【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「ダーウィンの悪夢」
ずっと観たかった映画です。現地の映像とインタビューだけで構成されていて、中盤は少々眠気も起こりました。でも、寝てしまうと”悪夢”にうなされると思い我慢しましたよ(^^;

数百種の固有種のすみかで、“ダーウィンの箱庭”と呼ばれていたヴィクトリア湖に放たれた外来魚が巻き起こす悪夢を追ったドキュメンタリー。カメラはナイルパーチ景気に湧く魚輸出業者と、新しい経済が生み出した貧困の光と影を映し出す。そして、魚を運ぶためにアフリカにやってくる飛行機が積んでいるものの正体が、徐々に明らかになっていく。世界規模で行われている搾取の実態が描き出されている。 Yahoo!映画より
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タンザニアのヴィクトリア湖畔で4年間に渡って撮った映像は、貧困、飢餓、ストリートチルドレン、HIVの蔓延など、知識として知っていても、実際に目の当たりにすると、この世の地獄を見た気になる。映像の影響力を感じました。

だからこそ、気になったことがあります。
一晩、1ドルで警備をする男にたびたびインタビューしてるのですが、
『タンザニアの人は給料が良い兵士になりたがってると、しかし戦争が起こらないと雇ってもらえないから、国民は戦争が起こることを望んでいる』と言うような内容です。かなり悲惨な映像を見せつけられると、納得しそうになるけど、さすがに偏った意見でしょう。その証拠に彼以外の戦争希望論者にはインタビューしてないんですよね。多数の国民が自国で戦争起こって欲しいと願ってるとしたら、それの方が地獄じゃないですか。

映画の最初と最後に、魚を輸出する飛行機が武器を積んで来てるんじゃないかという話になります。監督はこの辺りをナイルバーチから始まったグローバリゼーションの行く末としたいのだとは思う。しかし、「ロード・オブ・ウォー」を見ていても魚があろうとなかろうと武器はアフリカに運び込まれているんだろうし、問題はあの空港の管理がずさんなことの方が大きい。映画ではナイルバーチがすべての元凶のような印象をうけるけど、武器密輸の問題はもっと根深く、魚に関係なく起こりうることだと思う。

いろいろと書きましたが、非常にインパクトがあってアフリカの今を切り取った映像であることは確かです。知識で知ってるから、いいやと思うのではなく、知ってる人ほど観て欲しい作品だと思います。

2006年1月21日(日) 梅田ガーデンシネマ
ダーウィンの悪夢@映画生活
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by borderline-kanu | 2007-01-23 22:19 | 映画レビュー
「WATARIDORI」
過去の鑑賞作を掲載してます。

まさにヒーリングシネマ。野鳥の王国というかんじです。
渡り鳥が越冬のために何千キロという長旅をすることは、知識としては知っていても、実際の生態は分からないので興味深く見れました。

監督、製作はジャック・ペラン。『ニュー・シネマ・パラダイス』のお父さん役の人。野鳥が生まれた時から一緒に過ごして馴らしたとのこと。だから人間を親と思ってるそうです。これは、「渡り鳥の生態を追えば映画として受けるぞ。」といった様な安易な企画ではとてもできなかったと思うし、製作者側の心意気を感じます。

この作品はどうしても劇場で観たかった。
面白そうだと思ってたけど、DVDを家で見てたら2時間近くも集中できる自信がないからね(^^;、見終わって劇場で見て正解やったと思いました。

2003年7月21日(月) シネマ・アイリス
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by borderline-kanu | 2006-08-28 00:41 | 映画レビュー
「ホワイト・プラネット」
Wカップ中に3本映画を観たうちの2本目。
映画の日なので2~3本観たいところだけど、慢性的寝不足だったので、1本が限界。なるべく短いやつと思って選択しましたが、良く考えると、ネイチャードキュメントは、面白いのは確かだけど眠さも半端じゃないんですよね(^^; それでも今回はしっかり最後まで挫折せずに観れました。

【ネタバレというか見どころ紹介】
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ホワイトプラネットという題名どおり、北極の1年を通じての動物たちの生き様を魅せてくれました。そのなかでも主役級はシロクマの親子。どうやって撮ったのかと考えてしまう冬眠中のシロクマ親子の映像には驚きました。親のでかい体の下で、よく潰されないなぁと感心しましたよ。

ズキンアザラシは顔に浮き袋があって、ブフォって膨らますんですが、これが北斗の拳でやられる悪役みたいで、「アベシ」とか「ヒデブ」って聞こえてきそうなんです(^^; 一人北斗の拳ごっこできるズキンアザラシは凄い!

