【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「イルマーレ」
オリジナルは韓国映画。
原題が「時越愛」でその名の通り、2年の時を越えたありえない恋物語。でも、2人が出会う海辺の家「イルマーレ」をはじめ、映像が美しく、なんといっても「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンの女の子らしい一面が観れる作品です。邦題はその海辺の家から取ってます。

ハリウッドでリメイクされたこちらの原題は「The Lake House」。
あっ、湖畔の家に変わってる・・・ そして、「イルマーレ」は家ではなく、2人が待ち合わせする予定のイタメシ屋の名前に。邦題は同じでも、なんだか微妙に意味が違ってきてます。

基本的なところはオリジナルを尊重してるものの、中盤からラストにかけては違ってるので、比べてみると面白いです。個人的には韓国版の方が断然好き!

手紙がタイムスリップするポストや、見てくれが良くても水道やガスがどこから来てるか分からない家に不満を持つ方は観ない方が無難かも。

【オリジナルもネタばれ】
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チョン・ジヒョンとサンドラ・ブロックはどう考えてもイメージ合わないのですが、タフな医師という設定なら悪くはなかったですよ。ただケイト(サンドラ・ブロック)の行動は気に食わない!

彼が自分の誕生日パーティーを開いてくれたのに、初めてあった男、実はアレック(キアヌ・リーブス)とキスするのかよ(^^; そもそもオリジナルでは途中で、こんな出会いがなくて、男は彼女の顔を知ってるものの彼女は手紙でしか知らないんです。そこが2人を応援したくなるところなんだけど、この作品は最後の出会いの感動が薄くなっちゃいますね。

2人の手紙のやり取りも、オリジナルは手紙の届くのが待ち遠しい雰囲気がありました。こちらは、映像的には映画ならではの良さがありますが、2人距離感が近すぎて、2年離れてるという気にならないんです。テンポ良くなってる分、色々と余計なことを付け足したのが裏目に出てる。

上で書いたようなことは、好みの問題だとは思いますので、特に韓国版を観てない方は気にならないかもしれません。「マッチポイント」に続き、ドストエフスキーの「罪と罰」が出てきましたね(^^)

2006年9月24日(日) 伊丹TOHOプレックス
イルマーレ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-29 00:27 | 映画レビュー
「コンフェッション」
過去の鑑賞作を掲載してます。

ジョージ・クルーニーの監督デビュー作。そして脚本はチャーリー・カウフマン!

1960年代、アメリカ。テレビ業界での成功を夢見るチャックは、色々な番組企画を発案してテレビ局に売り込んだ。しかし、いずれも採用されることはなく、やさしい恋人ペニーに慰められる日々が続く。自信満々で持ち込んだ視聴者参加型テレビショーの企画も結局は日の目を見ずに終わる。失意のあまり、バーに入り浸るチャック。ところがそんな時、彼の前に謎の男ジムが現われる。ジムはチャックに近づくと、高い報酬と引き換えにある仕事を持ちかける。それはCIA工作員となり合衆国にとって邪魔な人物を抹殺するというものだった…。 Yahoo!ムービーより

アメリカテレビ業界の伝説的プロデューサー、チャック・バリスの自伝を基にした映画という触れ込みですが、内容よりも「ほんまに実話か?」というのが1番気になる(^^;

【ネタバレです】


CIAの工作員だったのは本当かもしれんけど、人は殺してないとかが真実のような気がするなぁ。33人も殺していたら、捕虜交換されずに殺されていても不思議じゃないし、捕虜交換の相手がデート・ショウの出演者というのも、ありえなさそう。

パトリシア(ジュリア・ロバーツ)が裏切り者と判っていたとしたら、あんな回りくどい殺し方はしそうにない。自分の命落とすかもしれないのに、そんな余裕はないでしょう。このへんはチャーリー・カウフマンの脚本の見せ所なんかもしれませんが。

