「マトリックス」つながりで、ウォシャウスキー兄弟の初監督作品借りてきました。
これが意外と見っけもん!「マットリックス」シリーズの何十分の1の予算でも、彼ららしいスタイリッシュな映像と最後まで結末の見えないストーリーに引き込まれました。映像的には、特に最後の白ペンキの中に赤い血が飛び散るシーンがキレイ!
【ネタバレです】
レズシーンぐらいまでは、たるい流れだと思ってたけど、金を奪う算段をしているところと実際の行動する場面がシンクロしながら進むので、同じことを2回見ることもなく面白かった。その後からは最後まですごくテンポ良かったと思う。
最初にジーナ・ガーションが猿轡されてる場面があり、途中でも何度か挿入されてるんできっと女二人裏切りがあるんやろうなと思ってみてたけど、これが監督の思うツボ。
シーザーも最初はただの間抜けなマフィアかと思ったけど、結構頭が切れて二人の計画が違う方に。ただ見てる側からすると一生懸命な分、やっていることがどんどん自分の首を絞めてるのが哀れに思えてくる。
「マトリックス」のイメージだけだと、ウォシャウスキー兄弟ただのアニメオタクと思ったけど、意外と引き出しの多いところを見せてくれた。次回作にかなり期待です。
2003年12月5日(金) VIDEO