレッソ側の前から2番目だったので、ピッチには近いけど、逆サイドは非常に見にくかった。結果的には後半のガンバゴールは、はるか遠くの出来事だったよ(^^; この日はアウェー(ガンバ)のA席は最高だったと思う。
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前半始まってすぐ、フェルがDFにつっかけ、するすると間を抜けて見事なゴール。その後もフェルのドリブルが切れまくってセレッソDFは捕まえきれない。ボランチで潰しきれないず、フェルが自分の形で前を向けるから、やりたい放題でしたね。だから中盤に余裕ができて、遠藤、二川からのスルーパスも良く決まっていた。その代わり、相変わらずマグノのスペースがなくて、中盤まで下がってボールをはたくシーンが多く、窮屈そうだった。

このまま前半から突き放しそうな勢いだったけど、徐々にセレッソも盛り返して、中盤のチェックが厳しくなり、西澤のミドルがきれいに決まって1-1で前半終了。ガンバはこの日も4バックだが、両サイドの上がりは開幕戦より少ない。時折、加地、家長も上がってきてチャンスに絡むものの守備の時間の方が多かった。

後半10分すぎ、加地→宮本で3バックに。ACLの件があるから心配だったが、加地が前半に傷めた箇所の影響だったと後で知った。結果オーライなんでしょうね(^^; この日は3バックにしてからは0点に抑えたけど、宮本中心の3バックの不安が消えたわけではない。セレッソがFW登録4人で攻めてきたけど、スピードのある選手がいなかったのでシジクレイの右センターバックも無難だったしね。前がかりになりすぎて、カウンターの練習にもなった。

3バックにして良かったことは、2点目に象徴されるように家長が攻撃に絡む頻度が上がり、ワイドに攻撃ができるようになったこと。やっぱり彼の良さはサイドバックでは消される可能性が高い。サントスのようにね。

フェルがハットトリックをしてから、満足したのかやっとボール離れが早くなり、セレッソの拙攻にも助けられマグノがあっという間にハットトリック。フェルのあの切れ味は魅力なんだけど、下がってこずに前で勝負してほしいと思う。そうするとマグノが生きるし、遠藤、二川のパスも効果的になってくると思います。
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ACLと掛け持ちなんで、日程の厳しさは変わらないけど、これでチームとして結果が出たことは大きい。ただ3バックか4バックか、攻撃の形など課題がなくなったわけではないので、まだまだ手探りが続くだろう。個人的には播戸に期待してます。それと加地の怪我は心配だ。
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by borderline-kanu | 2006-03-14 23:54 | サッカー
「シリアナ」
鑑賞後、自分の頭の性能に疑問を持ってたけど、他のブログを見てちょっと安心してる(^^;

昨年から「ロード・オブ・ウォー」「ミュンヘン」「ホテル・ルワンダ」と実話を元に事実を知らしめる作品が上映されてますが、初めて観てもわかり易くてエンターティメント性が高いんですよね。

「シリアナ」とは、イラン・シリア・イラクがひとつの国家になるという事態を想定した中東再建プロジェクトを指す専門用語だそうです。この邦題(原題も同じ)からして、日本人のどれだけが理解してるか怪しいものだと思う。アメリカでは常識なのか?!

よく言えば硬派、悪く言えば知ってる人しか分からないというところが上記作品とは決定的に違ってる。4人の物語を中心にしたドキメンタリーぽさは悪くないが、情報量不足なので、表面的なことは分かっても、何故そうなるのかが複雑で分かりにくい。事実を知らしめるつもりでつくったのであれば、あまり意味ないと思う。映画を観て興味を持つには、ちょっと敷居が(少なくとも私には)高かった。自分の無知をさらけ出してるだけやなぁ(^^;

とにかく、これから観る方は予習してからの方がいいですよ!
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知ってはいたけど、CIAって本当に非情ですね。
過去どれだけ貢献しようが、使えなくなれば切り捨てる。リアリティある作りの作品だから、余計にそうみえます。ジョージ・クルーニーはこれぐらい恰幅いいほうが、個人的には好きかも。

パキスタンから出稼ぎできたワシームがいつの間にか、イスラム過激派に引き込まれていき、自爆テロになっていくところは、中東で金がないとああなるしかないのかと思えるぐらい自然だったのが衝撃でした。このエピソードだけでも十分1本の作品になりそう。

2006年3月5日(日) 梅田ブルク7
シリアナ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-12 00:24 | 映画レビュー
「クラッシュ」
キャスト知らずに観たら、またまたドン・チードル出てました。
最近では「ホテル・ルワンダ」「ダイヤモンド・イン・パラダイス」に続き3作目。シリアスな役からコメディタッチまで、いつも存在感ありますね。モーガン・フリーマンの後を継ぐのは彼しかいない?!

この人種差別尽くしの物語はアメリカの縮図なのか?
言葉が分からない訳ではない。黒人も英語は喋る。話せばわかるという言葉は、アメリカにはないんじゃないかと思ってしまう。人によって大小はあっても、人種差別というものが生活に根付いているんだなぁと。アカデミー作品賞取るぐらいだから、それほど違うわけではないのだろうけど、それなら余計にロスには住めねぇと思った(^^;

アメリカ人にとってどの話も切実な問題なのかもしれませんが、根本的に理解しがたいところもあったんです。でも今後日本に労働力としてアジアの人たちが、もっと増えてくると、アメリカ並みになる可能性もあるんだと思うと映画の中だけの話と言ってられませんね。

登場人物たちは絶えず何かに苛立っていて、そのはけ口を差別に求めてる。
どのエピソードも、最初にこういう人なんだなぁと思っていたところ、逆の一面が描かれていて、短い話の中にもステレオタイプではなく、悩める人たちの等身大の姿が浮き上がってくる。そして少しずつ物語が重なることで、人生とは紙一重なんだと感じさせてくれる作品です。

【ネタバレです】
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「誤解してるは私たちはペルシア人なのに・・・」
「フライトプラン」でもありましたが、9.11以降特にアラブ人に対しての風当たり強いですね。実はイラン人の多数はペルシア人だそうです。日本人と韓国人と中国人が一緒に見られるように、そんなの見分けられないよな~

そのペルシャ人に命を狙われる鍵修理屋の黒人、『妖精のマント』のエピソードは顔に似合わずええ話するなぁって思ってたけど、子供って純真なんですよね。自分に酔って気の利いたこと話さない方がいいわ(^^; 拳銃に関して詳しくないので分からないのですが、空砲というのは、音だけなの?音が鳴るということは火薬が爆発してるわけで、玉は全く飛ばないのですかね。

ぎりぎり受賞前、アカデミー賞作品という肩書きの作品としてではなく観れたのは良かった。すぐ影響されるので(^^;

2006年3月5日(日) ナビオTOHOプレックス
クラッシュ@映画生活 
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by borderline-kanu | 2006-03-10 00:51 | 映画レビュー