【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「空中庭園」 角田光代 文庫本
角田光代、名前だけ見ると浅香光代の顔が浮かんでくるのですが、写真で観るとチャーミングな方でした(^^; ヨメさんの好きな作家の1人。何冊か家にあった中で、映画化されたこの作品をチョイスしてみました。

シルバーウィークがあったこともあって、読了するのに2週間もかかってしまった。読みやすいし、悪いことばかり起こるという話でもないのだけど、毒気に当てられて、ページが進まなかったんですよね。

ホームドラマをみるような理想的な家族で、「家族同士で秘密を作らない。」という約束がある。長女が「ホテル野猿」というとこで仕込まれたということまで、開けっぴろげにしてるんだけど、実は家族それぞれが、お互いに絶対に言えない秘密を持ってるというお話。

家族4人+別居の祖母+父親の愛人の6人の視点で描かれています。6人それぞれが日常に対して「なぜ私だけが…」といったような不満を持っていて、心の底に溜まってる膿を吐き出すような独白はに結構やられますよ。

それにしても父親に対する女性3人の評価の低いこと。確かに能天気で馬鹿っぽく描かれてはいるんだけど、何も期待していないというのがよく分る女性の数々の発言には、同性として可哀想な気になってしまいます。

男の作家は女性のドロドロした気持ちってなかなか上手に書けないと思います。そういった意味では女流作家の作品と言うのは新鮮なのだけど、男性とは全く違う思考回路を持ってるというのをまざまざと見せつけられるようで怖くもありますね。

小泉今日子や板尾創路がどんな家族を演じているのか映画も観たくなりました。直木賞を取った「対岸の彼女」も、もう少し時期を置いて読みたいと思います(^^;
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# by borderline-kanu | 2009-10-18 19:48 | 本&コミック
「ワールド・オブ・ライズ」
リドリー・スコット監督、2008年の作品。
ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)とエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)、CIA中東担当の諜報部員と現場にはほとんど行かない上司という「踊る大走査線」と同じ構図ながら、2人の間に友情なんてものは一切ない。

チームとして協力するどころか、独善的に指示を出し現場を掻き乱すホフマン。ラッセル・クロウが見た目にもかなり太っていてびっくりしたんだけど、この役にはぴったりでした。自分さえ良ければという自己中丸出しで、嫌な上司の典型みたいな人ですね。なんだか昔の上司を思い出しますよ。メガネをずり下げて、上目遣いで冷ややかに見るところなんてそっくりなんですもん(^^;

【ネタばれです】
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架空のテロ組織をでっち上げるのって、実際はあんなに上手くいくとは思えないけど、自分が知らないうちにテロの黒幕かのように仕立て上げられる様子は背筋がぞっとしますね。

その標的になったヨルダンの建築家サディキが殺される可能性なんて非常に高いにも関わらず、詰め段階まできて、保護しようと言い出すフェリスは良くわかりません。優秀な工作員として描かれてるので、非情な部分も持ち合わせてるはずだと思っていたから、あの場面で彼の優しさ、もしくはとまどいを描く必要性を感じないんですよね。

レオナルド・ディカプリオは自分が演じたい役にやっと年齢が追いついてきたかなと思います。いつも感じる未見の深いシワも、前作の「ブラッド・ダイアモンド」あたりから気にならなくなってきたしね(^^;

ヨルダン情報局のハニはスマートさが胡散臭く感じましたが、フェリスを助け出した後のホレ見たことかという顔は愛嬌ありました。

全体的には上手くいきすぎな感じも否めませんが、フェリスとホフマンのやり取りだけでも面白いし、アフリカは画になります。派手なアクションがあるわけでもないのに緊張感が持続する、良質のエンターテイメントでした。

街の郊外にある広大なゴミの山、雰囲気のあるロケ現場見つけたなと思ってましたが、全部作り物だと聞いて驚きました。元々は本当のゴミの山なんですが、そこにあるゴミを全部片付けて、きれいなゴミを一面に配置したそうです。予算があるとやることが違いますね。

2009年9月27日(日)DVD
ワールド・オブ・ライズ@映画生活
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# by borderline-kanu | 2009-10-13 23:38 | 映画レビュー
「悪夢のエレベーター」 木下半太 文庫本
映画化されると聞いて、読んでみました。前は映画になると聞いたら、鑑賞してからと思っていたのですが、最近は劇場で観れてないので、先に読みたい派かな(^^;

