原作も前作も知らずに見たのですが、こんなにブラックな作品とは思ってませんでした。ヒネタ子供たちと、大人になりきれない工場長ウォンカ(ジョニー・ディップ)との対決?は見もの。
家は貧乏でも、ひねる事無く、普通に育ったチャーリー。
彼の家の近くには、ウォンカのチョコレート工場があるが、そこで働く人を町の誰もが見たことがない!ある日、「チョコレート工場に5人の子供を招待する」と張り出され、世界中でチョコに入っている5枚のゴールデンカード争奪戦が始まった。
【チョコっとネタばれ】
ティム・バートンらしい色使いの鮮やかさや小技の利かせ方は良いし、映画の完成度は文句無い。ただ、チャーリー(フレディ・ハイモア)が、残ることは分かりきってるので、最後にもう一つサプライズが欲しかった。一見奇抜で羽目を外してるように見えるけど、予定調和。それでも飽きさせずに見せるのはさすがなんだけど。
ウォンカの気持ちを代弁してるかのようなウンパ・ルンパたちのミュージカルシーンはどれも個性的で好きです。デタァ~って心の中で拍手してました(^^; 懲らしめられただけでは、簡単に性格は変わらない子供たち、喉元過ぎれば・・・ トラウマになってもおかしくないけど、ある意味現代っ子らしいリアルなところもあるなぁと思いました。
2005年9月23日(金) 伊丹TOHOプレックス
チャーリーとチョコレート工場@映画生活