出演者は豪華だし話も面白いけど、なんか上手く収め過ぎた気がします。

2003年8月31日(日) CINEMA大門
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by borderline-kanu | 2006-09-28 00:55 | 映画レビュー
「ガンバ大阪vs川崎フロンターレ」 2006.09.23.
深夜録画放送してるのを観ました。試合の途中で「風間八広の戦術解説」といって、その前のプレイを堀池さんの「巧」のように詳しくやってくれるんですよ。いきなりでビックリするんだけど、録画放送ならではなので、なかなか面白かったです。

あと11試合も残ってるので、優勝とか言うのは気が早いけども、当面のライバルを蹴落としたのは大きいですね。フロンターレはナビスコカップから中2日、しかも前半に退場者出したりとガンバが有利であったのは事実。それでも、しっかり勝ち切るところは頼もしいですよ。

絶好調の播戸がこの試合もやってくれました。
二川がシュートした瞬間からゴール前に詰めていたのは、さすが。チームメイトとの呼吸があってきて、こぼれ玉が来ようが来なかろが、労を惜しまず前へ行く姿勢に結果が伴ってきましたね。

二川はゴールも良かったですが、播戸が決めたゴール前のシュートに代表に行った成果があったんじゃないかと思いました。前の彼なら、あの位置ではシュートよりもパスを選択する可能性が高かったと思う。それが迷わずシュートを打ったからこそ、1点目につながったではないでしょうか。

最近、播戸が注目浴びてるから、内心楽しくなかっただろうマグノも2点入れて、チームとしても雰囲気さらに良くなってきた気がします。

昨年は攻撃力は破壊的だったけど、ラスト15分での失点が多くて、危なっかしかった。それが、今年は完封は少なくても、自信を持って戦ってる気がする。優勝したという自信と補強も効果的だったんだなと今更ながらに思います。マグノ、播戸、明神、と今のガンバに欠けることができない選手たちですが、なんといっても加地を取ったのが最大のヒットです。

加地が右サイドで攻守にどっしり構えてくれてるおかげで、チームに落ち着きをもたらした。さらに、ウイングバックもサイドバックもできるから、3バックだけでなく4バックというオプションが使えるようになったのも大きいと思います。

昨年のリーグ戦のように最後で失速する可能性もないとは言えないけど、ナビスコカップも敗退したし、リーグ1本で行けば連覇の可能性十分でしょ(^^)
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by borderline-kanu | 2006-09-25 22:58 | サッカー
貴船神社で駐車場が少ないことに憤る
9月18日(月)
上賀茂神社→(貴船神社)→鞍馬寺→寂光院→大原三千院→自宅へ

前日には台風が来るという話もあったので、雨が激しいようなら、朝そのまま自宅へ帰ろうと言ってました。そして月曜、伊吹山で不運を置いてきたのか、曇り空ながら台風の影響はなかったので、鞍馬、大原方面へGO!

関西に戻ってきて、2年。京都へは何度か行ったけど、いつも電車での日帰りだったので、鞍馬・大原へは初めて行きます。上賀茂神社へ寄った後、京産大を横目に山を登っていくと、「こんな所に電車が通ってるの!」というような山の麓に叡山電鉄の貴船口駅がある。川沿いの道はだんだんと細くなっていき、やがて貴船神社へ。

しかし駐車場が異常に狭い、そして当然のように満車。
もう少し上へ登ってみると貴船名物・川床料理の店(道の脇にある川の上に畳を置き、その上で会席料理を食べるらしい。)が並んでいて、店の駐車場はあっても、有料駐車場はなかった。仕方なしに、店で昼食とる代わりに止めさせてもらおうと、聞いてみたら、「料理は1人6,000円からです。」とお姉さんに満面の笑顔で言われました(^^;

2時間ぐらい止めて、12,000円の駐車場代払えるか!と思って、貴船神社は前を通っただけで、鞍馬寺へ向かいましたよ。不便なところなので車で来ようとしたけど、ここは電車の方が良いみたいです。

