【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
タグ:映画 ( 374 ) タグの人気記事
「わが教え子、ヒトラー」
1944年12月、連合軍の攻勢の前に国家存亡の危機にさらされたナチス・ドイツ。宣伝相のゲッベルスは、新年1月1日にヒトラー総統の大演説によって国民の戦意を劇的に高揚させる起死回生策を思いつくが、肝心のヒトラーは自信を喪失し、引きこもり状態。そこで、彼に全盛期のカリスマ性を取り戻させる困難な任務を託されたのは、かつての名優で、今は強制収容所にいるユダヤ人教授だった…。(Amazon.co.jp)

「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエがヒトラーを指導するグリュンバウム教授を好演しています。彼はこの作品を撮った後に亡くなられていたんですね。まだ54歳、これからも演技を観たい俳優の1人だったので、非常に残念です。

【ネタバレです】

まずオープニングで惹きつけられてしまいます。頭から血を流しながらも、力のこもった目でヒトラーの演説に集まった大観衆を眺める男のアップ映像と「これは実話である。」という字幕。

嬉しのか楽しいのか興味深く周りを眺めるこの男の表情が気になって仕方がなくなります。そして本当に実話なの?という好奇心をくすぐるんですよ。
これはラストシーンを冒頭に持ってきているので、結末が容易に想像がついてしまうのですが、それを上回るインパクトを与えたんじゃないかと思います。

この作品は、シニカルなユーモアに溢れてます。コメディという雰囲気は全くないのだけど、ヒトラーやナチスをこれでもかと滑稽に描いているんですよね。

執務室に篭ってグリュンバウム教授と2人で演説のトレーニングを行なうのですが、ヒトラーは殴られて気絶し、犬のように吠え、子供の頃に父親から受けた虐待を語りだす。そしてナチスの親衛隊は、命令を実行するために数え切れないぐらい書類にスタンプを押さなければならない。鸚鵡返しのように「ハイル・ヒトラー」を繰り返し、ベルリンは空爆で廃墟になっているのに映画のセットのようにハリボテを立て、パレードを行なう。

こういった笑いがこみ上げてくるシーンも多々あるのですが、教授がユダヤ人であるがゆえに、ヒトラーに対する憎しみを内に秘めている。監督もユダヤ人ということで、単なるコメディで終わらせないという思いが伝わってきました。

2009年11月29日(日) DVD
わが教え子、ヒトラー@ぴあ映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2010-01-13 21:58 | 映画レビュー
「空中庭園」
原作は読みました。心が晴れることはないのだけど、人物描写が生々しくて印象に残る作品でしたので、映像化でどうなるか楽しみでした。原作は家族それぞれの視点での独白が多かったのですが、映画は絵里子(小泉今日子)が中心に組み立てられています。

「家族で秘密を作らない。」というルールのもと、理想的な家族を作ってきた絵里子には誰にも言えない秘密があった。しかも家族もそれぞれが秘密を抱えていた。

【ネタバレです】
a0031718_2315787.jpg

オープニングで家族が出かけた後、グーグルのストリートビューのように街の様子を道路からの目線でカメラが映し出すシーンがありました。画面を揺らしたり、回してみたり、気分が悪くなった頃にやっとタイトルが現れるんですよ。正直先が思いやられました…

他にも、絵里子が母親を殺したいという気持ちを表現する心象風景や、ラストの血の雨とか無駄に長くて、非常にテンポが悪いんですよね。映像になるとこうなってしまうかもしれないのですが、なんだかホラーちっくでした(^^;

逆に良かったのは、夫の愛人であり息子の家庭教師(ソニン)と絵里子の母親(大楠道代)の誕生日会での絵里子の本音が吐き出るシーン。これは原作では、夫の愛人視点での話で、ここまでぶっ壊さなかったのですが、もう1人の愛人(永作博美)からかかってくる電話を母親が取ったり、絵里子が母親に対して死んでくれと言ったりと、家族が崩壊しても仕方がないぐらいの弾けっぷりでした(^^;

表面だけ取り繕っても、心の底に溜まってる膿を出し切らないと、上手くはいかないと考えれば、これは家族の再生に向けて必然だったのかも。

娘(鈴木杏)がパパ(板尾創路)にママを愛しているかと尋ねるシーンがあります。「若かった時の夢を捨て、今の仕事にしがみつき、ちっぽけな団地の中で家族を支えるなんてのは、愛がなければできない。」 誰でも多かれ少なかれ、自分を犠牲にしないと、家族が成り立たないということを端的に表したセリフやったなと思います。

