【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「コンフェッション」
過去の鑑賞作を掲載してます。

ジョージ・クルーニーの監督デビュー作。そして脚本はチャーリー・カウフマン!

1960年代、アメリカ。テレビ業界での成功を夢見るチャックは、色々な番組企画を発案してテレビ局に売り込んだ。しかし、いずれも採用されることはなく、やさしい恋人ペニーに慰められる日々が続く。自信満々で持ち込んだ視聴者参加型テレビショーの企画も結局は日の目を見ずに終わる。失意のあまり、バーに入り浸るチャック。ところがそんな時、彼の前に謎の男ジムが現われる。ジムはチャックに近づくと、高い報酬と引き換えにある仕事を持ちかける。それはCIA工作員となり合衆国にとって邪魔な人物を抹殺するというものだった…。 Yahoo!ムービーより

アメリカテレビ業界の伝説的プロデューサー、チャック・バリスの自伝を基にした映画という触れ込みですが、内容よりも「ほんまに実話か?」というのが1番気になる(^^;

【ネタバレです】


CIAの工作員だったのは本当かもしれんけど、人は殺してないとかが真実のような気がするなぁ。33人も殺していたら、捕虜交換されずに殺されていても不思議じゃないし、捕虜交換の相手がデート・ショウの出演者というのも、ありえなさそう。

パトリシア(ジュリア・ロバーツ)が裏切り者と判っていたとしたら、あんな回りくどい殺し方はしそうにない。自分の命落とすかもしれないのに、そんな余裕はないでしょう。このへんはチャーリー・カウフマンの脚本の見せ所なんかもしれませんが。

出演者は豪華だし話も面白いけど、なんか上手く収め過ぎた気がします。

2003年8月31日(日) CINEMA大門
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by borderline-kanu | 2006-09-28 00:55 | 映画レビュー
「キンキーブーツ」
派手なことはないけれども、実話を元に靴工場を巡る人間模様をしっかりと描く、ハートフルな物語です。この作品には、悪人は出てこない。今の生活が楽だから、無理して変えたくないという気持ちが強いだけ。主人公チャーリー(ジョエル・エドガートン)自身はもちろん、靴工場の従業員たちが、全く異質なドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)と出会うことで、前へ踏み出せるようになる姿は微笑ましく、観ていて思わず笑顔になってしまう。

【なんとなくネタバレ】 
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チャーリーをダメ男というのは言い過ぎかもしれないが、自信のなさげな容貌と急に靴工場を継ぐことでの途方にくれた姿は頼りなさを助長してましたね。リストラ対象のローレンから「僕に何ができる?ばかりで何もしていない!」と告げられたことで、心の中にあった靴工場と従業員をなんとかしたいという気持ちに火がついた。ドラッグクイーン専用のセクシーなブーツを作ることに工場の将来を賭けた。

彼が本当にダメな男なら、リストラする従業員に逆切れされたぐらいでは、何も変わらなかっただろう。婚約者ニックの工場を立て直すよりも売却しようという提案に乗った方がよっぽど楽だし、2人で働けば、ロンドンに一緒に住めるんだから。でも、そこには靴に対する愛情だけではなく、彼のプライドがあったと思う。

ローラも一筋縄ではいかない。ドラッグクイーンでいる間は、自信満々なのに、男装に戻ったときは、女々しいと思われるぐらい自信がなくなる。彼の中には女性に憧れる気持ちがあるにもかかわらず、父から男らしくと育てられてきた反動なのだろう。

新しい靴作りを通して、みんなが少しづつ成長する。
従業員たちはキンキーブーツ作りに誇りを持ち、チャーリーは父の影を払拭して、本当の社長としての信頼を勝ち取る。そして、ローラはちゃんと描かれたいたわけではないけど、ドラッグクイーンとしての自信をさらに深めたのではないでしょうか。

