【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり」
映画化なると聞いて、慌ててコミック大人買いした(こちら)しました。リアルタイムより一気に読めたので、話のつながりも理解しやすかったです。
前半から中盤にかけて謎が謎を呼ぶ展開で、非常に面白かった反面、最後は少し残念な感じでした。

原作と違うラストらしいので、そこには期待大ですが、とりあえず第1章。
第2章が公開される時の、TV版「もう一つの第1章」も鑑賞していたので、あまり変わり映えしないんじゃないかと思ってましたが、かなりカットされていたようで、(逆にTVのみのシーンもあった。)新鮮な気持ちで観れました。
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キャスティングは本当に豪華でしたね。同窓会シーンだけでも贅沢な使い方です。それに中心人物たちは、顔もそっくりで原作を知っていると感情移入しやすい。ただ、それぞれのエピソードを割愛した分、顔ぐらいは似せとけばというような感じにも思えた。

登場人物が多いだけに、時間の制約もある中、難しいのは重々承知してますが、個性的な面々が薄っぺらくなってしまったなぁという印象です。原作を読んでいるとイメージができているので補完できるけど、初めて観ると、ベルトコンベアーに乗せられてるように話が流れていってしまいそうです。

後は、映像化されて緊張感があまり伝わってこないんですよね。
原作読んでる時から違和感あったけど、あのハットリくんのお面なんて、特に浮きまくってた気がします。原作に忠実に作ってる(第1章は)ところは、嬉しい反面、これならアニメの方が良かったんじゃないかとも思いました。

3部作にしたのは賢明な判断だとは思うので、第2章、第3章と期待しすぎずに鑑賞したいと思います(^^;

2009年8月21日(金)TV
20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-08-27 22:02 | 映画レビュー
「P.S. アイラヴユー」
夫婦喧嘩を長々と見せられた割に、その後が仲直りしてベットインというありきたりの展開と薄々感じていたヒラリー・スワンクにラブストーリーは似合わない説が、オープニングで判ってしまったので、期待値低めで観始めました(^^;

【ネタバレです】
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アメリカ映画では死ぬと埋葬されるシーンばかりだったから(例外は「ゾンビーノ」かな。)、火葬して骨壷に入れるというのは新鮮でしたね。しかも日本のような飾り気のないものではなく、置物としても使えそうな豪華なモノ。骨壷は亡くなった後もずっと一緒にいたいという気持ちなんでしょうか。

定期的に送られてくる手紙はジェリー(ジェラルド・バトラー)に頼まれた母親が手配していた。
一応、謎として引っ張る割には、それしかない答えなんですよ。夫を突然失った悲しみから、新たなスタートを切るまでのホリー(ヒラリー・スワンク)心の葛藤を描いていくのがメインなんで、誰が送ってたかを探るミステリーではないんですけど、それならもう少し早めにバラして、母親の苦労をコメディタッチで描いても良かったんじゃないかなと(^^;

ラストで同じような境遇のベンジャミンと上手くいっていたら、いかにもと言う展開だったので、いい関係にならなくて良かったと思います。

アイルランドの風景は、そのまま観光誘致ビデオとして使えるぐらいの美しい映像でした!

2009年8月1日(土)DVD
P.S. アイラヴユー@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-08-23 13:35 | 映画レビュー
「蛇イチゴ」
「ゆれる」、「ディア・ドクター」の西川美和監督デビュー作品。
リストラされたことを隠してる父(平泉成)、ぼけた祖父を押し付けられても耐えてきた母(大谷直子)、正義感の強い小学校の教師の妹(つみきみほ)、勘当され詐欺で食いつないでる兄(宮迫博之)。この家族の建前、外面の良さ、見栄、プライド、そういったものが剥がれていき、本音があらわになる。会話と絶妙な心理描写で登場人物の人となりが丸裸になっていく様は、どんどんとせつなくなっていくけど、西川ワールドに嵌ってしまいます。

【ネタばれです】
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演出に毒がありますね(^^; シュールで笑えないが上手い。
嘘をつくとそれを守るためにどんどんと嘘を重ねてしまうと言う話をしている時に、リストラされたのにスーツ姿で電車に乗る父の映像を流して、いずれ発覚することを予見させてみたり、また、妹の婚約者が家に来て、父と会話してる時の打ち解け合って話しているようでいて微妙な雰囲気を表現するのに、ぼけた祖父が空気を読まずに食事をがっついてる姿をアップで撮ってみたりと、観ていると胸がキュンと(ときめく方じゃないです。)してしまうんですよね。