エレベーターに閉じ込められるのが、空き巣、おかま、自殺する直前の女の子にバーテンダーという、個性的な4人。前半ちょっとありえない話になってきたなと思ったのですが、中盤以降にしっかり収束させています。狭い空間での出来事ということと、解りやすいキャラクターのおかげで、映像が頭に浮かぶようで非常に読みやすかったです。

内田けんじ監督の「運命じゃない人」のように同じシーンを複数の視点で描くことで、真実が少しづつ見えてくるといった展開でした。

映像化しやすい作品だなという印象でしたが、あとがき読んで、著者が劇作家をやってると知って納得。きっと芝居にすることを前提に書かれたんじゃないかなと思いました。で、調べてみたら既に芝居として上演されてました(^^;

どんでん返しのあるドタバタ劇で、過剰演技気味のほうがしっくりくるので、芝居も観てみたくなります。
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# by borderline-kanu | 2009-10-04 15:29 | 本&コミック
マット君vs飛行機 その2
【3回戦 函館発8:30→羽田着9:50】
出発が朝早いので、朝食を家ではなく機内で食べさせる作戦。
家を出る直前まで寝ていたので、ちょうど良い時間の朝食となりました。まだ眠いようで、素直にだっこされてましたよ。
この便だけ少し小さい機体だったので揺れが心配でしたが、順調に羽田に到着、マット君も最後まで大人しかったです。これが高松行きの便ならどれほど良かったか(^^;

【4回戦 羽田発12:30→函館着13:50】
行きと違い、羽田で2時間以上待ち時間があるので、子供の遊びコーナーで思いっきり遊ばして、疲れて寝かせる作戦。
マット君は他のところでも遊び場では、外に出て行きたがるんです。午前中で人も少なかったから、待合の椅子の方までは泳がしていたけど、逃げては連れ戻しの繰り返しで、こっちが疲れて早めに切り上げ(^^;
遊ばせたおかげか、搭乗20分ほどで寝始めて着陸までお休みでした♪


羽田空港の「ねんりん家」で待ち時間に食べたバームクーヘンサンド。
バームクーヘンが甘いのでデニッシュサンドかマックグリドルのような感じ。具が海老アボガドとか美味しかったので、普通のサンドイッチだった方が良かったかも。
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同じ店で自分たちへのお土産として買っバームクーヘン(写真のとは違うタイプ)が凄く美味しかったです。表面は砂糖でコーティングされた皮が堅た目で、中は卵たっぷりの生地でしっかりとした食べ応え。最近食べたデザート系の中ではダントツの美味さでした。
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# by borderline-kanu | 2009-09-29 22:52 | 子供
マット君vs飛行機 その1
シルバーウィークはヨメさんの実家の函館へ行って来ました。
前回の記事でも書いたように、高松⇔羽田⇔函館の4回の飛行機搭乗が最大の難関でした。

【1回戦 高松発14:30→羽田着15:45】
乗る前からテンション高いマット君、お昼寝タイムと重なるので、どうにかして寝かすしかない。席に着いても、じっとしていられない。抱っこを嫌がり、足元から通路へ何度も逃亡を試みる。大人2人はシートベルトしてるけど、彼は自由なのでやっかいでした(^^;

とりあえずお菓子で機嫌を取り、シートベルト外しても良いところまで来たら、私がマット君を抱っこして後方のトイレ前スペースへ。キャビンアテンダントは笑顔で迎えてくれたけど、やっぱり邪魔そう。ここで寝かせないとと頑張ったら、10分ほどでなんとか眠った。起きていた時間は30分ほどでしたが、これがあと3回続くと思うと、2人とも考えただけで疲れてました。


【2回戦 羽田発16:30→函館着17:30】
前の飛行機が遅れたので、羽田での待ち時間はほとんどなし。
一眠りしたので、元気なマット君。もう寝ないので、とにかく食べさせて大人しくさせるしかないと、お菓子、パン、ジュース、ゼリーとずっと与え続けました。彼は小さなかぼちゃチップもゆっくり食べるので、時間稼げて助かりました(^^; 

気流の関係で結構揺れていたので、私は少し気分悪くなっていたけど、彼は全然平気なようで、パクパク食べてましたよ。ご飯はあまり食べないくせにおやつは大好きなマット君でした。
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# by borderline-kanu | 2009-09-27 22:06 | 子供
「キング・オブ・コント2009」 結果
予想はこちら。やはり今年は昨年よりも全体のレベルは高かった。
そういった中で、東京03はネタ順1番目という不利がありながら、優勝したのは価値があるんじゃないでしょうか。2つ目のネタのハーモニカが効きました。あれで場の雰囲気を掴みましたね。

