日本完敗 ブラジルと豪州が決勝Tへ
一縷の望みにかけましたが、脆くも崩れ去りました。
これが実力ということなんでしょう。
ブラジル戦を観てはっきりしました。個人の技術は世界レベルに近づいてきているんじゃないかと思ってたんですが、ハイプレッシャーの中で力を出し切れるかということでは、まだまだ及ばない。そして決断力もワンテンポ遅れてると思います。
それでも玉田のシュートには、アドレナリン一気に噴き出しました。前の試合では個人的には柳沢より許せなかったけど、ビューティフルゴールでしたね。中盤右から左へ上がりながらサントスからのボールを引き出し、いい形でボールを持てたのが全てでしょう。だから落ち着いてシュートまで持っていけた。
でもここまで。あの時間帯で失点するかぁというほど、大きな1点がブラジルに入った。ロナウジーニョから右へ振られて、崩されてたけど、ゴール前しっかり4人いて、太っちょロナウドにフリーで打たせたらダメ。後半にも1点入れられて、ロナウドのリハビリゲームだったよ。
この3戦すべて後手後手、選手交代だけでなく、妥当な部分もあるけど、3バックから4バックに最後はFWを2人とも、とっ代えてみる。そういう準備をしてきたなら何もいうことはないけど、場当たり的にやってるとしかみえないんです。練習といえばシュート何本打ったとかというのが連日報道されてるのも、もっとやることあるんちゃう?と思ってしまう。
2002年の試合を見て、4年後は強いチームになるに違いないと思ってたけど、ホームのアドバンテージ(組分も含めて)がない状態では、お山(アジア)の大将でしかなかったということです。それでも監督の求心力や采配で補える部分もあったはずだが、自主性という言葉に振り回された4年だった。
既に次期監督候補の名前も挙がり始めてますが、ユース、オリンピック、フル代表を一貫して育成できる枠組みを作らない限りは、その場しのぎで監督を代えても、また種まきから始めないといけない。ジーコのようにオリンピックはやりませんだの、日本人コーチは必要ないなど、目先しか考えない奴はいらん。日本代表の形ができるこれからの4年になってほしいと思う。
日本 1-4 ブラジル