【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
タグ:タ行 ( 43 ) タグの人気記事
「チェンジリング」
クリント・イーストウッドの作品は近年のものしか鑑賞したことがありませんが、爽快な気分にはなるような作品はないけれども、いつの間にか画面から目が離せなくなり、感情に直接訴えてくるものがあるところが魅力です。

調べてみたら、初監督作品が私の生まれと同じ年!もう来年は80歳ということを考えれば不思議じゃないのでしょうが、人生の機微を知ってるだけでなく、映像として表現できるのは凄いと思います。「グラン・トリノ」も早く観なくちゃ。

【ネタバレです】
a0031718_8164692.jpg

これが実話と知っていなかったら、ちょっと警察ありえないと思ってしまうほどの酷さですね。クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の息子ウォルターは9歳にもなるのに、他人で誤魔かせると確信してる警察が滑稽に思えるのは今の感覚なんでしょうか。

背丈も違う、顔も違う、割礼されてる!、歯医者も学校の先生も他人だと言ってるのに、警察の高慢さがクリスティンとの会話で浮き彫りにされていく。こんなに一方的なところを見せられると、クリスティンに肩入れして観てしまいますよね(^^;

誘拐を手伝った少年の告白を聞く刑事のタバコの灰が落ちるシーンは、ありがちかもしれないけどインパクトがありました。この告白をきっかけにウォルターの失踪と子供の連続殺人事件が繋がり、中盤から物語は大きく動きだす。

連続殺人犯であるゴードン(ジェイソン・バトラー・ハーナー)が裁判で、2年収監の上死刑という判決が下りた。日本と違って、自分が死刑になる日まで宣告されるのは精神的にかなりキツイでしょうね。

彼が死刑執行直前になり、クリスティンと面会して真実を話したいと連絡が来る。ここで犯人がペラペラと話し出したら、映画的には盛り上がるなという思いと、しっかり築きあげた物語がエンターテイメントしすぎるかなという気持ちで観ていました。話さなかったのか話せなかったのか、結果的には犯人の2年間の心の葛藤が垣間見れた気がして、これしかない展開でしたね。

口封じのために精神病院に入れられるクリスティンを見ると、アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー助演女優賞を受賞した「17歳のカルテ」を思い出しました。

あの作品を観た時、これからの活躍を予感できたけど、演技派として進むと思っていたので、アクション映画ばかりに出演していたのは残念な気持ちでした。でも今回、渾身の演技を見せてくれて、これからの出演作に期待が膨らみましたよ。

2009年10月12日(月)DVD
チェンジリング@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-11-02 08:16 | 映画レビュー
「デトロイト・メタル・シティ」
とにかく最初から最後まで笑いっぱなしで楽しかった。原作読んだこと無いけど、読みたくなりました。

ヨハネ・クラウザーII世(松山ケンイチ)は見た目も含めて個性的なキャラだとは思ってましたが、レコード会社の女社長(松雪泰子)のぶっ飛び具合を見てちょっと嬉しくなりました。あれぐらい強烈な社長じゃないと、ポップミュージシャン志望の根岸崇一(松山ケンイチ)をデスメタルの世界へ引き摺りこめないでしょうしね。それにしても彼の声を聞いて、真逆なバンドのボーカルに抜擢するなんて慧眼です(^^;

【多少ネタバレです】
a0031718_14255738.jpg

見事にギャップのある2人を演じわけた松山ケンイチがいたからこそ成り立った作品と言っていいでしょうね。社長に部屋の中を荒らされて、根岸のまま、「恨み晴らさずでおくべきか。」とクラウザーさんの声ででつぶやくシーン。あそこで2人のキャラがシンクロすることで、より親しみを憶えましたよ。

実家に帰って弟を更正させようと、クラウザーさん変身して稲を刈り、トラクターを運転する。そして仲良く家族とご飯食べたりするのが、当たり前の光景のように見えてきて、不思議な気がします。あの姿とのギャップは本当に目に焼きつきますね。

