予想は
こちら。やはり今年は昨年よりも全体のレベルは高かった。
そういった中で、東京03はネタ順1番目という不利がありながら、優勝したのは価値があるんじゃないでしょうか。2つ目のネタのハーモニカが効きました。あれで場の雰囲気を掴みましたね。
NHKの「笑神降臨」という30分間で1組の芸人だけのネタを見せる番組の再放送でちょうど東京03をやっていました。
舞台で絶えず笑いがあるというよりじっくり魅せる作品で、芝居をみてるような作りこんだコントが面白かった。彼らの本領を発揮するのに、10分程度の尺が必要なのであれば、4分というTVサイズの時間で勝てたというのは、自信に繋がったんじゃないかと思います。
サンドウィッチマンはさすがM-1チャンピオンというところを見せました。基本的には彼らの場合、漫才もコントも内容変わらないとは思うけど。
富沢がこれでもかとボケるので、小刻みに笑いが取れるのが強みですよね。伊達のツッコミでヨシキ→カルロストシキって知ってれば面白いと思うけど、今は結構判らない人多いんじゃない?!うちのヨメさんも元々は知らなかったけど、前から昭和の曲特集の番組で杉山清貴が出て来たときに、カルロストシキもオメガトライブと組んでいたというような話をしていたので笑ってました(^^;
ただ1本目も2本目も客と店員でパターンが同じなので、芸の幅が狭く感じた分、東京03だったんじゃないでしょうか。
そしてジャルジャル、まさかの最下位(^^;
ネタ前のVTR見ても、かなり気負ってました。それが良い方向に出れば良かったんですが、完全に裏目でした。
1本目は途中ネタが飛んだんじゃないかと思うところがあったし、2本目も後藤がいきなり噛んでました。そういった部分があったとしても、トップとあれほど点数を離されて最下位になるほど悪くはなかったと思います。
来年こそはの気持ちで、これから1年もっと頑張って欲しいです。1日も早く東京に出てくるべきやと思いました。
モンスターエンジンは、思っていた以上に面白かった。大林の存在感がもっと出てくるようになれば、来年はもっと上を目指せると思います。
昨年より採点方法自体は良くなったとは思いますが、審査する芸人(全員ではないですが)と1人10点という持ち点が問題です。ある程度点数が離れていても、逆転できる可能性があるというのは盛り上がるかもしれないけど、どういう基準で審査してるんやって思ってしまいました。
1回目と2回目では同じ芸人でも点数が違いすぎることをみても、1人1人にしっかりした基準がないとしか思えません。
例えば1回目の東京03のネタが7点だとしたら、それと比べて他の芸人のネタはどうだったかという判断をしたのだろうか?1回目のそれぞれの芸人のネタに対して2回目はどうだったのかと判断して点をつけたのだろうか?
全員が横と縦の比較をして点数をつければ、この採点方法は悪くないと思うけど、それぞれの思惑や人間関係に左右されやすいから、せめて持ち点を5点満点にするとか、M-1のようにしがらみのない人を審査員とする方がよりベターだと思います。