祖父の死とともにあっという間に崩壊していく家族。そんな中、戻ってきた兄に頼ることで思考停止してしまう親に対して、兄を信じることができない妹。兄役の宮迫が詐欺師ぽいなぁという目の演技が抜群でした。

妹のクラスの男の子が生き物係で世話をせずに遅れてくるのを、お母さんが病気だからと言い訳する。でも周りの子供はその日お母さんが街を元気に歩いてる姿を見たと言う。子供たちが男の子が嘘を言ってるという雰囲気の中、妹は男の子を諭すのだけど、ある女の子が「本当にお母さんは病気じゃなかったんですか?」と先生に聞くんですよ。文章では伝わりにくいとは思うけど、嘘と思い込んでいた中のひょっとしたら真実かもしれない一言に鳥肌立ちました!

このシーンが終盤の展開とも繋がっているんですよね。兄に任せると家族がバラバラになるから追放するしかないと思い込んでいた妹にとって、家に蛇イチゴがあったことは衝撃だったと思います。狼少年が本当のことを言っても誰も信じてくれないように、兄も妹から信頼されてなかったけども、蛇イチゴによって、妹の見方が変わるのだろうか。

救いも無い話でラストの解釈は人それぞれだと思いますが、嘘のかたまりのような兄の良心を見せたことで、ひょっとしたらと思わせるのは、意地が悪い(^^;

2009年7月20日(月)DVD
蛇イチゴ@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-08-16 19:33 | 映画レビュー
花火
今日は高松の花火大会の日。
2年前、引越してきたばかりの時には会場まで行って見たのですが、昨年はマット君が生まれたばかりで断念。今年もまだ無理だろうなと思ってました。

そうしたら、ヨメさんが家の近所でも見れる場所があるはずというので、マット君をベビーカーに乗せて、ぐるぐると散歩してたのですが、音は聞こえても、花火は見えないんです。仕方ないから帰ろうと話していたら、住んでるマンションが12階建てってことを思い出した!

2人揃って、間が抜けてるとしか言いようがない(^^;
3階に住んでるんで、それより上に行った事なくて、完全に失念してました。

見えるかどうかは分らないけど、とりあえず行ってみようと、12階へ。
そうしたら、先客もいて、花火が正面にきれいに見えるんですよ(^^;
マット君も初花火を食い入るように見てました~

来年は会場に行けたらいいな。
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by borderline-kanu | 2009-08-13 23:30 | 雑記
「ノルウェイの森」 村上春樹 文庫本
22年前の作品になるんですね。大ヒットした時も、全然読みたいとも思ってなかったけど、ヨメさんのブームに乗って村上春樹、初体験です。

1969年という時代設定ながら、古さを感じさせないし、比喩や例えを頻繁に織り交ぜながら描かれる情景は、イメージしやすく好感が持てます。

恋愛小説というイメージがあったのですが、恋愛中心でもなくて、どちらかと言えば人の喪失感を描いてる物語でした。ちょうど主人公の年齢が38歳と同年代で、若い頃読むより良かったのかなと思っていたら、過去を振り返ったまま現在に戻ってこないじゃないですか~

主要登場人物が家族や友人、恋人の死を若くして体験したことで、死ぬことをより身近に感じていて彼らなりの死生観がある。私自身は、身近な人の死を経験することも無く気楽な学生時代を過ごしたこともあり、彼らの苦しみが本当の意味で理解できなかったと思う。

直子がキズキの死に深く傷ついて精神を病み、ワタナベも緑のことを好きになりながらも直子が忘れられない。ワタナベが苦悩してるのはわかっても、心の中だけでそれが感情に出てこないですよ。その辺は行間を読めと言われるかもしれませんが(^^; 19歳とは思えないほど、大人びていて自分の将来に期待していない様子がもどかしくて仕方なかった。

亡くなった人や愛する人への思いは残っても、どっかで区切りをつけないと始まらないじゃないかと思いながら読んでましたね。だからラストで緑に会いに行ったときは、やっと踏ん切り付けれたと思いましたよ。
若い時に身近な人を亡くすという経験してこなかったことは今考えれば、幸せだったんですね。

読み終わって、真っ先に思ったのは、この作品の映像化は相当難しいんじゃないかということ。登場人物の気持ちの動きや感情を上手く表現しきれないと陳腐な物語になってしまいそうです。監督の腕の見せ所ですね。

題名がビートルズのナンバーとは全く知らず読み始めて初めて知りました(^^;
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by borderline-kanu | 2009-08-05 23:14 | 本&コミック