なんでクラウザー様じゃなくて、クラウザーさんって先輩みたいな呼ばれ方なんですかね(^^;
 
2009年5月6日(水)DVD
デトロイト・メタル・シティ@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-05-21 14:29 | 映画レビュー
「チーム・バチスタの栄光」
原作→ドラマと来て、やっと映画に辿り着きました。
後の祭りですが、できれば映画→原作→ドラマで観たかったかな。ドラマは視聴率アップのため、毎回盛り上げないといけないというのがあるというのは理解できるけど、チームから3人も犯罪者出したら、さすがにまずいでしょ(^^;

少なくともドラマよりは先に映画を観たほうが楽しめると思います。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督であっただけに、期待してたんだけどね。

【犯人以外のネタバレです】
a0031718_2355215.jpg

これは原作を読んだ時にも思ったのですが、この世界観は漫画やアニメにするのが一番だと思う。登場人物のキャラが立ちすぎていて、リアルな映像ではイメージしずらいんですよね。それでも白鳥役をするなら、古田新太。芝居での演技はオーバーアクションなんで、白鳥のハチャメチャさは舞台俳優の方がしっくりくると思う。それに阿部寛やドラマの仲村トオルのようにスマート過ぎないほうが良いです。

ただ主役級なので興行的に考えると、誰にするかというのは限られてくるんでしょうね。それはもう一人の主役田口も一緒で、女性の竹内結子に変えることで映画が華やかになったけれども、田口の一見凡庸に見えても、冷静な観察力と意外と肝が据わってるあたりの懐の深さが見えてこなかったです。最後の謝罪会見は田口が一番輝くシーンだと思うのですが、田口は出ずにあっさり終わってましたしね。

2時間ほどで、収まりきる内容ではないのでピックアップしないといけないのは承知のうえですが、ことごとく原作の良さを消してしまって、普通の作品になってしまった気がします。

先ほど書いた謝罪会見もそうですが、解決に向けて犯人を絞っていく上で肝になる、田口と白鳥コンビによるバチスタチームの面談シーンも非常にあっさりしてました。

医療の問題としては、解剖ができないために本当の死因が解明できないという現実に対して、オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)という方法を提示している。これが犯人を見つける決定打になるんですが、日本ではまだまだ認められてないとのこと。死体をCTスキャンするという一見乱暴な考えかもしれないけど、医療の質を高めていくという見地で考えると普及してもおかしくない。そういった想いが原作からは滲み出ているんですが、映画になると全てが薄味な気がしました。

どうしても原作を先に読むと厳しくなってしまうのですが、観終わった後にあーだこーだと話す分には楽しめたと思います(^^; 「ジェネラル・ルージュの凱旋」も原作が先になりそうなので、映画はDVDかTV待ちです。期待はしないけど楽しみにしておきます。

2009年3月11日(木) TV録画
チーム・バチスタの栄光@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-03-17 23:55 | 映画レビュー
「ダークナイト」
「バットマン・ビギンズ」に次ぐ、クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ第2弾。前作はビギンズだから仕方ないですが、ゴッサムシティに戻ってくるまでが長過ぎました。それに比べ、今作は冒頭からエンジン全開で個性的なキャラクターのぶつかり合いを楽しませてくれたね。

悪役が魅力的なほど映画は面白くなりますが、ジョーカーはバットマンを食うぐらい存在感がありました。お金や富に執着せず、自分の中だけの価値基準で行動する絶対的な悪というのは「ノーカントリーのシガーを思い出します。
そして、ジョーカーを演じたヒース・レジャーの遺作となってしまったのが残念でなりません。ハリウッドにとっても優秀な人材の損失ですね。

【ネタバレです】
a0031718_23233674.jpg

ジョーカーの銀行襲撃シーンはいきなり鳥肌立ちました。
全員覆面してるし、あの中にジョーカーがいると思ってなかったから、誰だったんだろうって、ずっと気になっていて、観終わってすぐにこのシーンだけ見直してしまいました。途中で車で拾われる人やったんですね。車に乗る前には覆面を着けてなかったということは、真昼間に素顔をさらしてたんや(^^;

