【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「鴨川ホルモー」 万城目学 文庫本
映画は未見です。
読む前は式神を操って戦うという半端な情報しかなかったので、少し肩透かしを食った気分。面白くないと言う意味ではなく、思った以上に真っ当な青春小説だったことに驚きました。

この作品は、ホルモーという言葉とそのゲームを思いついたことが最大の勝因でしょう。作者の地元である京都が舞台なのも良かったと思う。京都は住んだことはないけど、子供の頃は親に連れられて行ったり、学生、社会人になってからもちょくちょく行ってました。現代であってもあれだけ神社仏閣が残っていて、どこか神秘的な雰囲気があるので好きなんですよね。他の街にはない独特の空気感が文章からも窺がえて来ました。

また、ゆるい学生生活を思い出しながら読んでいたので面白かったです。街の風景や学生の生活にリアリティがあるので、異質なはずのホルモーが違和感なく小説に溶け込んでいたと思います。

正直言うと、もう少しホルモーに関しては深く掘り下げたり、シビアな部分があっても良いかなと思いましたが、このサークル入ってみたいと思ったのも事実です(^^; 

三国志好きなので、「吉田の呂布」「吉田の孔明」はツボでした♪
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# by borderline-kanu | 2009-12-07 21:27 | 本&コミック
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
タイトルから想像するにもっと激しい戦いが繰り広げられるのかと思いきや、1978年の栃木の片田舎という舞台設定も影響してか、どこか牧歌的な感じさえしました。

この頃の私は小学生で、子供だったというのが一番大きいかもしれませんが,振り返ってみると今よりは全体的に時間の流れはゆっくりだったような気がします。そんな時代でも、こんな遊び半分のいたずら(本人たちはいたって真剣)の掛け合いなんて、ありえなさそうですが、和ましてくれる作品でした。

【ネタバレです】
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駐在さんとのいたずら合戦から、後半は手術を拒む少女のために病院から打ち上げ花火を見せるために、花火大会から盗んでくるというお話。

上手くいきすぎなところも多々ありますが、茶目っ気のあるいたずらの数々はやはり楽しい。大人気ない駐在さんの佐々木蔵之介がいい味出してましたね。飯に連れて行くと言って、山に置き去りにした時の得意満面な顔が忘れられません。しっかり仕返しされてましたが(^^;

気楽に観るにはちょうど良い作品でした。

2009年11月16日(日)TV録画
ぼくたちと駐在さんの700日戦争@映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-12-04 22:17 | 映画レビュー
「ママの狙撃銃」 荻原浩 文庫本
ハードボイルドと言えば、男の物語というイメージがあるけど、こちらの作品の主人公は、41歳の一見平凡な主婦。しかし、タイトルにもあるようにお祖父さんの形見のライフル(狙撃銃)を持つ凄腕のスナイパー。25年前に1度だけ人を殺したことで、殺した相手が見えるようになってしまった。

普通の主婦がスナイパーというギャップ、家族といる時と仕事をする時のギャップなどアイデアは面白い。

小学生の息子が家の中でも砂場でも泳ぎの練習をするところなんて、愛嬌があり、ほのぼのさせてくれます。中学生の娘がいじめられてるところを母親が救うシーンは、本線から外れてしまうのだけど、好きなところです。親として子供に対する教育という面で言えば、やりすぎなのは誰の目にも明らかなのだけど、いじめを受け入れるのではなく、能動的に解決しようとする姿勢にグッときてしまいます。

ただ気になるのは、女性が主人公で殺人というテーマなので、コメディタッチであるのだけど、痛々しさが全編通して感じられるところかな。

それは殺した相手が見えるというのも影響が大きいのかも。悔恨の気持ちを現しているのでしょうし、物語の重要な役割を担ってはいるのですが、ハードボイルドなのかコメディなのかどっちつかずになってしまってますね。
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# by borderline-kanu | 2009-12-02 22:39 | 本&コミック
鼻血
マット君、朝起きたら、鼻の下に鼻血が乾いていて、シーツにも結構な量の血の跡が…

マット君がなかなか寝ない時は、3人一緒にベットで寝ていて、その夜も彼を真ん中にして寝てました。寝る前に必ずするのが「マット君爆弾」と呼んでいる彼流の遊び。足を伸ばして座って、そのまま後ろに倒れこむという単純なことなんですが、これが腹や顔に当たると、ほんまに痛い!