NHKの「笑神降臨」という30分間で1組の芸人だけのネタを見せる番組の再放送でちょうど東京03をやっていました。
舞台で絶えず笑いがあるというよりじっくり魅せる作品で、芝居をみてるような作りこんだコントが面白かった。彼らの本領を発揮するのに、10分程度の尺が必要なのであれば、4分というTVサイズの時間で勝てたというのは、自信に繋がったんじゃないかと思います。

サンドウィッチマンはさすがM-1チャンピオンというところを見せました。基本的には彼らの場合、漫才もコントも内容変わらないとは思うけど。
富沢がこれでもかとボケるので、小刻みに笑いが取れるのが強みですよね。伊達のツッコミでヨシキ→カルロストシキって知ってれば面白いと思うけど、今は結構判らない人多いんじゃない?!うちのヨメさんも元々は知らなかったけど、前から昭和の曲特集の番組で杉山清貴が出て来たときに、カルロストシキもオメガトライブと組んでいたというような話をしていたので笑ってました(^^;
ただ1本目も2本目も客と店員でパターンが同じなので、芸の幅が狭く感じた分、東京03だったんじゃないでしょうか。

そしてジャルジャル、まさかの最下位(^^;
ネタ前のVTR見ても、かなり気負ってました。それが良い方向に出れば良かったんですが、完全に裏目でした。
1本目は途中ネタが飛んだんじゃないかと思うところがあったし、2本目も後藤がいきなり噛んでました。そういった部分があったとしても、トップとあれほど点数を離されて最下位になるほど悪くはなかったと思います。
来年こそはの気持ちで、これから1年もっと頑張って欲しいです。1日も早く東京に出てくるべきやと思いました。

モンスターエンジンは、思っていた以上に面白かった。大林の存在感がもっと出てくるようになれば、来年はもっと上を目指せると思います。

昨年より採点方法自体は良くなったとは思いますが、審査する芸人(全員ではないですが)と1人10点という持ち点が問題です。ある程度点数が離れていても、逆転できる可能性があるというのは盛り上がるかもしれないけど、どういう基準で審査してるんやって思ってしまいました。

1回目と2回目では同じ芸人でも点数が違いすぎることをみても、1人1人にしっかりした基準がないとしか思えません。
例えば1回目の東京03のネタが7点だとしたら、それと比べて他の芸人のネタはどうだったかという判断をしたのだろうか?1回目のそれぞれの芸人のネタに対して2回目はどうだったのかと判断して点をつけたのだろうか?
全員が横と縦の比較をして点数をつければ、この採点方法は悪くないと思うけど、それぞれの思惑や人間関係に左右されやすいから、せめて持ち点を5点満点にするとか、M-1のようにしがらみのない人を審査員とする方がよりベターだと思います。
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# by borderline-kanu | 2009-09-24 22:45 | 雑記
「キング・オブ・コント2009」 予想
バッファロー吾郎が優勝して早1年。全国的にブレイクしたとは言えないけど、木村はすっかりスベリキャラになってますね。

昨年の採点方法には、問題あり(こちら)でしたが、今年は決勝で5分以内のネタを2本ずつ披露して、準決勝進出で敗退した芸人が各ネタに対して匿名で採点を行い、その2ネタの総合得点を競い合うことに変更になりました。全員が2回できるということで、ネタ順の不利は多少緩和されるかもしれませんね。

昨年よりも混戦じゃないでしょうか。
レッドシアターから、はんにゃやフルーツポンチの人気先行組ではなくて、実力がある3組が決勝に行ったのは非常に納得できる。はんにゃもフルーツポンチも金田、村上のキャラに頼りすぎで、ツッコミの2人が弱いから厳しい。フルーツポンチの亘は結婚を機に、変われるんじゃないかと期待はしてるんですけどね。

昨年も決勝に出て欲しいと願っていたジャルジャルが満を持して登場、優勝して東京進出という姿が目に浮かびます。(私だけ??)ジャルジャルとしずるの上位独占でも驚きません。ロッチも好きだけど、優勝するキャラじゃないような気がするんですよね(^^;
この3組はボケ・ツッコミだけで終わらず、物語をどんどん膨らますことができるし、ネタも個性的で非常にレベルが高いと思います。好みなのも大いにありますが、ジャルジャルには優勝して欲しい。

当面のライバルはサンドウィッチマン、東京03。芸人が決めるということで、M-1を取ってる分、サンドイッチマンには厳しい目で見られる気がします。そう簡単に2冠は難しそう。3人組のコントグループも最近多くなってきてるけど、東京03は3人組では一番面白いと思う。ただし、1回目のネタ順が1番目と言うのは少々辛いところ。