分け前が減ると言い、仲間を次々に撃ち殺して手に入れた金を盛大に燃やすところは、常識的な考えでは理解できない人物という印象を強烈に与えます。さらに、黒幕として暗躍するのではなく、自ら先頭に立って動くなんてところも、狂ってるとしか言いようがないけど、こういうのがカリスマになってしまうでしょうね。ジョーカーは犯罪をを楽しんでいて、恐怖を感じないんですよ。見ていて怖れを感じないどころが一番怖いと思った。

光の騎士(ホワイトナイト):検事デント(アーロン・エッカート)、爆発後の顔なんて、リアル・ターミーネーターでしたねぇ。バットマンとジョーカーが感情移入しずらい中で、デントが一番分り易いキャラクターでした。虚栄心もあってだろうけど、公人として正義を貫こうとする姿勢と私人としての愛する人を失ったことによる復讐心の塊に成り果てた姿、かなり極端ではあるんだけど、このドラマの中では一番人間らしかったと思います。

バットマン(クリスチャン・ベイル)のやってることは、かなり無茶。香港から誘拐してくるし、ゴッサムシティの全市民の携帯を盗聴したり、ダークナイトというのも頷ける(^^; 正義のためには自分が泥を被る覚悟なのはすごく伝わってきますね。ホワイトナイトのデントにゴッサムシティの行く末を委ねようとするのも、自分を客観的に見れてるからなんでしょうね。

劇場で観たい作品でした(^^)

2008年12月30日(火) DVD
ダークナイト@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-02-04 23:25 | 映画レビュー
「デス・プルーフ in グラインドハウス」
ブラボー、タランティーノ!
先に「プラネット・テラー in グラインドハウス」を観たので、どうしても比べてしまいます。観る前は、ロバート・ロドリゲスの勝ちだろうなと思ってたけど、いやいやどうして、ラストのカタルシスは最近にないぐらい最高の作品でした(^^)

【ネタバレです】
a0031718_17534714.jpg

前半の女の子たち全員死んじゃうとは!
1人生き残って、後半復讐するのかと勝手に思ってました。これじゃ話が切れてしまうと思ったけど、最後まで観終わって納得の前半でした。スタントマン・マイク(カート・ラッセル)やり放題のがあったからこそなんですよね。

この監督らしいどうでもいい長話、苦手な人もいるとは思うけど、映画の緩急にもなってるし、私は結構好きなんですよね。今回は、話の中でゾーイ(ゾーイ・ベル)が体が柔らかいと言うエピソードも出てきましたよね。

キム(トレイシー・トムズ)とゾーイは何をやりだすんやと思ったら、ボンネットの上に乗って爆走するとは、スタントマンとは言えアホや(^^; そして底抜けに明るいのが笑えます。スタントマン・マイクが現れてからのカーチェイスも自分が運転している気分で手に力入りますよ。でも一番気になったのは、借りた車ボロボロになっていくとこ。買い取らないといけなくなったんやなぁと。まぁ、 彼女たちは全く気にしてませんでしたが(^^;

キムがスタントマン・マイクに放った銃弾が復讐スタートの合図。
クラッシュしボンネットから吹き飛ばされたゾーイが、満面の笑顔で草むらから顔を出すシーンが好き。その後、箱乗りのでフォッッーと雄たけび上げて、マイクを追いかける姿にすでに爆笑。追いつき、如意棒を振り回す孫悟空のごとく、マイクをどつき回すゾーイは、ほんまに勇ましい。

それに引き換え、撃たれた後のマイクのへタレっぷりも、最高です。泣きながらキムの車から逃げる姿は、前半の狂犬のようなイメージが植えつけられてるから、ギャップが強烈なんですよね(^^; 最後はキムとゾーイにボッコボコにされてとこで、THE END。その後のカカト落としがトドメでした!