その時も寝れなく「マット君爆弾」をやっていたんだけど、ベットの端にある木の部分に頭を直撃してしまったんですよ。かなり強く打ったけど奇跡的に泣かずに、その後寝てしまったんだけど、鼻血を見て、もしかして頭打ったからかと心配になったんですよね。

でも、ヨメさんが言うには、夜中起きたときに見たら、私の腕がマット君の顔の付近にあったから、寝返りをした時にひじでも当たったんじゃないと言うんですよ。私自身は全く記憶がないので、反論もできない(^^;
それから2日経ちましたが、マット君に異常はなさそうなので良かった。

これからは寝たら、彼のベットに戻すようにしたいけど、眠さに負けてしまうんですよね…
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# by borderline-kanu | 2009-11-28 22:17 | 子供
「頭がいい人、悪い人の話し方」 樋口裕一 新書
小説ばかり読んでいたので、少し違う本を読もうとブックオフで探していたら、題名だけは良く見かける本だったので購入してみました。確かベストセラーになっていたと思いますが、初版を見たら2004年。2~3年前の本と思っていたんだけど、意外と古いんですね。

この本が売れて、「頭がいい人、悪い人」という題がついた本がたくさん出ているらしい。Amazonで「頭のいい人、悪い人」で検索しただけでも、~のパソコンの使い方、英語、言い訳術、口ぐせ、仕事術、ビジネスメール、競馬新聞の読み方と7冊もありました。同じ作者の本もあるのですが、それだけインパクイトがあったということなんでしょうね。

内容のほうは、読み物としては面白いけど、それ以上ではないかな。
どちらかというと「頭が良い人」の話し方を知りたかったのですが、著者の考える「頭の悪い人」の話し方を30通り順に解説していくといったもの。よくもこれだけ書き分けたなというのと、こういう人いるいるといった、「頭悪い人あるある」になっているので、楽しいと言えば楽しい。

しかし、文章のなかに「~は愚かだ。」という言葉が頻繁に出てくるのは、気分の良いものではない。また 「頭の悪い人」に対する接し方も書かれているが、無視する、相手にしない、部下ならここが悪いとはっきり言う。など、ほとんど同じパターンなんですよね。根本的な解決じゃないような気がします(^^;

程度の差はあったとしても何個かは自分だってそれに当てはまってると自覚できることもあるし、ひょっとしたら自分は気づいてなくても、周りからはそう思われてるかもしれない。この本を読んで、反面教師にしろということなんでしょうが、著者の書いてる頭の悪い話し方全てに当てはまらない人なんて、存在するんでしょうか?

たとえいたとしても、聖人すぎて近寄りがたい雰囲気がありそうで、友達にはなれないと思いました(^^;
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# by borderline-kanu | 2009-11-22 23:09 | 本&コミック
「ワルキューレ」
レンタルしてきたDVDを見ていると原題が載っており「VALKYRIE」と書かれていた。これバルキリーかなと思って調べると、北欧神話に登場する女神たちワルキューレの英語読みなんですね。
こんなところで「超時空要塞マクロス」に出てくるバルキリーに出会えるとは思ってもいなかったので、映画とは全く関係ないけど書いてみた(^^;

最初、戦場でドイツ語の会話だったので、「おっ!」と思ったらトム・クルーズが出てきたとたん英語に変わりました。これは英語だけど本当はドイツ語なんだよと言いたいのかもしれませんが、はっきり言って逆効果じゃない?
だれもトム・クルーズがドイツ語を喋るとは思ってないし、ハリウッド映画なんだから、そういうところには最初から期待していないと思うんだけど・・・

【ネタバレです】
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ヒトラーが暗殺でなく自殺だったということは知っている。でも、数十回もヒトラーの暗殺計画があったことや、具体的な計画は全く知らなかったので、先が読めるにも関わらず、ドキドキしながら手に汗握ってました!

脚色されてはいるでしょうが、かなり忠実に再現してるらしいですね。ヒトラーを暗殺することだけが目的になっていた反対派の軍人と違って、シュタウフェンベルグ大佐(トム・クルーズ)は、混乱に乗じて元々ヒトラーが準備していた叛乱対策の「ワルキューレ作戦」を逆手にとることを思いつく。一気にナチス政権を追い落とし、ドイツを立て直すことまで考えていたぐらいだから、頭が切れる男なのでしょうが、残念ながら仲間に恵まれなかった。

シュタウフェンベルグが狼の巣を脱出して3時間何も出来なかったことが最大の失敗でした。もしはないけども、上司のオルブリヒト将軍(ビル・ナイ)が「ワルキューレ作戦」を発動させていれば、ひょっとしたらこの叛乱は成功したんじゃないかと思わずにはいられません。

