【ハイサイ、シーサー♪】       映画・サッカー・競馬!
by borderline-kanu
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「蛇イチゴ」
「ゆれる」、「ディア・ドクター」の西川美和監督デビュー作品。
リストラされたことを隠してる父(平泉成)、ぼけた祖父を押し付けられても耐えてきた母(大谷直子)、正義感の強い小学校の教師の妹(つみきみほ)、勘当され詐欺で食いつないでる兄(宮迫博之)。この家族の建前、外面の良さ、見栄、プライド、そういったものが剥がれていき、本音があらわになる。会話と絶妙な心理描写で登場人物の人となりが丸裸になっていく様は、どんどんとせつなくなっていくけど、西川ワールドに嵌ってしまいます。

【ネタばれです】
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演出に毒がありますね(^^; シュールで笑えないが上手い。
嘘をつくとそれを守るためにどんどんと嘘を重ねてしまうと言う話をしている時に、リストラされたのにスーツ姿で電車に乗る父の映像を流して、いずれ発覚することを予見させてみたり、また、妹の婚約者が家に来て、父と会話してる時の打ち解け合って話しているようでいて微妙な雰囲気を表現するのに、ぼけた祖父が空気を読まずに食事をがっついてる姿をアップで撮ってみたりと、観ていると胸がキュンと(ときめく方じゃないです。)してしまうんですよね。

祖父の死とともにあっという間に崩壊していく家族。そんな中、戻ってきた兄に頼ることで思考停止してしまう親に対して、兄を信じることができない妹。兄役の宮迫が詐欺師ぽいなぁという目の演技が抜群でした。

妹のクラスの男の子が生き物係で世話をせずに遅れてくるのを、お母さんが病気だからと言い訳する。でも周りの子供はその日お母さんが街を元気に歩いてる姿を見たと言う。子供たちが男の子が嘘を言ってるという雰囲気の中、妹は男の子を諭すのだけど、ある女の子が「本当にお母さんは病気じゃなかったんですか?」と先生に聞くんですよ。文章では伝わりにくいとは思うけど、嘘と思い込んでいた中のひょっとしたら真実かもしれない一言に鳥肌立ちました!

このシーンが終盤の展開とも繋がっているんですよね。兄に任せると家族がバラバラになるから追放するしかないと思い込んでいた妹にとって、家に蛇イチゴがあったことは衝撃だったと思います。狼少年が本当のことを言っても誰も信じてくれないように、兄も妹から信頼されてなかったけども、蛇イチゴによって、妹の見方が変わるのだろうか。

救いも無い話でラストの解釈は人それぞれだと思いますが、嘘のかたまりのような兄の良心を見せたことで、ひょっとしたらと思わせるのは、意地が悪い(^^;

2009年7月20日(月)DVD
蛇イチゴ@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-08-16 19:33 | 映画レビュー
「僕らのミライへ逆回転」
監督がミシェル・ゴンドリーでジャック・ブラックが主演なら観ないわけにはいきません。ミッシェル・ゴンドリーの作品は「エターナル・サンシャイン」、「恋愛睡眠のすすめ」と3作品目ですが、主人公の設定が風変わりな方が、独特の映像と相性良さそうですね。コメディかと思っていたら、ラストはとってもハートフルな展開で、劇場で観れなかったのがもったいなかったと思わせる作品でした。

【ネタバレです】
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変電所で半端じゃない感電をして、磁気を帯びてしまうジェリー。いかにもジャック・ブラックらしいとんでもな役柄で期待値がぐんと上がりましたよ。磁気を帯びたせいでマイク(モス・デフ)が任されていたレンタルビデオ店のビデオが全部消えてしまう!そこで自分たちでリメイク映画を作ろうという後先考えない発想が大好き(^^)

リメイクする作品が、「ゴーストバスターズ」や「ロボコップ」、「2001年宇宙の旅」、「キングコング」などなど、ハリウッドの大作だからこそチープさが余計にツボでした。客たちもクレームではなく、面白がってさらに観たがり、自分たちまで出演してしまうという、なんでもありなところが、手づくり映画の面白さを見せてくれた気がします。

オープニングで有名なピアニストの伝記的なモノクロの映像に、ジャック・ブラックや腹に何か詰めたモス・デフが演技してるのを見て、どういうことだろうと不思議でしたが、映画を観終わって、思わずオープニングを観返してしまいました。