鞍馬寺はちょうど目の前の駐車場が空いていたので、滑り込む。
ここはなんと寺の中にケーブルカーが走ってます。歩いても登れるけど、躊躇せずにケーブルカーへ。それだけ急なところに寺があるってことです。

ケーブルカーの駅からさらに登った本殿について気づいたのは、そこから、貴船神社へ歩いて行けるということ。距離的には2キロも無いのですが、山の中を越えていくので、楽じゃなさそうなので今回は止めときましたが、いつか走破したいです。そちらだと、牛若丸が稽古したりした場所を通れるそうですよ。
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大原は、寂光院と三千院へ。
紅葉の季節ならもっとキレイなのかもしれませんが、今は人が少なくて、かえって良かった。静かな寺でボーっとするのもいいもんです。庭の苔が緑の絨毯のようで、見事でした。

鞍馬、大原の写真はこちらで

この2日間、運がないなぁと思うこともあったけど、
本格的に雨に降られなかっただけでも良しとします(^^;

前日へ
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by borderline-kanu | 2006-09-22 00:39 |
霧深い伊吹山で運のなさを嘆く
3連休、皆さんは何処へ行かれたでしょうか?

私は、日曜日に滋賀方面、京都に泊まってそのまま、月曜日には鞍馬、大原へ行ってきました。台風がやって来るということで、できれば土日で行って、月曜日はゆっくりしたかったのですが、土曜日に仕事が入り、急遽予定変更。これがまず運がない(^^;

9月17日(日)
自宅→伊吹山→関ヶ原鍾乳洞→彦根城→京都泊

最初の目的地は伊吹山。→伊吹山ドライブウェイのサイト。
山頂へ向かうハイキングコースには、季節の花が咲き、琵琶湖を一望できる景色は一度は見ておきたいと前から思ってました。

山へ登る料金所で、『上は霧が出てますよ。』と言われたときに気づかないといけなかったんです。せっかくここまで来たんだし、それに下は快晴だから大丈夫だろうと油断してました。山頂まで、もう少しというところで前が見えないぐらいになってきた!でもこれはまだまだ序章(^^;

頂上に着くと、とにかく寒い!気温18度ぐらい、ただ風が強いので体感温度はもっと寒いと思いました。ヨメさんは長袖のシャツ持って来てましたが、私は厚手のTシャツに半そでシャツのみ。これでは耐えられなかったので、明日着るつもりのヘンリーネックのTシャツを無理やり重ね着して、耐え忍ぶ。

歩き出すと寒さもそう感じなくなってくるのですが、霧は晴れず。数m先が見えないので、全く開放感のない中を山頂へ向いました。花たちも心なしか弱ってます(^^; 山頂に着いたころは、霧のせいで髪の毛はいつまにか、びっしょり濡れてましたよ(T_T) 

  ↓ 山頂の「日本武尊像」も霧でぼやけてます。
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結局、琵琶湖どころか、景色を楽しむこともできず、駐車場へ戻りました。伊吹山ドライブウェイは3,000円もするので、もったいないと思ったんだけど、引き返す勇気が必要だったかなぁ。

それでも伊吹山制覇と言っておこう(^^;

後は、近くの関ヶ原鍾乳洞を見て、長浜から琵琶湖沿いをドライブ。
彦根城に寄って、早めに京都へ向かいました。
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by borderline-kanu | 2006-09-19 23:43 |
「ル・ブレ」
過去の鑑賞作を掲載してます。