笑ったり泣いたり、なんと言っても共感できる人たちがたくさんいるので、最後まで楽しめると思います。

2006年9月3日(日) OS名画座
キンキーブーツ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-10 22:43 | 映画レビュー
「グエムル -漢江の怪物-」
「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督の最新作。監督だけでなく、ソン・ガンホ、ペ・デゥナと大好きな俳優が出てるので、大注目でした。

劇場もなんと一番大きい388名入るシアター1、でも初日なのに、100名も入ってない・・・ 大丈夫か。韓流好き奥さん向きじゃないのは分かるが、これはちょっと出足悪いなぁ。

緊張するシーンに敢えて笑いを入れている、ポン・ジュノ監督らしさ満載です。贔屓目もあるけど個人的には大満足ですね。ただ、この辺りを受け入れられるかどうかで好き嫌いがはっきり別れるんじゃないでしょうか。

ただの怪獣映画と思ってる方!
違いますよ~、家族の物語であり、社会風刺もあって、多面的な作品です。興味のある方は、早々に打ち切りなる前に劇場に走れ(^^;

【がっちりネタバレ】
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アメリカ軍基地から毒薬を流すシーンは、軍ぐるみじゃなく、1軍人の判断でした。「韓国がどうなろうとも俺には関係ないよ。」という態度丸出しの本当に嫌な奴でしたが、韓国がアメリカ(人)に対して感じてる印象そのままのキャラなんだろうという気はしました。(後で知ったのですが、実際に漢江に毒物が流された事件があったそうです。)

人食い虎は、初めて人を食べたことで人間の味を覚え、それからは積極的に襲うようになってくると話を聞いたことがあるのですが、グエムルも同じなんでしょう。自殺した社長が多分、最初の獲物。それがあの大惨事に繋がったと思います。

生活感のある川岸でグエムルが暴れているところが、不思議な感じを憶えた。怪物と言えば暗闇というイメージがそうさせるのだろうか。バスの車内に飛び込んで、姿は見えないけど、バスの揺れと人の叫び声だけでも、寒気がした。電車の車窓から見えるグエムルは、まさに白昼夢のようでした。グエムルがスピードに乗りすぎてバランスを崩したり、するところなど、妙にリアルなんですよね。そして、サイズが人が戦っても何とかなるんじゃないかと思えるギリギリの大きさ。これがゴジラなら、どうみても歯が立たないですからね。

もう一方の主役、パク一家。
これが本当にみんな個性的!ラストの戦いは、RPGか戦隊ものかというぐらい、それぞれの個性が凝縮されてました。
家族戦隊ビンボウナンジャーとかどうです(^^;

わざわざスローモーションにして、次男ナミル(パク・ヘイル)が火炎瓶を投げそこなった時は、そりゃないやろと思いましたが、大学でてもフリーターという現実と同じで、爪が甘い。それでも、しっかりナムジュ(ペ・デゥナ)のアーチェリーに繋いでるところは、さすが戦隊もの(^^; そして、ナムジュが初めてまともに当てた矢だというのも、肝心なところで失敗しながらも銅メダルを取った彼女の面目躍如と言ってよいでしょう。
カンドゥ(ソン・ガンホ)は、頭は多少弱いかもしれないけど、娘を思う気持ちは誰にも負けない、彼の馬鹿力も最後で生かされましたね。

肝心の連れ去られた娘ヒョンソ(コ・アソン)は、ずっと泥だらけ。下水溝から脱出しようとする際、尻尾で捕まり、下に降ろされた時の絶望的な顔は、言葉はなかったけど、印象に残りました。最後死んでしまうのは、やっぱり残念。あの状態で生き残る方が不自然と言えばそれまでだけど。

そして今回一番気になったのは、途中で死んでしまった父親ヒボン(ピョン・ヒボン)。カンドゥのことを責めるなと2人に話す姿や、グエムルに向けた銃の弾が入ってなかった時の、「しっかりしろよ。」と言いたげな顔。ヒョンソのことを想うカンドゥ以上に、彼のことを心配している父親としての姿は忘れられません。

避難所では、監督お得意のドロップキック出ましたね(^^)
  
2006年9月2日(土) 伊丹TOHOプレックス
漢江の怪物@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-09-04 00:58 | 映画レビュー
「ゲド戦記」
第1回監督作品にしては、ハードルが高い原作だったんじゃないでしょうか?