いよいよ決行となり、狼の巣で爆弾の準備をするシュタウフェンベルグは、手が不自由だからなかなか上手くいかない。会議開始を知らせに来た将校に気づかれないように必死になる姿は、いつも冷静なイメージでしたが、自らの命を懸けた勝負のにかける意気込みとを感じさせてくれました。

ヒトラーの死が確認できないことで決断できないオルブリヒト将軍、あの段階まで来ても保身を考えてるところが、ヒトラーの力の強大さを物語っていた気がしました。

暗殺の計画者であるシュタウフェンベルグの内面に迫って描ければ、もっと深みのある作品に仕上がったと思いますが、十分に楽しませてもらいました。

2009年10月17日(土)DVD
ワルキューレ@映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-11-15 23:01 | 映画レビュー
インフルエンザ予防接種
先週の木曜日、ヨメさんが風邪気味だったので、マット君を連れて新型じゃない方の予防接種に行ってきました。

16時からと書いていたので馬鹿正直に16時に行ったら、子供30人ぐらいが既に待合スペースに溢れていて、保護者もいるので、熱気に包まれているというか、私には地獄絵図にしか見えなかった(^^; 座る場所もなく、そのまま帰りたくなりましたよ。でも先にお金支払っていたので、仕方なく我慢。

マスク装着率がざっと見て70%ぐらい、何の準備もしていない私は、予防接種に来て、風邪やインフルエンザにかかったら洒落にならないと息をするのも恐る恐るという感じ。でもマット君は人の多さにもまったく動じず、じっとしてられないので、ひょこひょこ歩いては探検をしておりました。

そんな風に時間を潰していると、思いがけずにマット君の名前が呼ばれて、病室へ。アレルギーがあるので毎月この病院に通ってたおかげなのか、よく分かりませんが、こんなに早く呼ばれて、本当にラッキー♪

注射自体は一瞬で、マット君が泣く暇もないぐらいだったし、機嫌の良いうちに終わって良かったです。早くても17時半ぐらいかなと思っていたので、1時間早く終わりました(^^)
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# by borderline-kanu | 2009-11-11 07:42 | 子供
「NHKにようこそ!」 滝本竜彦 文庫本
映画も本も観ていませんが、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」の作者による、ひきこもりが主人公の作品。NHK(日本ひきこもり協会)の陰謀で自分はひきこもってるんだと信じ込もうとする俺こと佐藤。日本ひきこもり協会以外にも、日本ひ弱協会やら、日本悲観協会、日本人質交換会など、色々なNHKが出てきます(^^;

つかみはOKだったんだけど、ひきこもってる時の心情には、全く共感できず。
周りの人が自分のことを嘲笑してるように感じるようになって、外に出られなくなるというのは分らなくもないのですが、ひきこもってからは、通販で買える合成ドラッグに手を出したり、エロゲー作りに勤しんだり、その影響でロリコンになったりと現実逃避のみ。

他人から見るとなぜそんなことに拘るのだろうと思ってしまうようなことも、本人にとっては死に値するほど、恥ずかしかったり、辛かったりしている。とにかく脳内で、「このままじゃいけない、でも家から出れない。」と考えがひたすらグルグルと回ってるだけなんですよね。

それでいて女の子と出会ってしまうという、ボーイミーツガール的な要素もあるんだけど、物語は錯綜していきます。しかも彼の女の子(先輩や岬)に対する空回りぷりは痛々しい。

新興宗教の会場に潜入するところなんかは面白かったけど、いつの間にか岬のために色々な場所へ出かけるようになるので、客観的には既にひきこもりではないだろうと思うのですが、彼の意識は相変わらず最初と全く変わってないんですね。

久々にネガティブ全開の感想になってしまった…
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# by borderline-kanu | 2009-11-05 21:56 | 本&コミック
「チェンジリング」
クリント・イーストウッドの作品は近年のものしか鑑賞したことがありませんが、爽快な気分にはなるような作品はないけれども、いつの間にか画面から目が離せなくなり、感情に直接訴えてくるものがあるところが魅力です。

調べてみたら、初監督作品が私の生まれと同じ年!もう来年は80歳ということを考えれば不思議じゃないのでしょうが、人生の機微を知ってるだけでなく、映像として表現できるのは凄いと思います。「グラン・トリノ」も早く観なくちゃ。