大物ギャングのモルテスは7年の刑務所暮らし。お調子者の看守レジオともすっかり親しい仲。出所間近のある日、レジオに頼んで買っていた宝くじが、なんと1500万ユーロの大当たり。しかし、モルテスが大喜びしたのも束の間、レジオの妻ポーリーヌがその当たりクジを持ったまま、仕事でアフリカへ行ってしまっていた。モルテスは当たりクジを奪い返そうと脱獄し、更に警察を振り切りレジオを連れてアフリカへ旅立つ。だが、警察、モルテスの敵、鉄の歯の男、殺し屋、盗賊までもが彼らの後を追ってくる。ノンストップの当たりクジ争奪レースが始まった。 Yahoo!ムービーより


カーアクション映画と思ってたんやけど、コメディでした。
最初シーンはシリアスな雰囲気で始まって、期待できるなと思い、カーチェイスからの観覧車大回転で、「おおっ!」と思ったけど、そこまで、終了。ラリーに参加していよいよカーアクション本番かと思ったら、グタグタでしたね。

笑えるシーンもあったけど、全体的には乗り切れませんでした。

ただ1つポイント高いのは、なんとニコラ・アネルカ(元フランス代表)が出演してたこと!これを書きたいだけで、感想載せたようなものです(^^;
サッカーボール蹴って犯人捕まえるという離れ業!最初は、なんか見たことある顔やなと思ってたら、エンドロールで「ニコラ、メルシー!」とあり、思わず巻き戻して見直したら、やっぱり彼でした(^^)

アネルカと観覧車は見所です。

2003年11月12日(水) ビデオ
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by borderline-kanu | 2006-09-19 00:13 | 映画レビュー
「マッチポイント」
ウディ・アレンの作品は「さよなら、さよならハリウッド」しか観てないので、雰囲気の違いに驚きました。この作品はウディ・アレンより、スカーレット・ヨハンソン目当てだったので、彼女の魅力満載だったのは満足なのですが、あのラストは、いくら運が良いといっても納得いかないっしょ。

【ネタバレです】
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不倫の沙汰も運次第!
マッチポイント、テニスボールがどちらに落ちるかで勝敗が決まる。それは運次第というオープニングから、劇中でも再三、人生には運が必要ということが出てきます。最強の運を持つ男クリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ )と運に見離された女ノラ(スカーレット・ヨハンソン)の物語。

最強の運を持つ男クリス
元プロテニスプレーヤーだからって、取り入るの早っ。オペラ好きというだけで誘う方も脇が甘いけど。クロエとあってからは、トントン拍子で、父親の会社に入って出世していく。周りからみて、一番嫌われるタイプですね、彼は。私も何度「出来過ぎや。」と思ったことか。(ただ羨ましいだけじゃないですよ・・・)

ノラに子供ができてから急展開。
家ではクロエに子供産むためのセックスを強要され、外ではノラに妻と別れろと罵声を浴びせられれば、そりゃ嫌になりますよ。そこで考えたのがノラを殺すこと。悪いこと考えてるときの顔が、ピーター・サースガードに見えたのは気のせい?すっごく短略的で杜撰な計画だったけど、そこは最強の運を持つ男。

隣家のおばさんを殺した時に盗んだリングを川に捨てるはずが、欄干の内側に落ちてしまう。これが命取りと思いきや、近所で起こった殺人事件の犯人が何故かそのリングを持っていたことで、クリスの疑いが晴れる♪
こんなん運ちゃうわ(^^; 劇的にしたいだけやん。

運に見離された女ノラ
女優の卵であり、クロエの兄の婚約者ノラ。こんなにキレイなのにオーデションに落ちまくる運のなさ、よっぽど演技がひどいのか(^^; 過去に2度子供を堕していて、そのうち1回は義兄の子供。今度こそは生みたいと主張したばかりに、赤ちゃん共々、クリスに殺されてしまう。

クリスと再会するまでのクールな高嶺の花のような雰囲気と、子供ができた後のクリスがいないと何もできない姿、しっかり堪能しました(^^)

子供が生まれた後、重い十字架を背負ったかのようなクリスの微妙な表情は、印象的でした。運が良ければいいのか?バレなければいいのか?ということを逆説的に描いた作品でしたね。