ただ一つだけケチをつけると、邦題のセンスないっす(^^;

2009年7月19日(日)DVD
僕らのミライへ逆回転@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-07-30 22:05 | 映画レビュー
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
ファーストガンダム世代で、アメトークのエヴァンゲリオン芸人しか観た事がない人の感想です。ファンの方は軽く読み流してください。

劇場版はTV版から変更があるといっても基本的な知識なしに観るには、少々厳しいですね。後でWikipediaで調べてなるほどと思うことも多かったです。
そういったものを差し引いて考えても、物語の先は気になるものの、正直面白さが判りません(^^;
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年齢もほぼ同年代の開発者の息子がパイロットとして敵と戦うところや、戦うことの意義を見出せないところなど、ガンダムと似ている部分がありますよね。ただ親子仲も良くないようなのにわざわざ呼び寄せて初号機のパイロットにする必然性が感じられない。この辺りはアニメをちゃんと見れば解決するんだろうなと思いながらも、もどかしかったです。

シンジが最初に初号機に乗り歩いただけで、本部がざわめいたけど、勝てると思って乗せてるはずなのに、歩くだけで凄い的な雰囲気も乗り切れませんでした。

逆にガンダムと決定的に違うところは、敵にも感情移入できるかどうかという点です。ランバ・ラルの生き様やシャアの復讐への執念とかジオンの方に共感できる人も多いんじゃないかな。それに比べると使徒には強さはあっても、思い入れる余地はないですからね。それならウルトラマンの怪獣の方がよっぽど魅力があります。

もう1つ物足りないのは、戦いに戦略的な面白さがないところ。使徒がリリスを奪い返しに?第3新東京市に攻めてくるのを撃退することの繰り返しなんですよ。戦術としてヤシマ作戦は見応えはあったけれども、基本フォーマットが同じなんで飽きてきます。

第6の使徒がジオフロントにドリル状になって攻撃してくるシーンは、ウォシャウスキー兄弟が参考にしたんじゃないかって思うぐらい「マトリックス・レボリューションズ」で人類の都市ザイオンへセンチネルの大群が押し寄せるシーンと似ていましたね。

良くも悪くもアニメを観ていない人には敷居が高い作品だと思います。

2009年7月5日(日) TV録画
ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-07-25 21:03 | 映画レビュー
「L change the WorLd 」
「デス・ノート」のスピンオフ作品。「デトロイト・メタル・シティ」を観て、松山ケンイチの成り切り演技が見たいと思い録画していたのを鑑賞。

「デス・ノート」は過剰演技の藤原竜也=夜神月と人を食ったような松山ケンイチ=Lのデスノートを巡る頭脳戦。TVで観ただけなので思い入れがある訳でもないのですが、お互いの裏のかきあいは興味深く、クライマックスに向けての盛り上がりは楽しめました。
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自分の死を賭けて夜神月を倒したLの最期の23日間、今までと全く違ったアクティブな姿が見れます。ただ、この方向性は成功だったんでしょうか?外に出ることでイメージのギャップが面白い部分でもあるんだけど、個人的には無理やり外に出て戦うより、頭での戦いを突き詰めて欲しかったかな。

映画館で観る時は監督が誰かぐらいは知った上で観ていますが、TVだとダメですね。スピンオフだから監督も一緒なんだろうと勝手に思い込んでました。なんだかホラー演出が凝っているなぁと思ってたら「リング」の中田秀夫監督作品だったとは(^^;

監督としては決められた設定の中で自分の得意分野を出せたんじゃないかと思いますが、ワクチンに侵されるシーンにあんなに力入れなくてもって思いました。ストーリーは凡庸だから、余計に違和感があったんですけどね。

飛行機の乗客・乗務員はみんな助かったんでしょうか?少なくとも5-10人ぐらいは亡くなったと思ってたんだけど、的場(高嶋政伸)が歩いてタラップから降りてきてましたよね・・・ ウィルスで死の直前まで行ってたのに、そんなにワクチン効果は劇的やったんですかね(^^;

FBI捜査官に見えないナンチャン(南原清隆)、Lと並んだ姿はコントやってるんですか?って感じでした。

2009年5月24日(日) TV録画
L change the WorLd@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-06-22 00:01 | 映画レビュー
「ぐるりのこと」
30歳で結婚した男女の10年間の物語。