そしてラスト。夜になっても誰も帰ってこない部屋で待つ絵里子。母親から電話がかかってくる。「誕生日おめでとう。今日のうちに電話がしたくて…」 絵里子は今日が自分の誕生日ということを忘れていた。
他の家族も誕生日のプレゼントを持って帰ってくる。彼女が目指したのは「秘密を作らない」ということ。でも自分の誕生日を忘れていた彼女に対する嬉しい秘密だったんですよね。理想的な家族とは何なのか、そもそも理想的な家族なんてあるのか、そんなことを考えてしまいました(^^;

2009年11月28日(土)DVD
空中庭園@ぴあ映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-12-18 23:15 | 映画レビュー
「フィッシュストーリー」
TUTAYAに行くと、伊坂作品の新作が3品、どれにしようか悩みましたが、唯一原作を読んでいないこの作品を選んだ。「アヒルと鴨のコインロッカー」を見事に映像化した中村義洋監督作というのも決め手になりました。

「フィッシュストーリー」って、ほら話って意味だったんですね。映画の登場人物と一緒に驚いてしまいました。「僕の孤独が魚だったら・・・」ちょっと変な歌詞だし、私も魚関連の話?って思ってましたよ(^^; 

【ネタバレです】
a0031718_1441751.jpg

逆鱗というバンドのアルバムに入っている1曲である「フィッシュストーリー」、全くのオリジナル曲で、劇中何度も流れるのですが、本当に映画にマッチしていました。

小説の中での音楽というのは読む人の想像で自分の好みに変えられるけど、映像になってしまえば、そうもいかない。観客を満足させるのって、意外と難しいと思うのですが、私は原作を読む前に観たというのもあって、斉藤和義プロデュースのこの曲は良かったと思います。

特にレコーディングシーンではフルコーラス歌ってたんですが、彼らの歯がゆさと歌えることの嬉しさが伝わってきましたよ。曲中の無音部分が物語のポイントの1つで、レコーディングで明かされます。独断でヴォーカルが語りを入れたのがNGとなり、取り直さずに無音にするのですが、バンドメンバー全員の気持ちを代弁する言葉に思わず熱い気持ちが込上げてきます。

レコード屋の話(2012年)、気弱な青年の話(1982年)、シージャックの話(2009年)は、この曲と関連があります。(かなり繋がりが薄い話もありますが。)肝心の隕石墜落(2012年)は、さらに微妙な気もしますね(^^; どこかに曲が出てきて欲しかったなぁ。

それでも、壮大なほら話としては、十分楽しめました。全ての話が繋がり、ラスト5分でダイジェストで流されるのですが、ここは爽快としか言い様がないですね!ストーリーもジャンルも全く違いますが、「アイデンティティー」のラストを思い出しました。

2009年11月23日(日)DVD
フィッシュストーリー@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-12-12 14:48 | 映画レビュー
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
タイトルから想像するにもっと激しい戦いが繰り広げられるのかと思いきや、1978年の栃木の片田舎という舞台設定も影響してか、どこか牧歌的な感じさえしました。

この頃の私は小学生で、子供だったというのが一番大きいかもしれませんが,振り返ってみると今よりは全体的に時間の流れはゆっくりだったような気がします。そんな時代でも、こんな遊び半分のいたずら(本人たちはいたって真剣)の掛け合いなんて、ありえなさそうですが、和ましてくれる作品でした。

【ネタバレです】
a0031718_221513100.jpg

駐在さんとのいたずら合戦から、後半は手術を拒む少女のために病院から打ち上げ花火を見せるために、花火大会から盗んでくるというお話。

上手くいきすぎなところも多々ありますが、茶目っ気のあるいたずらの数々はやはり楽しい。大人気ない駐在さんの佐々木蔵之介がいい味出してましたね。飯に連れて行くと言って、山に置き去りにした時の得意満面な顔が忘れられません。しっかり仕返しされてましたが(^^;

気楽に観るにはちょうど良い作品でした。

2009年11月16日(日)TV録画
ぼくたちと駐在さんの700日戦争@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-12-04 22:17 | 映画レビュー
「ワルキューレ」
レンタルしてきたDVDを見ていると原題が載っており「VALKYRIE」と書かれていた。これバルキリーかなと思って調べると、北欧神話に登場する女神たちワルキューレの英語読みなんですね。
こんなところで「超時空要塞マクロス」に出てくるバルキリーに出会えるとは思ってもいなかったので、映画とは全く関係ないけど書いてみた(^^;