2006年9月9日(土) 梅田ガーデンシネマ
マッチポイント@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-13 22:04 | 映画レビュー
「トランスアメリカ」
トランスセクシャル(性同一性障害による性転換者)、いわゆるゲイをテーマにした作品だけど、とても爽やかなのは、ブリー(フェリシティ・ハフマン)が自分の生き方に信念があって言い訳しないところかなぁと思う。言葉遣いやマナーは女性よりも女性らしい面を持っている。トランスセクシャルということを除けば、普通の人だというところが良かったです。

ロサンゼルスで女性として暮らす男ブリー。
1週間後には、男のシンボルを取り除く手術を控えている。晴れて、身も心も女性になれるという時に、17年前の一夜の過ちで生まれた息子がNYにいる事を知ってしまう。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビー(ケヴィン・セガーズ)を保釈し、自分の正体を明かさないまま、トビーを継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとするが・・・

【ネタバレです】
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実は父子の旅だけど、それを知ってるのはブリーだけ。トビーはブリーが男だという事も気づいていない。こういうシチュエーションなので、旅で何が起こるかは、予想がつく。
それでも、2人の旅が目が離せないのは、生真面目な性格のブリーと自分のやりたい事を見つけ出せないまま、男娼として生活していたトビーの鬱屈した感情が、ぶつかった時に起こる笑いが微笑ましくも、せつないからだと思う。

車を盗まれて、仕方なくブリーの実家へ向かう2人。
そこでトビーがブリーに愛の告白するのは、唐突な感じもする。だが、この旅でブリーの女性としての魅力に気づいたことと、2人の境遇が似ていること(実家を飛び出さないといけなくなったこと。)がトビーの気持ちを動かしたと思えば、納得できる。そのせいで、自分が父親だと告白しないといけなくなるんだけどね。

ラスト、家にやってきたトビーに、「机に足を掛けないで。」といい、ビールを持ってくる姿は、しっかり母親の顔になってました。

この作品、脚本も良いのだけど、やっぱり、主演のフェリシティ・ハフマンは素晴らしい。アカデミー取ってもおかしくないと思いました。女性になりたい男の役というのは、頭で理解しても、簡単に演技できるものではないでしょう。歩き方や真面目なんだけど、粗忽なところを見事に演じてましたね。

ブリーが立ちションを見つかった時に、男のシンボルが丸見えだったのには、見ちゃいけないもの見たような気になりました。それとブリーの母親の方がよっぽど性転換したかのような顔だった(^^;

2006年9月9日(土) 梅田ガーデンシネマ
トランスアメリカ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-12 16:53 | 映画レビュー
「キンキーブーツ」
派手なことはないけれども、実話を元に靴工場を巡る人間模様をしっかりと描く、ハートフルな物語です。この作品には、悪人は出てこない。今の生活が楽だから、無理して変えたくないという気持ちが強いだけ。主人公チャーリー(ジョエル・エドガートン)自身はもちろん、靴工場の従業員たちが、全く異質なドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)と出会うことで、前へ踏み出せるようになる姿は微笑ましく、観ていて思わず笑顔になってしまう。

【なんとなくネタバレ】 
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チャーリーをダメ男というのは言い過ぎかもしれないが、自信のなさげな容貌と急に靴工場を継ぐことでの途方にくれた姿は頼りなさを助長してましたね。リストラ対象のローレンから「僕に何ができる?ばかりで何もしていない!」と告げられたことで、心の中にあった靴工場と従業員をなんとかしたいという気持ちに火がついた。ドラッグクイーン専用のセクシーなブーツを作ることに工場の将来を賭けた。

彼が本当にダメな男なら、リストラする従業員に逆切れされたぐらいでは、何も変わらなかっただろう。婚約者ニックの工場を立て直すよりも売却しようという提案に乗った方がよっぽど楽だし、2人で働けば、ロンドンに一緒に住めるんだから。でも、そこには靴に対する愛情だけではなく、彼のプライドがあったと思う。