置き去りにされたリー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の安否が気になります(^^;

2008年5月10日(土) DVD
デス・プルーフ in グラインドハウス@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2008-05-30 17:58 | 映画レビュー
「タロットカード殺人事件」
高松で鑑賞してから、2ヶ月もしないうちにDVD発売。
そんだけ、高松に回ってくるフィルムが遅いってことですよね・・・

【ネタバレです】
a0031718_16191729.jpg

ウディ・アレン本人が出演してると、安心して笑えるコメディになりますね。しゃべり過ぎなのは一長一短やとは思いますが、スカーレット・ヨハンソンとのコンビも凄くテンポが良く、昔からやってる大阪の漫才師ぽくて親近感あります。彼女をすっかり手の内に入れた感じでした。

スカーレット・ヨハンソンにメガネかけさせるって、判ってらっしゃる(^^;
絶対に取った時とのギャップが楽しみと思ってましたが、プールでの水着シーンとの合わせ技とは、さすがです♪

サスペンスとしては、結構グダグダしてますが、最初に記者の霊が犯人を教えるという、飛び技を使ってるんで、細かいことは気になりません。一番驚いたのは、シド(アレン)がラストで死んでしまうところ。あれはどう考えても、最後のオチのためとしか思えない(^^;

2008年1月19日(土) ホール・ソレイユ
タロットカード殺人事件@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2008-05-04 16:20 | 映画レビュー
「題名のない子守唄」
わざわざ元旦から、どよ~んとなりたくないと思いながら選択肢がなく、初詣帰りに行ってきました。まぁ観たい作品ではあったんやけどね(^^;

北イタリアのトリエステに長距離バスでやって来たイレーナ(クセニャ・ラポポルト)は、金細工商を営むアダケル家のメイドになる。家事を完ぺきにこなす彼女は、アダケル夫人(クラウディア・ジェリーニ)から瞬く間に信頼を得るようになる。また、4歳になるアダケル家の娘テア(クララ・ドッセーナ)とも心を通わせ合うようになるが……。(シネマトゥデイ)

映画の最初に結末を教えないでとありましたが、
【ネタバレです】未見の向けには書いてません。
a0031718_038206.jpg

雑と言うか荒っぽいところも、結構あります。例えば、イレーナが恋人の死体を見つけ出すところは、彼女の黒カビ(売春組織のボス)に対する恨みの元になる部分だから、シーンとして必要なんですが、見渡す限りのゴミ山の中から、見つけ出すのは「何でやねん!」と思ってしまう。ただ、見せ方が上手いので最初から最後まで画面から目が離せませないんですよね。

イレーナはゴミを漁さり、ミラノ風カツとジェノベーゼが好物だということを見つけ出したり、元のメイドを突き落としてまで、アダケル家へ近づくことに成功するんやけど、彼女の原動力は一緒に地獄から抜け出そうと言ってくれた恋人と彼との子供に対する愛なんですよね。女性ならではの芯の強さ、なんとしてでも生き抜く執念を見た気がします。

アダケル家が金細工の仕事をやってるというのが最後に生きてきましたね。
テオはイレーナそっくりな髪質のパーマ頭。上戸彩主演の「暴れん坊ママ」でパパ・大泉洋の息子が、全く同じパーマ頭だったの同じくらい分かり易いなと思わず笑ってしまいました。これで、実の子供じゃないというのは、どこまでイレーナを落としたら気が済むねんと憤りさえ感じました。

しかし、映画なら当たり前なんですが、それでも言わせてもらうと、ここまで全てがラストシーンの為にあったと言っても良いと思います。それぐらい待ったかいがあったラストでした(^^)
再会した時のイレーナとテオの笑顔は、とっても清々しかった。あの笑顔だけで、今までの辛かった人生が救われる訳ではありません。でも刑務所に長年服役していたイレーナにテオが待っていてくれたこと自体が、彼女の再出発に明るい光が灯ったんじゃないかと思います。

黒カビ、あれだけめった刺しにされてるのに、生きてるんかい!
それが一番怖かった(^^;