宮崎駿監督は、今は大衆受けより自分のやりたいようにやってるので、初期の子供も大人も楽しめる作品を吾郎監督が担うんじゃないかと、勝手に思っていました。でも今までの劣勢コピーでしかないです。

観てないのですが「ナルニア国物語」の公開時、「指輪物語」と並ぶファンタジー大作という話を聞いた気がしたので、今回「ゲド戦記」を含めて、世界三大ファンタジーと聞いて、「あっ、増えた。」と思ってしまった。今後も4大、5大ファンタジーになりそうな気がしてるんですが(^^;

【ネタバレです】

今までの宮崎駿監督作品に、多大な影響を与えてきた作品らしいので、似通ってる部分はあるのは仕方ない。ただ長編の3作目を中心にしたことによって、原作を知らない人(私)が見ると登場人物が薄っぺらくて、彼らの気持ちの動きが分からない。しかも過去のいきさつも断片的なので、ゲドの偉大さや、テナーやクモとの関係も漠然としかつかめないのは不満です。

ウキペディアで粗筋読んだだけですが、原作では、アレンは父王を殺してはいないようなんですよね。あえて、そのように代えたのは何故なんだろう。インパクトだけなのか?影に怯えることと=父王を殺すことにはならないように思うのですが。

テルーはドラゴンの化身というのも、唐突すぎて。それなら、親に焼かれる前にドラゴンになれよって思ってしまう。

映像は、王宮の床がよく磨かれていて、人の姿が反射されて写ってるのは、目新しいなと思ったし、ポートタウンの街並みも好きなほうだ。それに比べて、人物の造形が、TVアニメ「未来少年コナン」や「アルプスの少女ハイジ」のようで、のっぺりした顔では緊張感が伝わってこない。

この作品、ヒットしても、監督の評価は厳しいだろう。第2回監督作品が作れるようなら、駿監督が扱わない分野の作品を作った方がいいんじゃないかと思いました。

2006年7月30日(日) 伊丹TOHOプレックス
ゲド戦記@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-08-02 22:14 | 映画レビュー
「カーズ」
恒例になってる本編前の短編「ワンマンバンド」。
ヒートアップする2人のバトルは見モノ、そして何があっても生き延びそうな少女(少年と思ってた。)が素敵でした。

ピクサー作品は、「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」しか観ていませんので、エンドロールでの旧作品の車コメディはそれほど楽しめた訳ではないけど、遊び心ありますね。また、映像にはいつも驚かされます。車の質感やドライブ中の風景の美しいことと言ったら、ため息出そうですよ。

字幕版で観たかったのに、ほとんどやってなくて、仕方なく吹替版で鑑賞しました。上映されてるスクリーンの94%は吹替版だそうですよ。家族連れがメインターゲットなのは分かるけど、もう少し字幕版増やしてもいいんじゃないかなぁ。

【ネタバレです】
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人生は勝つだけ(金だけ)が全てではないというテーマ。自分勝手で親友と呼べる仲間がいない主人公のマックイーンが、地図からも消し去られた街ラジエーター・スプリングでの出来事を通じて、人(車)を思いやる気持ちや一人で何でもできるわけではない事を学んでいく。車が特別好きではない私にとって、話す車たちに最後まで魅力を感じなかった。

ラストは意外でした。
クラッシュしたキングにドック・ハドソンを被らせたマックイーンは、ゴール寸前で止まり、キングに駆け寄るというのは、少々やりすぎじゃないか。試合に負けても人生で勝つといった所ですが、1人でやっていたマックイーンとキングの関係がはっきり見えないので違和感があった。それよりも新しいスポンサーの申し出を断るところは、彼の成長の証だと思う。