ローラも一筋縄ではいかない。ドラッグクイーンでいる間は、自信満々なのに、男装に戻ったときは、女々しいと思われるぐらい自信がなくなる。彼の中には女性に憧れる気持ちがあるにもかかわらず、父から男らしくと育てられてきた反動なのだろう。

新しい靴作りを通して、みんなが少しづつ成長する。
従業員たちはキンキーブーツ作りに誇りを持ち、チャーリーは父の影を払拭して、本当の社長としての信頼を勝ち取る。そして、ローラはちゃんと描かれたいたわけではないけど、ドラッグクイーンとしての自信をさらに深めたのではないでしょうか。

笑ったり泣いたり、なんと言っても共感できる人たちがたくさんいるので、最後まで楽しめると思います。

2006年9月3日(日) OS名画座
キンキーブーツ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-10 22:43 | 映画レビュー
「スーパーマン・リターンズ」
スーパーマンに対する思い入れがないから、この作品にも興味なかったんです。それでも、せっかくやってるからとTVで78年版の「スーパーマン」を観たら、少し印象が変わりました。

完全無欠のヒーローというイメージはそのままですが、意外にも恋愛物語でもあったんですね。それにコミカルなところも多くて面白かった。地球の周りを回ってるのは最初理解できなかったけど、そこまでやればそりゃ無敵だなと思いましたけどね(^^;

結果的には1作目を観たのは大正解でした。
「X-MEN」の続編を蹴ってまで、ブライアン・シンガーが撮ったことが理解できるほど、「スーパーマン愛」に満ちていました。オマージュがたくさんあって、1作目を観ていなければ、気づかないシーンばかりでしたよ。それに登場人物の人間関係も予習できたしね。

【78年版も含めてネタバレです】
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1作目はロイスが乗るヘリがビルから落下するのを助けて、登場したのが、今作ではド派手なジェット機救出になりました。助かるとは思っていても、あんなギリギリにせんでもいいやんと思うぐらい焦らしてくれたね。しかも落ちる場所が大リーグ真っ最中のスタジアム、拍手喝采でスーパーマンの帰還をアメリカ国民が迎えました。

レックス・ルーサー(ケビン・スペイシー)の悪巧みも、1作目は西海岸を爆破して買い占めた土地で儲ける計画だったのが、今度はアメリカを沈めて、新しい大陸を作る。と、非常に似ています。また、最後もレックス・ルーサーの愛人が裏切るのも一緒と、スーパーマンの帰還の物語でありながら、1作目のスケールアップしたリメイクのようです。このあたり監督のこだわりが見える様な気がします。

とにかくスーパーマン強すぎて、レックス・ルーサーがいくら悪知恵働いても、相手にならないのは残念。それでも裏切った愛人を始末しないところなど、どこか憎めなさがあるところが好きだなぁ。ケビン・スペイシーもジーン・ハックマンに負けてなかったと思います!

2作目を観ていれば判ったらしいのですが、子供の能力には驚きました。すっかり旦那(まだ入籍前ですが)の実子やと思い込んでましたから。旦那は良い奴だし、多分、自分の子供と思い込んでるだろうから、なんだか可哀想ですね。この辺りは次回作で発覚するのでしょうか。

父親から、人類の道しるべになるようにと言われていたけど、片っ端から助けに回る姿は違和感があり、お手軽なヒーローでしかないような感じがした。ロイスが書いた記事「スーパーマンは必要ない。」中身は判らないが、これでは、必要と書き直すには根拠が弱いだろう。

残念なのは、スーパーマンが無敵のヒーローでありながら、能力をストーカー行為に使ったこと(^^; 家の中覗くのは、まずいでしょう。

2006年9月1日(金) 伊丹TOHOプレックス
スーパーマン リターンズ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-09 01:31 | 映画レビュー