最初、戦場でドイツ語の会話だったので、「おっ!」と思ったらトム・クルーズが出てきたとたん英語に変わりました。これは英語だけど本当はドイツ語なんだよと言いたいのかもしれませんが、はっきり言って逆効果じゃない?
だれもトム・クルーズがドイツ語を喋るとは思ってないし、ハリウッド映画なんだから、そういうところには最初から期待していないと思うんだけど・・・

【ネタバレです】
a0031718_22581666.jpg

ヒトラーが暗殺でなく自殺だったということは知っている。でも、数十回もヒトラーの暗殺計画があったことや、具体的な計画は全く知らなかったので、先が読めるにも関わらず、ドキドキしながら手に汗握ってました!

脚色されてはいるでしょうが、かなり忠実に再現してるらしいですね。ヒトラーを暗殺することだけが目的になっていた反対派の軍人と違って、シュタウフェンベルグ大佐(トム・クルーズ)は、混乱に乗じて元々ヒトラーが準備していた叛乱対策の「ワルキューレ作戦」を逆手にとることを思いつく。一気にナチス政権を追い落とし、ドイツを立て直すことまで考えていたぐらいだから、頭が切れる男なのでしょうが、残念ながら仲間に恵まれなかった。

シュタウフェンベルグが狼の巣を脱出して3時間何も出来なかったことが最大の失敗でした。もしはないけども、上司のオルブリヒト将軍(ビル・ナイ)が「ワルキューレ作戦」を発動させていれば、ひょっとしたらこの叛乱は成功したんじゃないかと思わずにはいられません。

いよいよ決行となり、狼の巣で爆弾の準備をするシュタウフェンベルグは、手が不自由だからなかなか上手くいかない。会議開始を知らせに来た将校に気づかれないように必死になる姿は、いつも冷静なイメージでしたが、自らの命を懸けた勝負のにかける意気込みとを感じさせてくれました。

ヒトラーの死が確認できないことで決断できないオルブリヒト将軍、あの段階まで来ても保身を考えてるところが、ヒトラーの力の強大さを物語っていた気がしました。

暗殺の計画者であるシュタウフェンベルグの内面に迫って描ければ、もっと深みのある作品に仕上がったと思いますが、十分に楽しませてもらいました。

2009年10月17日(土)DVD
ワルキューレ@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-11-15 23:01 | 映画レビュー
「チェンジリング」
クリント・イーストウッドの作品は近年のものしか鑑賞したことがありませんが、爽快な気分にはなるような作品はないけれども、いつの間にか画面から目が離せなくなり、感情に直接訴えてくるものがあるところが魅力です。

調べてみたら、初監督作品が私の生まれと同じ年!もう来年は80歳ということを考えれば不思議じゃないのでしょうが、人生の機微を知ってるだけでなく、映像として表現できるのは凄いと思います。「グラン・トリノ」も早く観なくちゃ。

【ネタバレです】
a0031718_8164692.jpg

これが実話と知っていなかったら、ちょっと警察ありえないと思ってしまうほどの酷さですね。クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の息子ウォルターは9歳にもなるのに、他人で誤魔かせると確信してる警察が滑稽に思えるのは今の感覚なんでしょうか。

背丈も違う、顔も違う、割礼されてる!、歯医者も学校の先生も他人だと言ってるのに、警察の高慢さがクリスティンとの会話で浮き彫りにされていく。こんなに一方的なところを見せられると、クリスティンに肩入れして観てしまいますよね(^^;

誘拐を手伝った少年の告白を聞く刑事のタバコの灰が落ちるシーンは、ありがちかもしれないけどインパクトがありました。この告白をきっかけにウォルターの失踪と子供の連続殺人事件が繋がり、中盤から物語は大きく動きだす。

連続殺人犯であるゴードン(ジェイソン・バトラー・ハーナー)が裁判で、2年収監の上死刑という判決が下りた。日本と違って、自分が死刑になる日まで宣告されるのは精神的にかなりキツイでしょうね。

彼が死刑執行直前になり、クリスティンと面会して真実を話したいと連絡が来る。ここで犯人がペラペラと話し出したら、映画的には盛り上がるなという思いと、しっかり築きあげた物語がエンターテイメントしすぎるかなという気持ちで観ていました。話さなかったのか話せなかったのか、結果的には犯人の2年間の心の葛藤が垣間見れた気がして、これしかない展開でしたね。