勝利至上主義のようなアメリカでこのような映画が作られたことは、興味深いと思いました。

2006年7月9日(日) 伊丹TOHOプレックス
カーズ@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-07-15 10:13 | 映画レビュー
「嫌われ松子の一生」
映画化が決まった頃に本を買おうか悩んだけど、長いのと暗~い話そうだったので敬遠してました。そしたら、あの予告編、「本当にあの本なの?!」という疑問が渦巻き、観たくて、うずうずしてましたよ。さらに同じく中島哲也監督の「下妻物語」は全く興味なかったけど、先日TVで鑑賞したら、めちゃくちゃ面白いじゃないですか!その年の邦画ベストにあげる人が続出してたのも納得の出来でしたね。

木村カエラのプロモかと思うようなオープニングから、息つく暇なし、画面に釘付け。ティム・バートンに喧嘩売ってるかのような、カラフルで音楽が鳴りっぱなしのの2時間10分!最後はもうなんだか悲しくて、悲しくて涙と鼻水止まらなかったなぁ。隣で観てたヨメさんには、「泣くほどのことはないでしょ。」と言われてしまったが(^^; 

【ネタバレもありながら】
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松子(中谷美紀)は、父親から溺愛される妹を羨ましく、また心のどこかで妬んでた。そんな父親も、デパートのショーで見た芸人の変顔を松子が真似したときだけは笑顔を見せてくれた。松子にとって父親の笑顔を見ることが、唯一認められてると思う瞬間だったのだろう。しかし父に褒められたくてなった教師も、浅はかな行いで職を追われて、家族の縁も切られてしまう。

普通はこの辺りで、もう少し思慮深くなってもいいんだろうけど、見てる方がもどかしくなるぐらい、不器用なんだよね。松子は自分を愛してくれる人をひたすら追い求める。それは父親に代わる自分を認めてくれる人と新しい家を探す旅でもあったと思う。そう考えれば破天荒であっても1本筋が通ってるとも言えるのかなぁ。
「これで人生終わったと思いました。」私も思ったことあるけど、松子に比べたら小ちゃい、小ちゃい(^^;

彼女は自分の居場所を探せば探すほど転落していく。「生まれてきて、すいません。」人間失格の境地に至る松子を観て、本当に涙が止まりませんでした。結局、生きてるあいだに、彼女の新しい家は見つからなかった。いや彼女の理想の世界が現世になかっただけなんです。ラストの階段を昇っていくシーンはまさに、花道でしたね!

松子を殺した犯人絶対、ゴリだと思ってた(^^;
13年ぶりにやる気になったのに、あれは悲しすぎるなぁ。

2006年6月4日(日) 伊丹TOHOプレックス
嫌われ松子の一生@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-06-06 21:39 | 映画レビュー
「GOAL! 」
この原作は「少年ジャンプ」ですか(^^; と言うぐらいわかり易いですよね~

アメリカでアマのクラブに所属してた青年が約3ヶ月でプレミアの舞台に立つという絵に描いたようなシンデレラストーリーです!それでもサッカーだけでなく、家族との絆が描かれてるので、普通に楽しめますよ。まぁ、2でレアル・マドリッド、3でWカップが舞台なるということを知ってるので、挫折のしようがないんですけどね。

FIFAぐるみで金稼ごうというのが後ろに透けて見えるのは、どうかと思うが、だからこそ可能な実際の試合映像を使っての、サッカーシーンには迫力があります。主人公はメキシコ人のサンティアゴ。不法移民としてアメリカに渡り、ヨーロッパのサッカーシーンへ。もうこれは世界を意識しまくってますよね。普通なら、イギリスの少年でも十分だもんな。
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サンティアゴはパラグアイのGKのチラベルト、チームメイトのガバンは、デル・ピエロに似てるなぁと、映画観ながらずっとそんなこと考えてました(^^; 


