最初の10分は、「川口浩が洞くつに入る♪カメラマンと照明さんの後から入る♪」こんなテーマが流れてきそうな(^^;シュールな川口浩探検隊(あるある探検隊とはちゃいますよ~)といった趣きでした。
かなり好みが分かれそうな作品。
楽天的でユルイです。家族や親子の話自体は悪くないけど、テンポが悪くなったなぁといった印象です。川口浩探検隊のノリで押しとおして欲しかった。
海洋冒険家スティーブ・ズィスー(ビル・マーレイ)とその仲間「チーム・ズィスー」は、長年海洋ドキメンタリー映画で名声を得ていたが、ここ数年は落ち目に。新作映画ではジャガー・ザメに遭遇し、チームの長老・エステバンがその餌食となってしまう。このドキメンタリーは散々な評価で、次回作のスポンサーもつかない。そんなズィスーの前に「たぶん、アナタの息子です」というネッド(オーウェン・ウイルソン)が現れる。ズィスーは彼をチームの一員に迎えると、ジャガー・ザメを追って新たな旅に出発する。
全員チームのユニフォームとトレードマークの赤い帽子をかぶって、海賊の本拠地へ乗り込むシーン、妙にほのぼのとしているのがシチュエーションとミスマッチで笑いがこみ上げてくる。変なことを大真面目に演じてる俳優陣が見どころ。また俳優以外にも海の架空の生き物たちも独特の雰囲気を醸し出している。
私はジャガー・ザメに食べられたエスティバンの話は作り話で(実際にかなり嘘くさかった。)どう言い訳して出てくるかがオチじゃないかと思っていたので、肩透かしをくらった気分でした。
非売品らしいのですが、チーム・ズィスー専用のアディダスのスニーカーが欲しい!
2005年6月4日(土) 梅田ガーデンシネマ
ライフ・アクアティック@映画生活