2008年1月1日(火) ホール・ソレイユ
題名のない子守唄@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2008-01-16 00:39 | 映画レビュー
「トランスフォーマー」
元アニメは全く興味なかったけど、予告編の映像を観たら、そりゃ観ない訳いかないっしょ(^^;

スティーブン・スピルバーグ製作総指揮&マイケル・ベイ監督という世界最強のブロックバスターコンビ。少なくとも映像だけは楽しませてくれることは間違いないと思ってましたが、まさにその通りになってしまいました(^^; 映像の破壊力に反比例するかのような、スピルバーグの童心丸出し、勧善懲悪の単純なストーリーは、もったいないなぁと。

【ネタバレです】
a0031718_23362293.jpg

オープニングから見せ場たっぷり。カタール基地でいきなりヘリが変形した時は、鳥肌モノでした!後半のロボット同士の戦いより、基地での戦いや砂漠でのサソリロボとの戦いの方が、断然面白しろかったです。

アメリカ空軍が協力してるそうですが、あれだけ格好よく撮ってもらったら、文句ないでしょうね。軍事マニアじゃなくとも必見。ただ、敵も見方もがロボットということで血も出なけりゃ痛みもないだけに戦争への罪悪感を感じさせない映像は、アメリカ政府にとっては嬉しい限りかもね。

車や飛行機に変身するのは、同じ形の車両や機体をトレースしてるように見えるんだけど、そう考えるとあのサソリはどうなってるんでしょうね?機械じゃなくてもOKなんだろうか。

ロボットへ変形するシーンは早すぎて目が着いていかない。なんだかルービックキューブの名人が一瞬で完成させるのに似てる(^^; せっかくならスローモーションぐらい入れてくれてもいいのにと思ってたけど、元のアニメも変形は、あくまでもキャラクターの動作の1つという定義らしいです。そんなところまで踏襲することなく、じっくり見せてくれたら拍手ものでしたよ。

正義の味方ロボが、あまりにも人間臭い。サム(シャイア・ラブーフ)とのやりとりは面白いんだけど、緊張感が薄れますね。お父さんに見つからないように隠れるロボたちの礼儀正しさが笑えました。

変形ロボはトランスフォーマーより、マクロス派です(^^;

2007年8月18日(土) ワーナー・マイカル・シネマズ高松
トランスフォーマー@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2007-08-24 23:38 | 映画レビュー
「大日本人」
10代の多感な時期に、欽ちゃん、ドリフ、ひょうきん族、どれとも違う笑いがあるということを知らしめてくれたダウンタウンは今でも好きです。最近、トーク番組しかやらないのが残念だったけど、まぁ40代になったから、昔のようなパワーはないのかなと半分諦めてたんんですよね。だから松本人志監督がコメディ映画を作ったと聞いて、待ち遠しくて仕方ありませんでしたよ。

封切前の1週間、これでもかと監督がTVに出まくってましたね。10億もかけたらしいので、やっぱり必死なんやなと思いつつ、さんまやタモリと共演する姿が新鮮で、映画の番宣を超えて楽しめました。それに雑誌も松本人志特集一杯あって、立ち読み大変(^^;

これだけ書いてなんですが、この作品に関しては映画としての期待はそれほどなく、彼の「笑い」が今も私の心に響くかを確認するつもりで観に行ってきました。結果、そういう見方をしたのは正解だったと思います。ダウンタウンの、もっと言えば松本人志のコントが好きじゃない人は観ない方が賢明でしょう。

この作品は既存の映画の枠組には入らないんでしょうね。簡単に言えば映画の形を借りたコント。10分でやる内容を肉付けして2時間の映画にした感じなんですよね。だからといって、退屈するでもなく、個人的には松本人志の笑いが好きだということを再認識できた作品でした。ただし、カルト的要素がかなり高いと思いますので、人には薦めませんけど(^^;