2006年5月27日(土) 梅田ピカデリー
GOAL!@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-05-31 23:38 | 映画レビュー
「カミュなんて知らない」
今日はいつもブログでお世話になってる「Swing des Spoutniks」の丞相さんとプチオフ会を兼ねて一緒に映画観ました。
当初からインパクトあるHNだなと思っていて、聞きたかったんです。そうしたら、友人につけられた名前をそのまま使われてると、なんて大らかな方なんだ(^^; 私なら間違いなく他人につけられたのは使わないだろうな。それとミックスジュースの作り方のコツ教えてもらいました~ 

ブログでしか知らない方とお会いするのは、緊張もあるんだけど、何度もブログにお邪魔してるから、なんとなく前から知っていたような気で話してしまうんですよね(^^; リアルな友人でも、映画の話だけで何時間も話せる人はそういないので、非常に楽しかったです!

映画の方は、私が観たいということでお付き合いしてもらいました。

終わり良ければ、すべて良し。という言葉があるように、この作品もラスト10分の映画の撮影は圧巻。この殺人シーンを撮るために、クランクインまでの大半が前フリになってるようなもんです。

【ネタバレです】  ↓元鹿島、現レッドスターの鈴木隆行に似てる。
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劇中映画の老婆を殺す高校生は、2000年5月に愛知県の豊橋市で起こった老婆刺殺事件がモチーフ。「人殺しを経験してみたかった。人を殺したらどうなるか、実験したかったと言ってもいいです。」と供述したことをベースに、映画の犯人は、正常だったのか?異常だったのか?と監督(柏原収史)、助監督の久田(前田愛)の間で、意見の食い違いが生じる。その答え(柳町光男監督の)が、ラストシーンに凝縮されている。

犯人役の池田(中泉英雄)の冷静でいながら狂気にかられた目は、鬼気迫るものがあった。金槌で殴打しながら「人は簡単に死なないものだなぁ。」と、包丁を取りに姿は本当に怖い!
まるで映画撮影シーンなのに役になりきった池田が本当に老婆を殺したんじゃないか?と思わせる映像に、映画だろ?本当なの?と頭の中がグルグルしてしまいました。
また、エンドロールのおどろどろしい曲に、撮影スタッフ(生徒たち)が老婆の血で染まった畳を拭いてるシーンもちょっと胸騒ぎが止まりません。

でもね、問題は長~いクランクイン前の5日間です。
映画好きの学生が集まってるだけあって、生徒同士の会話には、映画ネタが飛びかいかなりマニアック、ただ私は昔の映画のことはほとんど知らないので、ぽか~んでした(^^; それと映画監督の教授のエピソードは、あとで、「ベニスに死す」をなぞってると知りましたが、必要ないと思う。映画が本当に好きな人は楽しめるかもしれないが、一般受けはしそうにないです。一般受けを狙ってるとも思えませんが(^^;

狭い仲間うちでの恋愛模様も複雑で、大学時代のバイトしてた頃を思い返せば、あるある!とは思うけど、なんでも詰め込みすぎて、ラストに向けての盛り上がりに欠けるんですよね。あの殺人シーンに対して、前半が軽すぎるのが、個人的には乗り切れなかったと思いました。

2006年4月30日(日) OS名画座 (最近名前変わりました)
カミュなんて知らない@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-05-03 00:30 | 映画レビュー
「かもめ食堂」
映画の日の翌日(日曜)だったので、それほど混んでないだろうと思ってましたが、考えが甘かった。1時40分頃に劇場に到着した時には、2時半の回はもちろん、4時半の回も満席。仕方なく6時半の回を取りましたが、それでも46番目(ここは110席ぐらい)という大盛況ぶり。私は「やっぱり猫が好き」をリアルタイムで観てたので、この面々が揃えば、面白くないわけはないなとは思うのですが、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこで何でこれほど動員できるか不思議でしたよ。

