海賊ものは失敗するという定説?を打ち破って、大ヒットした前作から、待ちに待った第2弾の登場です。完結すると思っていたのに、3へ続くパターンとは気づきませんでした。これ以上ない場面で続きなので気になって仕方ありません(^^; 撮影は終わってるはずなんだけど次作は来年5月末ということで、1年近く待つのは辛い。でもDVD売ったりとか考えると、これぐらいが妥当なんですかね。
3の予告編があるに違いないと思って、長が~いエンドロールを待っていました。予告編はなかったけど、必見の笑えるシーンです。その後の運命はいかに!最後まで観てくださいね。
【ネタバレです】

海に流された棺桶から、ジャック・スパロウ(ジョニー・ディップ)が出てきた!またもインパクト大な登場シーンです。
今回は彼が話すシーンって、あんまり無かったような。どうしてもジャック・スパロウが主導権を握れず、ほぼ逃げ回ってるだけなので、余裕のある会話ができなかったのもあるのかもしれません。会話シーンの面白さというのも前作の魅力だったので、ちょっと残念でした。それを補うだけの表情の豊かさは相変わらず良かったですけどね。
最初の島は
「キングコング」のスカル・アイランドを彷彿させますね。原住民に囚われて脱出するまでは、計算しつくされた「8時だよ全員集合!」のようなコントです(^^;
火あぶりから脱出したジャック・スパロウの背中に通された棒に、原住民が投げたココナッツがこれでもかと突き刺さっていくとこなんて、ジャック・スパロウだから許されるんですよ。これ以外にも、ありえないんだけど、この映画の雰囲気でOKみたいなのが多かった。
ディヴィ・ジョーンズはビル・ナイやったんですね。あれじゃ誰かわからんなぁ。
クラーケンは半端じゃない強さですね。それにしても、どうやて操ってるのだか気になります。普段は船の下にクラーケン小屋があるんですかね(^^;
完結してないのは、がっかりでしたが、2作で1本と考えて、生気のあるバルボッサに期待したいと思います。
2006年7月17日 伊丹TOHOプレックス
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト@映画生活