【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「キル・ビル vol. 2 ザ・ラブストーリー」
1がクールなら、2はウエット。1がはちゃめちゃな分、まともに見える。
本来は1本の映画と考えれば、中身が正反対なのは、バランスは悪いなぁ。
【ネタバレです】
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どちらかと言うと2の方が、時間の設定を前後させたり、語りが多かったりと今までのタランティーノ作品に近い雰囲気があります。語りの部分は好きなんだけど、1のイメージが強烈やから、はよ戦えと思ってしまう(^^)

生き埋めにされた時の脱出シーンや、エル(ダリル・ハンナ)の目をえぐりとるところはパイ・メイとの修行シーンとシンクロしていて、タランティーノ作品らしさが出ていました。エルの最後はきっと、コブラに噛まれて死ぬんだろうと思っていたのだけど、コブラが威嚇するシーンだけで終わらしたのは、想像力をかきたてられて良かったです。

エルは、1の時から存在感があってかなり嫌な奴やったけど、2でも輪にかけて悪女っぷり全快!復讐劇では敵役が魅力的でないと面白みがなくなるのでそういう意味では、誰もがよいキャラクターしてたなと思いますわ。

「レザボア・ドッグッス」でキレ役のマイケル・マドセンが出ていたのは嬉しかった。役なのかどうかは判らないけど(多分、普通に太ったと思う)落ちぶれた殺し屋バドが魅力的でした。

ラストは微妙。
それまでブライド(ユマ・サーマン)が理由もなく制裁されたと(私が勝手に)思い込んでいたのに、いくら子供のためとはいえ、自分から毒ヘビ団を抜けたのが原因なら、仲間を裏切り、愛していたはずのビル(デビット・キャラダイン)を裏切ったと思われても仕方ない。

子供が生きていたことが判った時点で、まだビルのことを好きなのなら、復讐する意味がなくなると思うねんけど。スケールのでかい、痴話喧嘩に周りの人を巻き込んで、みんな殺してしまったという、実はブライドが一番のワルちゃうのという感じでした。

過去の鑑賞作品を掲載しています。
2004年4月29日(木) シネマ大門
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by borderline-kanu | 2004-10-18 00:32 | 映画レビュー
「キル・ビル」
タランティーノ趣味の世界へようこそ!
好き嫌いがはっきり別れる作品やと思いますが、個人的にはこういう映画もありかな。ただ2部作になったんで評価しづらいですね。

一言で言うと、ごっつい違和感のある映画。
外国人が持ってる変な日本観をこれでもかと、意図的にやってるかんじです。特に日本人が見た場合には受け取り方しだいで好き嫌いがはっきり分かれます。

【ネタバレです】
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日本が舞台になってるから判るけど、オーレン・石井(ルーシー・リュー)のセリフは英語より日本語の方が多いぐらい。ラストのザ・ブライド(ユマ・サーマン)との戦いのシーンも二人の会話は日本語やったし。

エンドロールの2曲目が日本の歌で、英語の字幕?に日本語の歌ってのも妙な感じでした。

それとエンドロールの後、次回予告あるかなと思って待ってたら、他の客もあんまり席立たなかったから、同じやと思うねんけど『キル・ビルVOL.2』2004、4月ロードショウ、それだけかい!(2003年10月現在)

eiga .comのタランティーノのインタビューを事前に読んでました。前に予告編見たときに、ただのチャンバラ映画か不安だったけどこのサイト見たときに逆に覚悟してみようと思ったんで結構、そーきたかみたいな感じで見てました。

この映画って、映画革命とか超絶アクション・エンターテイメントとかって配給会社が煽っているだけで、ただの金かけたB級映画やからね。タランティーノの監督作品やから、余計期待してしまうけど、初めからそういう目で見れば、それなりに楽しめると思う。

ただ人には勧めません(^^;

VOL.2に残った謎(たいしたことないかも知れんけど)

①ザ・ブライドの本名が出てくるところがあるんやけど、XXXってなって
 明かされていない。

②ザ・ブライドの子供が生きている?その子は誰の子?
 一番最初にビルの子とは言ってたけど、あのシチュエーションでは
 あんまり信じられへん。

③ザ・ブライドは何故ビル達に襲撃されたのか?
  ここになにか秘密があるような気が・・・

過去の鑑賞作品を掲載しています。
2003年10月25日(土) シネマ大門

「キル・ビルvol.2 ザ・ラブストーリー」
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by borderline-kanu | 2004-10-18 00:31 | 映画レビュー
「グリーン・ディスティニー」

”第73回アカデミー賞 4部門受賞!
興奮と陶酔のマーシャルアーツ・エンタティメント”
DVDのパッケージのコメントに心動かされ、レンタルしましたが、私には解かりませんでした。

アクション映画としても恋愛映画としても中途半端です。
空飛びすぎやし、飛び方変やし。「グーンディスティニー」って題のわりにはあんまし重要でもない、よく見たら、原題違うのね。

昔の中国の習慣というか情緒みたいなのが理解できないから、入り込めない。

チャン・ツィイーは一生懸命アクションしていて可愛いかったけど、ただのワガママ娘やん。

過去の鑑賞作を掲載しています。
2003年4月4日(金)
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by borderline-kanu | 2004-09-15 00:28 | 映画レビュー
「華氏911」
前作のようなブラックユーモアを期待している方には、向いてないです。

マイケル・ムーアは、ほとんど出てこなくて、ほとんどセリフのみ。もちろん彼らしい場面もあるけれども、全体的には笑えません。私は、やるせなさや怒りの気持ちの方が、はるかに大きかったです。
でも、現役の大統領相手に喧嘩売ってるんだから、それで良かったんじゃないかと。もっと軽いタッチで描くことはできたはずだが、そうすると彼の決意が中途半端なのもに見えてしまうし、観客にも伝わりません。