誰でもがという訳ではないだろうが、子供がいることで夫婦の関係はより密接になっていくものだと思う。少なくとも私は、子供を育てるのに1人では立ち向かえないと感じているし、子供の成長が自分たちの成長でもあるのかなと最近思い始めた。この作品を見るタイミングとしては非常に良かったと思います。

【ネタばれです】
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翔子(木村多江)は自分さえしっかりしていたら、カナオ(リリー・フランキー)と上手くいくと思っていたが、生まれたばかりの赤ん坊を失って心が折れてしまった。2人とも同じように喪失感はあるにしても、心の受け止め方は正反対だった。カナオが書いた娘のスケッチを見て、やっと彼も娘を大事に思っていたことにに気づく。子供が亡くなったというのに、会話がなかったことが翔子をどんどんと孤独へ追いやっていく。そんな時こそ夫婦で支え合わないといけないのだろうけど、現実はそう上手くいかない。

正直言って、カナオを見てもどかしくて仕方がなかった。彼が彼女のことを大切にしているのは話の端々や行動で分るものの、逃げないで面と向かわないと夫婦であっても伝わらないんですよね。

客観的に見ているから、カナオみたいなことはないと今は言えるけど、自分やヨメさんがウツになる可能性だってあるかもしれない。その時、腫れ物の触るような感じではなく、本気で向かい合うことの大切さというのを教えてくれた気がします。

子供が生まれる前に夫婦生活で口げんかするシーンをはじめ夫婦2人の会話が、この作品の一番面白いところです。お互いの気持ちが繋がる会話のリアルさが好きですね。

リリー・フランキーは、この役は彼しかいないというぐらい、自然体な演技はぴったりでした。こういうちょっとダメ男的な役しか向いてなさそうなのも確かなんだけど、まぁ俳優じゃないですもんね。

教訓:手は小さいほうが良い(^^;

2009年5月5日(火) DVD
ぐるりのこと。@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-05-30 09:28 | 映画レビュー
「デトロイト・メタル・シティ」
とにかく最初から最後まで笑いっぱなしで楽しかった。原作読んだこと無いけど、読みたくなりました。

ヨハネ・クラウザーII世(松山ケンイチ)は見た目も含めて個性的なキャラだとは思ってましたが、レコード会社の女社長(松雪泰子)のぶっ飛び具合を見てちょっと嬉しくなりました。あれぐらい強烈な社長じゃないと、ポップミュージシャン志望の根岸崇一(松山ケンイチ)をデスメタルの世界へ引き摺りこめないでしょうしね。それにしても彼の声を聞いて、真逆なバンドのボーカルに抜擢するなんて慧眼です(^^;

【多少ネタバレです】
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見事にギャップのある2人を演じわけた松山ケンイチがいたからこそ成り立った作品と言っていいでしょうね。社長に部屋の中を荒らされて、根岸のまま、「恨み晴らさずでおくべきか。」とクラウザーさんの声ででつぶやくシーン。あそこで2人のキャラがシンクロすることで、より親しみを憶えましたよ。

実家に帰って弟を更正させようと、クラウザーさん変身して稲を刈り、トラクターを運転する。そして仲良く家族とご飯食べたりするのが、当たり前の光景のように見えてきて、不思議な気がします。あの姿とのギャップは本当に目に焼きつきますね。

なんでクラウザー様じゃなくて、クラウザーさんって先輩みたいな呼ばれ方なんですかね(^^;
 
2009年5月6日(水)DVD
デトロイト・メタル・シティ@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-05-21 14:29 | 映画レビュー
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
インディ・ジョーンズシリーズ4作目。
持ってるDVDの6割がユーズドで、DVD化を待ちわびて買うということがほとんどないのですが、コンプリートBOXが出たときに予約して買ったぐらい、前3作品はどれも好き。そして今作は、3作品の良いとこ取りしながら、オカルト的要素がふんだんに詰まった作品になりました。そこが好き嫌いがはっきりでそうですね(^^;