長い角(正確には牙)を持つイッカクが群れをなしてる姿は初めて見ました。次々と角を突き出し、海上に上がってくる姿は、神輿を担ぎ練り歩く祭りを想像させる。そして良く見ると角が白と黒のマーブルになってるところは、お茶目ですねぇ~

羽が生えたペンギンかと思ったのが、ウミガラス。体の色使いはペンギンそっくりなんだけど普通に空を飛べる。それだけでなく、水かきが付いていて、海中ではペンギン並みに早く泳げるんです!ペンギンって飛べるんだって思ったぐらいですよ。

「地球上のもうひとつの惑星、北極。この目で見る風景は数十年後見られなくなってしまうかもしれない。」温暖化のために、この景色も変わるし、動物たちもいなくなってしまうかと思うと目に焼き付けようと思いますよ(^^)

2006年7月1日(土) 伊丹TOHOプレックス
ホワイト・プラネット@映画生活
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by borderline-kanu | 2006-07-13 23:41 | 映画レビュー
「モンドヴィーノ」
おいしいワインはどうしたらできるのか?というような内容だと思っていたのですが、ワイン業界新旧の戦いは非常に興味をそそりました。ワインどころか、お酒が飲めない私なので、味に関してどっちが良いとかは正直わからないけど、新勢力のやり方は汚いなぁと思います。ここは一つ山岡士郎(美味しんぼ)にでも出てきてもらうしかないかな(^^;

【ネタばれ気味でつらつらと】 ↓こいつが悪の権化?! ミッシェル・ロラン
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このドキメンタリーの切り口が面白くて、
ワインというのは、その土地ごとの個性が重要と考えられてきたが、最近は世界のどこでも画一的な味のワインが増えてきて、個性がなくなってきている。消費者の立場から見れば、安価で美味しいワインなら歓迎なんだろうけど、個性がなくなっていっても良いのだろうか?

さらに、画一的なワインを造る技術を持った人物(ミッシェル・ロラン)と業界に影響力のあるワインの批評家(ロバート・パーカー)が親しい仲で、批評家が良いと言ったワインは必ずといっていいほど、値段が上がってヒットする、これで本当にいいの?

と言った内容なんですが、フランスの昔からワインを造り続ける人たちと新興組とのインタビューを交えながらワイン業界の今を見せてくれる。ただ、どこまで行っても話しは平行線なので、中盤は少しダレてしまった。

ワインだけに限らず、10月に行ったフランスでもチーズは農家で作るものより、工場でできるものが多くなっていたりと、新しい技術が進めば、せめぎ合いはあるものだと思う。そう言えば、今日の「危険なアネキ」でも名前は「みながわ」でも中身は違う!って言ってましたね(^^;

出来レースのようなやり方が当たり前になって、しかも消費者が置いていかれてるのなら、そこが一番問題だと思うんですけどね。

フェラガモ一族の1人がトスカーナの村を丸々買い上げて、そこでワインを造って、今はリゾート地になってるらしい!金持ちのやることは理解できませ~ん。

2005年11月23日(水) 梅田ガーデンシネマ
モンドヴィーノ@映画生活
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by borderline-kanu | 2005-11-28 23:07 | 映画レビュー
「皇帝ペンギン」
野生動物ドキメンタリーは好きなんだけど、「WATARIDORI」、「ディープ・ブルー」ともに途中で心地よく寝てしまいました。今作もそんな不安を抱きながら、鑑賞したんだけど、映像だけでなく、冷房効きすぎで寒かったので寝れる状態じゃなかったよ(^^; それと賛否あるだろう、あのナレーション。次は何言い出すか興味深々で起きてられました。
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字幕版で良かった。多分吹替ならアホらしくて見る気失せてたと思う。
ペンギンの生態にも詳しい人たちが考えたんだから、あながち間違ったことは言ってなんだろう。ただ、ペンギンのことはペンギンしか分からないんだから、やたら家族愛を強調するような台詞は好きじゃないな。

それに本当に同じペンギンを追いかけていたかは、撮影スタッフでも分からなくなってんじゃないの(^^; でも映像に限れば、文句のつけようがない!あの極寒の地で8800時間もフィルムを廻したそうです。最高の作品を創ろうとするプロの仕事だと思いました。

ペンギンの生命力を見ていると、命の尊さを今更ながら感じます。厳しい自然とのサバイバルに生き残ったものだけが、人生を謳歌できる。そう思うと人間がどれだけ恵まれた環境にいるか、どんなに苦しくても自ら死を選ぶことは許されないのだと。

なかなか見ることが出来ないペンギンの生態は驚きの連続で画面に釘付けになりました。この作品がフランスでもアメリカでもヒットしたことで、動物ドキメンタリーで擬人化ナレーションが当たり前のようになるのではないかと、不安で仕方ないなぁ(^^;

2005年8月14日(日) シネ・リーブル神戸
皇帝ペンギン@映画生活
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by borderline-kanu | 2005-08-16 22:40 | 映画レビュー
「パリ・ルーヴル美術館の秘密」
ルーヴル美術館のスタッフ(なんと1200名!)に密着して、普段見れない働きぶりにスポットを当てたドキメンタリー。