異国にいる異邦人ということでは、「ロスト・イン・トランスレーション」を思い出す。居場所のない寂しさという共通点はあっても、リアルなのとファンタジーとアプローチの違いでこうも対照的になるんですね。

【ネタバレです】
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舞台がフィンランドなんで、どんな話になるかと思いきや、いきなりガッチャマンとは、私の心を鷲掴みですよ(^^; 何で歌えないねんって思って、口ずさんでみたら、
『誰だ、誰だ、誰だ~、チャララ、チャチャチャチャ、チャチャチャチャチャ~』
って私も思い出せない・・・ う~、ストレス!
だから、ミドリ(片桐はいり)がスラスラと書き終えたのにはカタルシスがありましたよね。きっとサチエ(小林聡美)も同じだったんだって。

ガッチャマンの青年、トンミ・ヒルトネン。
ややこしい名前で覚えられないと思っていたら、ミドリに頼んだ漢字の当て字で「豚身昼斗念」と書いた瞬間、名前がインプットされました。自分でも驚いたけど漢字の国の人なんです(^^;

サチエの生き方が羨ましいけど、ストレスや焦りとは無縁の境地に至るまで苦労したんじゃないかと勝手に想像してしまう。
彼女と話していたらカウンセラーに聞いてもらってるような気分になったんですよね。この心地よさ、ずっと終わらないで欲しいと思った。映画観て、こんな気分になることは珍しい、やっぱり疲れてるのかなと思ったけど、フィンランドの空気と彼女たちのペースがしっくりいっていて、元気がもらえること請け合いです。

かもめ食堂におにぎり食べるためにフィンランドに行きたくなりますね(^^;

2006年4月2日(日) 梅田ガーデンシネマ
かもめ食堂@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-04-12 23:01 | 映画レビュー
「県庁の星」
株主招待券をもらったので、何を観ようか考えてたら、時間的には北斗の拳」と「県庁の星」の2択。正直きつい、観たいのは「北斗の拳」だったが、ノルマを増やさないように後腐れのない方を選びました。
この作品は映画好きの友人とヨメさんから、「観に行く気がしれん。」「観る価値ないやろう。」と烙印を押されていたので(2人はもちろん未見)、そこまで言わんでもという気になってましたが、やっぱり春の改編時期のスペシャルドラマ並でした。まぁ、火サスや土曜ワイドよりは上ということで(^^;

予告編を観ればだいたいのストーリーはつかめます。県庁のエリート・野村(織田裕二)は民間交流で出向したスーパーで、最初はお役所仕事の延長で使えない奴と思われていたが、スーパーの危機を救うことで、彼自身も変わっていく。そして県庁も変えようと動き出すが・・・

【ネタバレです】
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スーパーから戻ってきた野村が予算を抑えたプロジェクト案があると言ったとき、知事(酒井和歌子)が彼の意見も聞いて検討しようとなり、「これだけで野村案採用なのかよ?!」って思ったのですが、ラストの県知事室でのやり取りは、なかなか面白かった。

桜井(佐々木蔵之介)が野村案を持ってきたら、「私は検討すると言ったんですよ。」と。反対派の議長(石坂浩二)も、「そうそう、前向きに検討する。」とか言いながらゴミ箱に捨てる。
議会では、いい子ぶったけど、知事も見直すつもりなっかたんです!これはある意味痛快でしたね(^^; 上品なイメージのある酒井和歌子が、実はしたたかだったのには、やられたと思いました。

県庁の中では(大人の世界では)「前向きに検討します。」は「検討はしても、変わらないよ。」ってことだというのが、随所に描かれている。ラストは、県庁改革バンザイ!でなかった点は現実的であり良かったと思う。それでもエスプレッソが100円になっただけでも進歩だしね。

2006年3月11日(土) OS・シネフェニックス
県庁の星@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-03-18 00:40 | 映画レビュー