口封じのために精神病院に入れられるクリスティンを見ると、アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー助演女優賞を受賞した「17歳のカルテ」を思い出しました。

あの作品を観た時、これからの活躍を予感できたけど、演技派として進むと思っていたので、アクション映画ばかりに出演していたのは残念な気持ちでした。でも今回、渾身の演技を見せてくれて、これからの出演作に期待が膨らみましたよ。

2009年10月12日(月)DVD
チェンジリング@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-11-02 08:16 | 映画レビュー
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
DVD借りてから上映時間が3時間近くもあることに気づいて少し後悔。長い映画も劇場で観る分は仕方ないと思うのですが、家だと子供がいるとこれだけの時間集中することができないのが難点です。でもなぜか大人しくしてくれたので、助かりました(^^;

80歳で生まれ若返っていく男の話。不幸にしようと思えばいくらでもできると思うし、そういった映画かなと想像していたのですが、ベンジャミンがどちらかと言うと幸せな一生を過ごした(少なくともマイナスだけない)ところに、人生の味わい深さを感じました。

【ネタばれです】
a0031718_22461270.jpg

デイジー(ケイト・ブランシェット)が死ぬ間際の病院で娘にベンジャミン(ブラッド・ピット)の日記を読んでもらうところから始まります。
この日記を読むことで、ベンジャミンだけでなく娘の知らなかったデイジーの人生も明らかになってくる。とても丁寧に2人の人生を追っかけてますが、特に前半は現在に戻るのが頻繁で話の流れが切られがちな気がしました。

ベンジャミンは生まれた時から、いつ死んでもおかしくないと医者に言われていたので、体が丈夫になり若返っていくのが実感できるたびに、老人顔で嬉しそうに笑う姿がとても印象的だった。生まれた時から死が身近にある分、彼はチャレンジすることに積極的だったのかな。
最後もデイジーの腕に抱かれ息を引き取るなんて、羨ましい死に方ですよね。

デイジーはベンジャミンが普通の老人とは違うと見抜ぬく。子供の直観力って、大人には見えないものも感じてしまう所があると思うのだけど、まさにそういったシーンでした。

お互いに惹かれながらも、年齢と見た目のギャップに上手くいきませんが、2人がちょうど実年齢に相応しい年頃から一緒に過ごすようになったのは必然なんでしょうね。

それにしても2人のメイクは素晴らしかったです。10代から80代まで全く違和感なく観れました。デイジーが交通事故で入院し、ベンジャミンがパリまで見舞いに来た時、「本当にあなたなの完璧。」と言っていましたが、全編通して、2人とも完璧でしたよ!

オープニングで、ボタンを使ってワーナーブラザーズとパラマウントのロゴを表現してた意味が分からなかったけど、父親の会社がボタン会社と知って、ニヤッとしてしまいました。
雷に7回撃たれた男は、ルパン3世にありそうな感じでしたね(^^;

2009年10月11日(日)DVD
ベンジャミン・バトン 数奇な人生@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-10-25 22:51 | 映画レビュー
「ワールド・オブ・ライズ」
リドリー・スコット監督、2008年の作品。
ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)とエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)、CIA中東担当の諜報部員と現場にはほとんど行かない上司という「踊る大走査線」と同じ構図ながら、2人の間に友情なんてものは一切ない。

チームとして協力するどころか、独善的に指示を出し現場を掻き乱すホフマン。ラッセル・クロウが見た目にもかなり太っていてびっくりしたんだけど、この役にはぴったりでした。自分さえ良ければという自己中丸出しで、嫌な上司の典型みたいな人ですね。なんだか昔の上司を思い出しますよ。メガネをずり下げて、上目遣いで冷ややかに見るところなんてそっくりなんですもん(^^;

【ネタばれです】
a0031718_2330433.jpg

架空のテロ組織をでっち上げるのって、実際はあんなに上手くいくとは思えないけど、自分が知らないうちにテロの黒幕かのように仕立て上げられる様子は背筋がぞっとしますね。

その標的になったヨルダンの建築家サディキが殺される可能性なんて非常に高いにも関わらず、詰め段階まできて、保護しようと言い出すフェリスは良くわかりません。優秀な工作員として描かれてるので、非情な部分も持ち合わせてるはずだと思っていたから、あの場面で彼の優しさ、もしくはとまどいを描く必要性を感じないんですよね。