この作品がドキメンタリー映画であって、事実であるのは確か。ただ真実かどうかを見極めるのは、観客一人一人です。


【ネタばれ】

マイケル・ムーアは編集と演出の上手さは抜群、こき下ろされるブッシュは堪ったもんじゃないでしょう(^^;大統領から引きずり降ろしたいという強い意志を感じます。

立派な人物が行う独裁政治と悪政を行う民主主義を比べたとしても民主主義の方がマシだと思います。どんなに酷い人を選んだとしても、それは国民の総意だから。政治に対して能動的か受動的かの違いです。だからといって、独裁者だから、テロを支援している(に違いない)から、大量破壊兵器を持っている(に違いない)からといって、勝手に攻めることは許されることではない。ブッシュが単純に政治家として能力ないことはさて置いても、国よりもブッシュ家(金)のために仕事をしているのであれば、大統領としての資格はないでしょう。

マイケル・ムーアはストレートど真ん中で勝負してきた。インパクトは絶大で人に訴える力はあると思う。だけど、うまくいきすぎで、(映画の)胡散臭さも増したような気がする。観客は色々な情報を得ることができる。たとえ見たときには知らないことでも、家に帰ってネットで検索したり調べる手段はいくらでもある。上に書いたようにブッシュを擁護する気は一切ないけど、絶対的正義なんてものはないんだから、時代劇や子供向けアニメのような勧善懲悪的な内容は逆効果じゃないだろうか?

どちらにしても11月の大統領選は大注目ですね。そしてこの作品は大統領選挙前に見ないと、面白さは半減します。


ここまで書いておいて、なんですが実はこの作品を見て、一番印象に残ったのは、ブッシュがどうのこうのという所じゃないんです。

実質失業率50%、人がいなくなって廃屋ばかりが増えているマイケル・ムーアの故郷、フリントの惨状です。昔、日本はアメリカの10年あとを追っかけていると言われてました。(今はどうなんでしょう?)

私にはフリントの現状を他人事とは思えなかった。日本は今後人口がどんどん減っていきます。相変わらず住宅は作られてるけど、1億人切ったら間違いなく家は余ってきます。人件費は下がらないだろうから、雇われるのはアジアの人たちなんてことになったら、フリントのような都市が日本全国にできてしまいそう。

国のために戦争しても、儲かるのは一部の人達、国の中から壊れていくようなら、何のために国があるのか判らなくなるなぁと。

長々と書いた割には、まとまりがなくなってしまいました(^^;

2004年8月24日(火) ナビオTOHOプレックス
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by borderline-kanu | 2004-08-28 01:58 | 映画レビュー
「グッバイ・レーニン!」
【ネタバレです】
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ベルリンの壁崩壊~東西ドイツ統一による悲喜劇を生活者の視点で描いた、ドイツ人だからこそ作れた作品です!

社会主義から資本主義へ全く正反対の社会になってしまい、自由を謳歌する人もいれば、職を追われる人もいる。当事者にしてみれば、悲劇でも、客観的に見れば喜劇に見えてしまう15年以上の歳月が過ぎたからこそ冷静に振り返ることができ映画にできたのだろうと思う。

アレックスの母は心臓発作で倒れ、意識が戻らないあいだにベルリンの壁が崩壊してしまう。医者からは、今度ショックを与えると命の保証はないと言われ、母の周りだけは崩壊前の生活に戻そうと奮闘するが・・・

父が西側の女のために亡命するのがきっかけで、母が社会主義に傾倒していくというのが、人間臭くてええなぁと思った。
「母は社会主義と結婚した、この結婚はセックスがない分、 ますます社会主義に傾倒していった。」というアレックスの語りはそうすることでしか、自分の生きていく意味を見出せない悲しさをよく現していたと思う。

このシーンがなくても、ステレオタイプの社会主義者って、想像できるから違和感なく見れたとは思うけど、リアリティを感じさせてくれて自然に映画に入っていけた。

そして終盤に父は女のために逃げたのではなく、本当は家族で亡命するはずだったと母が告白する。社会主義への違和感と資本主義への憧れがあったのもかかわらず、自分を殺してでも家族のために社会主義にのめり込むでいったつらさが出てましたね。

アレックスは本当に頑張っていて、周りの人たちも協力はするんだけど「そこまでしなくても」という気持ちが見え隠れしてる。だから余計にアレックスの必死さがおかしく見えるんよね。仕事仲間の映画好きだけは、母のことよりも自分の趣味を兼ねてるからやる気満々なんのは、また面白いです。

母が40年貯めた3万マルクが紙くずになるシーンなんて、当時だとシャレにならんと思うけど、今だから笑える、彼女ララの笑いがそれを象徴してる気がした。

最初は、母を安心させるためにやってきたことが、どんどんアレックス自身の理想のドイツ像になってきている。アレックスは統一したことの恩恵を十分受けているけど、昔が良かったと思うところもあったということなんやろうね。これは東ドイツの人たちの総意なのかもしれません。

ラストのドイツ統一シーン。ニュースを見る母の目が画面ではなく、アレックスを見つめ、やさしい表情になっていく。母は既に事実を知っていたけど、息子を誇らしく思う気持ちと感謝の念が画面から伝わってきました。

とにかく、最初から最後まで目が離せません!マイ・フェイバリット入りです。

過去の鑑賞分を掲載しています。
2004年6月12日(土)
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by borderline-kanu | 2004-07-11 21:49 | 映画レビュー