以前ルーヴルに行ったことがあって、1日ではとても見きれないほどの展示品の数々を身をもって体感したので、どういう風に運営されてるかというのには興味深々です。

オープニングは夜のルーブル(ひょっとしたら倉庫かも)を懐中電灯照らしながら、絵や彫刻を映し出していくんですが、もうこれが、子供の時に読み漁った、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンが盗みに入ったシーン見たいで、1人でワクワクしてしまいました(^^;

その後は展示会場を作っていくシーンやら、医者が出てきてマウス・トゥ・マウスの練習をしたり、スタッフが仕事用のスーツを合わしたりと普段のルーブルの仕事を淡々と進んでいくのですが、これがまた眠い。隣の方は完全にいびきかいてましたが、私も所々記憶がとんでます(^^;

楽しみにしていた作品なので、後悔はしてませんが、睡魔との戦いは辛かった。もしこれから見る方は睡眠時間をたっぷりとってからどうぞ。

2005年1月22日(土) OS劇場C・A・P
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by borderline-kanu | 2005-01-24 00:07 | 映画レビュー
「アザー・ファイナル」
サッカー好きもそうでない人も、映画好きもそうでない人も
一見の価値あり!


日韓ワールドカップ決勝の6時間前、もう一つの決勝戦がブータンで行なわれていた。FIFAランク202位のブータンと203位のモントセラトの最下位決定戦。はじめて聞きましたモントセラト(^^)

知ってました?ブータンの国技がアーチェリー、モントセラトがクリケットだということ(^^;この作品はこの試合が行なわれることが決まってから、終了までを追いかけたドキメンタリーです。試合はほんの10分ほどで、そこに至るまで紆余曲折がありながらも、どこかほのぼのした雰囲気を満喫できます。

結果は言うまい。
ここには勝ち負けよりも大切なものがありました。
ブータン meets モントセラト
公式HPはこちら

2004年10月22日(金) DVD
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by borderline-kanu | 2004-10-24 00:03 | 映画レビュー
「華氏911」
前作のようなブラックユーモアを期待している方には、向いてないです。

マイケル・ムーアは、ほとんど出てこなくて、ほとんどセリフのみ。もちろん彼らしい場面もあるけれども、全体的には笑えません。私は、やるせなさや怒りの気持ちの方が、はるかに大きかったです。
でも、現役の大統領相手に喧嘩売ってるんだから、それで良かったんじゃないかと。もっと軽いタッチで描くことはできたはずだが、そうすると彼の決意が中途半端なのもに見えてしまうし、観客にも伝わりません。

この作品がドキメンタリー映画であって、事実であるのは確か。ただ真実かどうかを見極めるのは、観客一人一人です。


【ネタばれ】

マイケル・ムーアは編集と演出の上手さは抜群、こき下ろされるブッシュは堪ったもんじゃないでしょう(^^;大統領から引きずり降ろしたいという強い意志を感じます。

立派な人物が行う独裁政治と悪政を行う民主主義を比べたとしても民主主義の方がマシだと思います。どんなに酷い人を選んだとしても、それは国民の総意だから。政治に対して能動的か受動的かの違いです。だからといって、独裁者だから、テロを支援している(に違いない)から、大量破壊兵器を持っている(に違いない)からといって、勝手に攻めることは許されることではない。ブッシュが単純に政治家として能力ないことはさて置いても、国よりもブッシュ家(金)のために仕事をしているのであれば、大統領としての資格はないでしょう。

マイケル・ムーアはストレートど真ん中で勝負してきた。インパクトは絶大で人に訴える力はあると思う。だけど、うまくいきすぎで、(映画の)胡散臭さも増したような気がする。観客は色々な情報を得ることができる。たとえ見たときには知らないことでも、家に帰ってネットで検索したり調べる手段はいくらでもある。上に書いたようにブッシュを擁護する気は一切ないけど、絶対的正義なんてものはないんだから、時代劇や子供向けアニメのような勧善懲悪的な内容は逆効果じゃないだろうか?

どちらにしても11月の大統領選は大注目ですね。そしてこの作品は大統領選挙前に見ないと、面白さは半減します。


ここまで書いておいて、なんですが実はこの作品を見て、一番印象に残ったのは、ブッシュがどうのこうのという所じゃないんです。

実質失業率50%、人がいなくなって廃屋ばかりが増えているマイケル・ムーアの故郷、フリントの惨状です。昔、日本はアメリカの10年あとを追っかけていると言われてました。(今はどうなんでしょう?)

私にはフリントの現状を他人事とは思えなかった。日本は今後人口がどんどん減っていきます。相変わらず住宅は作られてるけど、1億人切ったら間違いなく家は余ってきます。人件費は下がらないだろうから、雇われるのはアジアの人たちなんてことになったら、フリントのような都市が日本全国にできてしまいそう。

国のために戦争しても、儲かるのは一部の人達、国の中から壊れていくようなら、何のために国があるのか判らなくなるなぁと。

長々と書いた割には、まとまりがなくなってしまいました(^^;

2004年8月24日(火) ナビオTOHOプレックス
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by borderline-kanu | 2004-08-28 01:58 | 映画レビュー