【ネタバレです】
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19年ぶりの新作ということで、映画の中でも同じぐらいの時が過ぎてるという設定というのは、ハリソン・フォードのために正解だったと思うけど、インディの世界観に戦後は似合わないですね。核実験という当時の技術の粋を集めたものとインディの姿は違和感を感じました。それに冷蔵庫に入って脱出するぐらいなら、あのシーンを削除した方がすんなりしたのかなぁとも思います。

核実験シーン以降、相手はナチスからKGBに代わったものの、追いつ追われつクリスタル・スカル争奪戦は、スピード感満点。息子が現れるのは、「最後の聖戦」の裏返しだし、アマゾンの原住民たちは、「魔宮の伝説」を彷彿させます。懐かしのマリオンとの再会、お約束の大量動物シリーズなど、昔のインディが戻ってきた気になりますね。

こうやって一つずつ見ていくと、ファンには絶対に楽しめる内容がてんこ盛りなんだけど、なんだか話の繋がりは良くない。それもこれも宇宙人のせい?! ラストのラフさはシリーズ一番じゃないでしょうか(^^;

それでも結婚式は良かったと思います。これでさすがにハリソン・フォードでは続編作らないでしょう。

2009年5月3日(月) DVD
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-05-11 22:10 | 映画レビュー
「レッドクリフ Part I」
先日TVで鑑賞しました。
三国志は中学生の頃から人形劇、ゲーム、小説、漫画と何かしら関わりがあって、あの男たちの世界がずっと好きでした。
西洋の歴史スペクタルが上映されるたびに、ハリウッドの技術で三国志を映画化して欲しいと思っていたら、ハリウッドもアジアも知ってるジョン・ウーが100億円かけて映画化すると聞いて、心躍りましたよ~

三国志の物語は大きく、三国志正史(歴史書)と三国志演義(小説)に分れていて、日本の作家が書いているのは演義をベースにしているのが多いと思います。しかも様々な解釈をしていたり、オリジナルの人物がいたりするので、三国志の大枠は同じでも細かいストーリーは好みの問題だと思います。
じゃあ、この映画の解釈に納得したかといえば、中の下ぐらいかなと思いますが、元々膨大な物語である上に、赤壁の戦いに特化すると言っても、時間に限りがあるので、三国志が好きな人ほど、大らかな気持ちで(上目線ですか?)観るのが正解だと思います(^^;

一騎当千の関羽、張飛、超雲、趙雲、甘興(オリジナル)が見事なぐらい均等に活躍するようにできていて、ファンとしても嬉しいところです。
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見所はなんと言っても八卦の陣!
これは小説を読んでいると敵には破りづらい陣構えということは判るのですが、どうもイメージできなかったんですよね。それが映像として映し出されると、一目瞭然で食い入るように観てしまいました。

ただ分離させた敵兵に将軍たちが1人で突っ込んでいくのは映画ならではでしょう。エンタメ活劇の始まりです!新しい将軍が出るたびに、どんどん演出過剰になるんですもん。盾の間から、バーンと登場するところなんて、コロッセオで戦う剣士のような感じがしました。

関羽はいきなり青龍偃月刀を槍のように投げてましたが、あれは投げて1人倒すより、振り回したほうが、よっぽど効率的に倒せるはず。それに彼が投げる時は死ぬ時でしょうしね。さらに張飛は素手で戦ってるやん!しかも馬に体当たりしてましたから(^^; 周瑜も負けじと飛び出して行きましたが、指揮官たるもの普通ならあんなリスクは負わないでしょう。しかも射られた矢を抜き、馬に乗ってる敵の首筋に刺すなんて、盛り上げるためとは言え笑わせてもらいました。

劉備と孫権が同盟を組んだとしても、周瑜と諸葛孔明の関係はライバルです。周瑜は孔明を殺す機会を窺い、孔明は呉が全面的に曹操と対決するように仕掛ける。表面的には仲良く見えても、肌が粟立つぐらいの緊張感を期待していたので、昔からの友人のような2人には違和感があったなぁ。

結局、文句ばっかり書いてますが、三国志の映像化というだけで単純に嬉しかったんですよ。
ヨメさんが曹操をTOKIOのリーダー(城島)に見えるとポツリと言ってから、城島にしか見えませんでした(^^;

2009年4月12日(日) TV
レッドクリフ Part I@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-04-14 23:48 | 映画レビュー
「X-MEN ファイナルディシジョン」
アメコミの映画化って本当に多いですね。
このシリーズは1作目、2作目とハル・ベリー目当てで観てきたので、ここまできたら最後もと思って鑑賞しました。シリーズものが回を重ねると、どんどん規模が大きくなっていくことが多いけど、この作品もそういった典型的なパターンです。ブライイアン・シンガーが監督しなかったというのも大きいかもしれません。

1作目観た時にウルヴァリンの毛むくじゃらで、髪の毛が半端に逆立ってる姿が生理的に受け付けなかったんですよね(^^; 3作目になると慣れたからかもしれないけど、逆毛もおとなしくなってない?