【ネタバレです】
a0031718_017860.jpg

ときおり現れる獣を退治することを代々職業としている、大佐藤(松本人志)にインタビューしていく形式で物語が進んで行きます。最近のヒーローものと同じように、敵と戦っていない普段の姿を描いてるんですが、ここまで私生活をさらしてるヒーローはないんじゃないでしょうか(^^; インタビュアーがズケズケと聞いてくるとこなんか、逮捕状を出される前の容疑者のインタビューを逮捕した後にニュースで見ているような感覚に近い気がしました。

大日本人に変身して戦うということ以外は、本当に普通の人なんですよね。
奥さんと別れて、実際には半年に1回なのに、子供に月1回会ってる、もっと会いたがってるんだと言ってしまうことや、名古屋のスナックのママと嬉しそうに、はしゃぐ姿とか、バツ一男の寂しさが浮き彫りになるような哀愁を感じました。4代目お祖父ちゃん、ボケて自分で電流ながして巨大化って、当事者なら笑うに笑えないけど、やっぱり面白い(^^) 

獣と戦ってるシーンは、贅沢にCG使って、見た目の面白さはあるけど、ジワジワと面白さが沸いてくるのはやっぱりインタビューシーンなんですよね。それに自分のことしか考えてないマネージャー(UA)とのスポンサーを巡る話も、なんでそんなに立場弱いのってのが、不思議だけど好きですね。

問題のラストですが、
「これから実写版でお送りします。」と画面に出たときは意味がわからなかったけど、『実写版ってコントのことかい!』って思わずつっ込んでしまいました。お金がなくなって、ああした訳じゃなく、それまでが壮大なフリやったということなんだろうけど、あのまま終わるとは思ってなかったです。

エンドロールで宮迫博之と宮川大輔の名前が出てきたので、どこに出ていたんだろうと思った瞬間、最後のコントが始まり宮迫と大輔の声が聞こえてきたのは、完全にタイミング計ってましたね。

月収50万円ってこういう職業にしては、やっぱり安い?

2007年6月2日(土) 伊丹TOHOプレックス
大日本人@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2007-06-07 00:22 | 映画レビュー
「ドリームガールズ」
久々の映画レビューでございます。

劇場で観れて本当に良かった!
伊丹での上映が1週間伸びたおかげで、何とか間に合いました(^^;
最終週だというのに、シアター1でデカイ画面にサラウンドも良くて、ラッキー!
2時間10分のショータイムを満喫しましたよ。

【ネタバレです】
a0031718_23304159.jpg

ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)がステップアップするたびに奇麗になっていくんですよね。最初はすっぴんに近かったけど、しっかりメイクすると見違えるほど、華やかに。それに伴って自信を持って歌ってるように聞こえてきました。

彼女は最初、見た目だけでリードヴォーカルに選ばれたけど、カーティス(ジェイミー・フォックス)の演出で、歌声の軽さが時代に受けた。しかし、結婚後、カーティスに演出のお陰だと、なじられる。その後の決別を告げる曲での迫力は、ディーナという役柄ではなく、ビヨンセ本人の意地みたいなものが、伝わってきましたね。正直、そこまでは割を食ってる感が否めなかったけど、あのソロの曲で挽回できたと思う。

男目線で見れば、エフィー(ジェニファー・ハドソン)には申し訳ないけど、カーティス(ジェイミー・フォックス)の気持ちが移るのも、仕方ないのかなと思ってしまいました(^^; 声量と歌唱力には文句の付け所がないし、嫉妬心を隠し切れない苛立ちは良かったですねぇ。ただミュージカル映画でない作品に出たときに、本当の演技力が試されると思うので、早く次の作品を観てみたいです。

エディ・マーフィーの落ち目の歌手というのが、妙にリアル。でも芸達者なところは観ていて一番楽しかった。ジェイミー・フォックスは、一応主役なんですよね?あのヒゲが貧相に見える(^^;

とにかく最初から最後まで、パワフルな歌声に魅了させられて、元気がもらえた気がします。

2007年4月12日(木) 伊丹TOHOプレックス
ドリームガールズ@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2007-04-23 23:31 | 映画レビュー