【ネタバレです】
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これが実話と知っていなかったら、ちょっと警察ありえないと思ってしまうほどの酷さですね。クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の息子ウォルターは9歳にもなるのに、他人で誤魔かせると確信してる警察が滑稽に思えるのは今の感覚なんでしょうか。

背丈も違う、顔も違う、割礼されてる!、歯医者も学校の先生も他人だと言ってるのに、警察の高慢さがクリスティンとの会話で浮き彫りにされていく。こんなに一方的なところを見せられると、クリスティンに肩入れして観てしまいますよね(^^;

誘拐を手伝った少年の告白を聞く刑事のタバコの灰が落ちるシーンは、ありがちかもしれないけどインパクトがありました。この告白をきっかけにウォルターの失踪と子供の連続殺人事件が繋がり、中盤から物語は大きく動きだす。

連続殺人犯であるゴードン(ジェイソン・バトラー・ハーナー)が裁判で、2年収監の上死刑という判決が下りた。日本と違って、自分が死刑になる日まで宣告されるのは精神的にかなりキツイでしょうね。

彼が死刑執行直前になり、クリスティンと面会して真実を話したいと連絡が来る。ここで犯人がペラペラと話し出したら、映画的には盛り上がるなという思いと、しっかり築きあげた物語がエンターテイメントしすぎるかなという気持ちで観ていました。話さなかったのか話せなかったのか、結果的には犯人の2年間の心の葛藤が垣間見れた気がして、これしかない展開でしたね。

口封じのために精神病院に入れられるクリスティンを見ると、アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー助演女優賞を受賞した「17歳のカルテ」を思い出しました。

あの作品を観た時、これからの活躍を予感できたけど、演技派として進むと思っていたので、アクション映画ばかりに出演していたのは残念な気持ちでした。でも今回、渾身の演技を見せてくれて、これからの出演作に期待が膨らみましたよ。

2009年10月12日(月)DVD
チェンジリング@映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-11-02 08:16 | 映画レビュー
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
DVD借りてから上映時間が3時間近くもあることに気づいて少し後悔。長い映画も劇場で観る分は仕方ないと思うのですが、家だと子供がいるとこれだけの時間集中することができないのが難点です。でもなぜか大人しくしてくれたので、助かりました(^^;

80歳で生まれ若返っていく男の話。不幸にしようと思えばいくらでもできると思うし、そういった映画かなと想像していたのですが、ベンジャミンがどちらかと言うと幸せな一生を過ごした(少なくともマイナスだけない)ところに、人生の味わい深さを感じました。

【ネタばれです】
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デイジー(ケイト・ブランシェット)が死ぬ間際の病院で娘にベンジャミン(ブラッド・ピット)の日記を読んでもらうところから始まります。
この日記を読むことで、ベンジャミンだけでなく娘の知らなかったデイジーの人生も明らかになってくる。とても丁寧に2人の人生を追っかけてますが、特に前半は現在に戻るのが頻繁で話の流れが切られがちな気がしました。

ベンジャミンは生まれた時から、いつ死んでもおかしくないと医者に言われていたので、体が丈夫になり若返っていくのが実感できるたびに、老人顔で嬉しそうに笑う姿がとても印象的だった。生まれた時から死が身近にある分、彼はチャレンジすることに積極的だったのかな。
最後もデイジーの腕に抱かれ息を引き取るなんて、羨ましい死に方ですよね。

デイジーはベンジャミンが普通の老人とは違うと見抜ぬく。子供の直観力って、大人には見えないものも感じてしまう所があると思うのだけど、まさにそういったシーンでした。

お互いに惹かれながらも、年齢と見た目のギャップに上手くいきませんが、2人がちょうど実年齢に相応しい年頃から一緒に過ごすようになったのは必然なんでしょうね。

それにしても2人のメイクは素晴らしかったです。10代から80代まで全く違和感なく観れました。デイジーが交通事故で入院し、ベンジャミンがパリまで見舞いに来た時、「本当にあなたなの完璧。」と言っていましたが、全編通して、2人とも完璧でしたよ!

オープニングで、ボタンを使ってワーナーブラザーズとパラマウントのロゴを表現してた意味が分からなかったけど、父親の会社がボタン会社と知って、ニヤッとしてしまいました。
雷に7回撃たれた男は、ルパン3世にありそうな感じでしたね(^^;

2009年10月11日(日)DVD
ベンジャミン・バトン 数奇な人生@映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-10-25 22:51 | 映画レビュー