レオナルド・ディカプリオは自分が演じたい役にやっと年齢が追いついてきたかなと思います。いつも感じる未見の深いシワも、前作の「ブラッド・ダイアモンド」あたりから気にならなくなってきたしね(^^;

ヨルダン情報局のハニはスマートさが胡散臭く感じましたが、フェリスを助け出した後のホレ見たことかという顔は愛嬌ありました。

全体的には上手くいきすぎな感じも否めませんが、フェリスとホフマンのやり取りだけでも面白いし、アフリカは画になります。派手なアクションがあるわけでもないのに緊張感が持続する、良質のエンターテイメントでした。

街の郊外にある広大なゴミの山、雰囲気のあるロケ現場見つけたなと思ってましたが、全部作り物だと聞いて驚きました。元々は本当のゴミの山なんですが、そこにあるゴミを全部片付けて、きれいなゴミを一面に配置したそうです。予算があるとやることが違いますね。

2009年9月27日(日)DVD
ワールド・オブ・ライズ@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-10-13 23:38 | 映画レビュー
「20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり」
映画化なると聞いて、慌ててコミック大人買いした(こちら)しました。リアルタイムより一気に読めたので、話のつながりも理解しやすかったです。
前半から中盤にかけて謎が謎を呼ぶ展開で、非常に面白かった反面、最後は少し残念な感じでした。

原作と違うラストらしいので、そこには期待大ですが、とりあえず第1章。
第2章が公開される時の、TV版「もう一つの第1章」も鑑賞していたので、あまり変わり映えしないんじゃないかと思ってましたが、かなりカットされていたようで、(逆にTVのみのシーンもあった。)新鮮な気持ちで観れました。
a0031718_21545612.jpg

キャスティングは本当に豪華でしたね。同窓会シーンだけでも贅沢な使い方です。それに中心人物たちは、顔もそっくりで原作を知っていると感情移入しやすい。ただ、それぞれのエピソードを割愛した分、顔ぐらいは似せとけばというような感じにも思えた。

登場人物が多いだけに、時間の制約もある中、難しいのは重々承知してますが、個性的な面々が薄っぺらくなってしまったなぁという印象です。原作を読んでいるとイメージができているので補完できるけど、初めて観ると、ベルトコンベアーに乗せられてるように話が流れていってしまいそうです。

後は、映像化されて緊張感があまり伝わってこないんですよね。
原作読んでる時から違和感あったけど、あのハットリくんのお面なんて、特に浮きまくってた気がします。原作に忠実に作ってる(第1章は)ところは、嬉しい反面、これならアニメの方が良かったんじゃないかとも思いました。

3部作にしたのは賢明な判断だとは思うので、第2章、第3章と期待しすぎずに鑑賞したいと思います(^^;

2009年8月21日(金)TV
20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-08-27 22:02 | 映画レビュー
「P.S. アイラヴユー」
夫婦喧嘩を長々と見せられた割に、その後が仲直りしてベットインというありきたりの展開と薄々感じていたヒラリー・スワンクにラブストーリーは似合わない説が、オープニングで判ってしまったので、期待値低めで観始めました(^^;

【ネタバレです】
a0031718_13352235.jpg

アメリカ映画では死ぬと埋葬されるシーンばかりだったから(例外は「ゾンビーノ」かな。)、火葬して骨壷に入れるというのは新鮮でしたね。しかも日本のような飾り気のないものではなく、置物としても使えそうな豪華なモノ。骨壷は亡くなった後もずっと一緒にいたいという気持ちなんでしょうか。

定期的に送られてくる手紙はジェリー(ジェラルド・バトラー)に頼まれた母親が手配していた。
一応、謎として引っ張る割には、それしかない答えなんですよ。夫を突然失った悲しみから、新たなスタートを切るまでのホリー(ヒラリー・スワンク)心の葛藤を描いていくのがメインなんで、誰が送ってたかを探るミステリーではないんですけど、それならもう少し早めにバラして、母親の苦労をコメディタッチで描いても良かったんじゃないかなと(^^;

ラストで同じような境遇のベンジャミンと上手くいっていたら、いかにもと言う展開だったので、いい関係にならなくて良かったと思います。

アイルランドの風景は、そのまま観光誘致ビデオとして使えるぐらいの美しい映像でした!

2009年8月1日(土)DVD
P.S. アイラヴユー@映画生活
[PR]
by borderline-kanu | 2009-08-23 13:35 | 映画レビュー