【ネタバレぎみです】
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ミュータントの能力を消して、普通の人間になれるキュアという薬を巡っての人類対ミュータンとの争いにX-MENが絡んでくるのですが、ミュータントもさらに増えて、頭数だけでも揃えてもねぇという感じかな。当然1人1人の出番は極端に少なかった。能力見本市みたいで、キン肉マンの超人をみているようでした(^^; 本当に登場人物が多いので、多くが雑魚キャラ扱いになってます。サイクロプスなんて、あれだけで死ぬとは誰も思わなかったでしょうね。

ミュータントのコラボ技はもっと見たかった。マグニートーが車を飛ばして、パイロが炎上させたり、ウルヴァリンを投げ飛ばして爪で攻撃したりとなかなか楽しめました。

ウルヴァリンのスピンオフぐらいで終わらせるのが、無難だと思うけど、まだまだ続編できるらしいですね(^^;

2009年3月29日(日) TV録画
X-MEN ファイナル ディシジョン@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-04-05 21:56 | 映画レビュー
「チーム・バチスタの栄光」
原作→ドラマと来て、やっと映画に辿り着きました。
後の祭りですが、できれば映画→原作→ドラマで観たかったかな。ドラマは視聴率アップのため、毎回盛り上げないといけないというのがあるというのは理解できるけど、チームから3人も犯罪者出したら、さすがにまずいでしょ(^^;

少なくともドラマよりは先に映画を観たほうが楽しめると思います。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督であっただけに、期待してたんだけどね。

【犯人以外のネタバレです】
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これは原作を読んだ時にも思ったのですが、この世界観は漫画やアニメにするのが一番だと思う。登場人物のキャラが立ちすぎていて、リアルな映像ではイメージしずらいんですよね。それでも白鳥役をするなら、古田新太。芝居での演技はオーバーアクションなんで、白鳥のハチャメチャさは舞台俳優の方がしっくりくると思う。それに阿部寛やドラマの仲村トオルのようにスマート過ぎないほうが良いです。

ただ主役級なので興行的に考えると、誰にするかというのは限られてくるんでしょうね。それはもう一人の主役田口も一緒で、女性の竹内結子に変えることで映画が華やかになったけれども、田口の一見凡庸に見えても、冷静な観察力と意外と肝が据わってるあたりの懐の深さが見えてこなかったです。最後の謝罪会見は田口が一番輝くシーンだと思うのですが、田口は出ずにあっさり終わってましたしね。

2時間ほどで、収まりきる内容ではないのでピックアップしないといけないのは承知のうえですが、ことごとく原作の良さを消してしまって、普通の作品になってしまった気がします。

先ほど書いた謝罪会見もそうですが、解決に向けて犯人を絞っていく上で肝になる、田口と白鳥コンビによるバチスタチームの面談シーンも非常にあっさりしてました。

医療の問題としては、解剖ができないために本当の死因が解明できないという現実に対して、オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)という方法を提示している。これが犯人を見つける決定打になるんですが、日本ではまだまだ認められてないとのこと。死体をCTスキャンするという一見乱暴な考えかもしれないけど、医療の質を高めていくという見地で考えると普及してもおかしくない。そういった想いが原作からは滲み出ているんですが、映画になると全てが薄味な気がしました。

どうしても原作を先に読むと厳しくなってしまうのですが、観終わった後にあーだこーだと話す分には楽しめたと思います(^^; 「ジェネラル・ルージュの凱旋」も原作が先になりそうなので、映画はDVDかTV待ちです。期待はしないけど楽しみにしておきます。

2009年3月11日(木) TV録画
チーム・バチスタの栄光@映画生活
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by borderline-kanu | 2009-03-17 23:55 | 映画レビュー