モンスターエンジンはM-1にも出たけどコントの方が持ち味が出ますね。バッファロー吾郎とネタの雰囲気が似てる気がします。インパルスは昨年のロバートや、M-1のキングコングのように、はねとび世代は勝ちきるにはもうワンパンチ足りないかな。売れていてもこういう舞台へ上がってこれるクオリティを維持していることは、素晴らしいと思いますけどね。

天竺鼠は唯一の2年連続の決勝、普段彼らのコントを見ないのですが、昨年のキングオブコントのネタを見る限りは、マニアックすぎます。ツッコミの瀬下が元ヤンキーで喧嘩の話とか聞いてると面白いのだけど、コンビになったらその良さが出ていないように思いました。

だいぶ好みに左右されている予想ですが、これでどうだ(^^;

◎ジャルジャル
○しずる
▲サンドウィッチマン
△ロッチ
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# by borderline-kanu | 2009-09-19 00:13 | 雑記
函館へ帰省
シルバーウィーク(なんだかピンときません。)にヨメさんの実家に帰ります。

実は結婚してほぼ4年ですが、お義父さんとは籍を入れる前に食事して以来会っていません… お義母さんは香川に遊びに来てくれるので年1回ぐらいのペースでは会っているのですが、お義父さんは顔もだいぶ忘れてきたぁ~

そしてマット君にとっては初の長旅になります。
寝てる時以外は、止まると死ぬんじゃ~状態のマット君にとって高松⇔羽田⇔函館と往復4回乗る飛行機をどうクリアするかが最大の難関!機内ではずっと食べ物や飲み物を与えるメタボ作戦発動かも(^^;

悩んでもなるようにしか、ならないので、慌てないよう気持ちの準備だけはしておきます(^^;
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# by borderline-kanu | 2009-09-16 22:39 | 雑記
アダモステ
もちろん本家はこの方。
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うちのマット君も最近、白いアダモちゃんと化しています。

ここ2週間ぐらいで自力で歩けるようになりました!
最初は2、3歩がやっとだったけど、今では足元に障害物さえなければ、玄関から廊下を通ってリビングの端まで行けるようになりましたよ。
手を上げてバランスを取りながら、「ばばっばっば、ばぁ」とか「んごんごうーん、ぎゃ」など色々と話しながら歩きます。髪の毛クルクルなので生まれたてのアダモちゃんのような感じ(^^;

歩けるようにはなったけど、まだまだハイハイの方が速いマット君でした。
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# by borderline-kanu | 2009-09-13 21:33 | 子供
「終末のフール」 伊坂幸太郎 文庫本
「8年後に小惑星が地球に衝突し、地球が滅亡する」ということが発表されてから、パニックが起こり、暴動、殺人、自殺が頻発したが、世の中は落ち着きを取り戻してきた。

そんな5年間を経て、人類全員があと3年で死んでしまうという状況を日々を生きるというのは、どんな気持ちなんでしょう。早く割り切って、3年であっても充実した生活を送るのが正解なんだろうと頭では理解しても、なかなかそうはできないんだろうなぁ。

状況としてはかなり深刻なんですが、爽やかな空気さえ漂っていて、肩の力が抜けた短編連作だと思います。それぞれにテーマがあって主人公によって硬派だったり、ゆるい感じだったりとするんですが、死を絶えず意識することで、日常の何気ない出来事の積み重ねの大切さをあらためて考えさせてくれます。

個人的には、「太陽のシール」の中に出てくる不治の病の子供を持った父親が、子供を残して先に死ぬことが心配で仕方なかったけど、3年後にみんな一緒に死ぬのであれば、子供を残す心配がなくなったと晴れやかな顔で話していたのが印象に残ってます。
世界の終わりであっても、それを幸せに感じる人もいるというが、少し嬉しかったりします。

「深海のポール」に出てくるマンションの上に櫓を作って終末の大洪水を見物するというお祖父さんは、「つみきのいえ」と似てませんか?! 実は「つみきのいえ」は読んでもないし、映像もニュースで流れる断片的なものしか観てないんだけど(^^;

「死神の精度」を読んだ時にも感じたのが、ワンアイデアで小説を書く難しさです。地球最後の日まであと3年というアイデアは面白いけど、それに頼りすぎなんですよね。

逆に言えば、設定を決めてしまったことで縛られてしまい、時系列をずらしたり、テンポの良い会話が魅力の伊坂作品らしさが薄れてしまった気がします。
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# by borderline-kanu | 2009-09-09 00:00 | 本&コミック